鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

ミナ採り

2013-05-10 | 食べ物

南さつま市笠沙の黒瀬海岸へ磯遊びに行き、ミナ採りをしました。

鹿児島で、浅瀬にいる小さな貝をミナといいます。

 

黒瀬漁港。丸い石がたくさんあります。

 

沖の島は、沖秋目島。

 

この岩場で、ミナ採りをしました。

 

岩に付着したミナを採ります。

 

岩には、天然のカキが密着していますが、中身が小さいので、これは採りません。

 

クロミナなど、何種類かのミナを採りました。

 

様々な海の生物を観察できるのも、磯遊びの楽しみです。

 

磯で昼食です。おにぎりなど素朴なご飯でも、磯で食べるとおいしいです。

トンビが数羽、上空を旋回して、時々私たちに急接近しました。焼魚を前に置くと、さらっていきました。

 

ミナは鍋で煮て、爪楊枝や針で中身を出して食べます。磯の味と香りがします。

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冠岳

2013-05-08 | 風景

いちき串木野市の冠岳と、その周辺を散策しました。

冠岳は、秦の始皇帝の命を受けて、徐福が不老不死の薬を求めてやってきた、という伝説のあるところです。

 

木製アーチ橋の徐福橋。もうひとつ、仙人橋もあります。

 

中国式建物の望嶽亭。

 

中国式庭園の冠嶽園。

 

冠嶽園の前で野点が行われていて、地元のお茶をやっている方が接待をしていたので、お茶をいただきました。

作法も知りませんが、お茶を飲むと落ち着きます。

 

冠岳神社にお参りしました。

 

神社の横の花川渓谷を散策しました。中国風の橋がたくさん架かっています。

 

景観を損ねないように、岩を擬した砂防ダムです。後方左の山が東岳。

 

徐福の像。中国を向いて建っています。

 

冠岳(西岳)の麓にある鎮国寺。

 

冠岳(516.4m)。

徐福は、あまりの景色の美しさに自らの冠を頂上に捧げたそうで、これが冠岳の名前の由来です。

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霧島の花

2013-05-06 | 植物

韓国岳登山で見かけた花たちです。

 

キリシマミツバツツジ(霧島三葉躑躅) ツツジ科

麓に少し咲いていました。新湯温泉から新燃岳に行くコースに、この花のトンネルがありますが、登山禁止です。

 

キリシマミズキ(霧島水木) マンサク科

今の季節の霧島を代表する花で、山を黄色く彩っています。

 

キリシマミズキのアップ。

 

ツルキジムシロ(蔓雉筵) バラ科

麓にたくさん咲いています。名前の由来は、地面を這ってむしろのようになり、雉が座ることからです。

 

ハルリンドウ(春竜胆) リンドウ科

麓から山頂近くまで、たくさん見かけました。

 

オオカメノキ(大亀の木) スイカズラ科

別名ムシカリです。夏に赤い実をつけます。

 

ツボスミレ(壷菫) スミレ科

小さな白いスミレで、気をつけないと見過ごしそうです。

 

ミヤマキリシマ(深山霧島、ツツジ科)は、もう少し先ですが、少し咲いていました。

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韓国岳

2013-05-04 | 風景

韓国岳に登りました。去年の秋以来です。

 

硫黄山の近くから韓国岳を望む。中央は爆裂火口で、山頂は右側です。

 

白い山が硫黄山、右の台形の山が甑岳です。

 

えびの高原と、向こうの山が白鳥山。

 

犬と一緒に登る人が何人もいました。小型犬にとっては、結構大変でしょう。ハーハー息をしていました。

 

五合目から見たえびの高原と、向こうの山が栗野岳。

 

五合目から山頂を望む。家族連れが多く、5~6歳くらいの小さな子供もたくさん登っていました。

 

2時間で山頂(1700m)に到着です。えびの高原からの高さは500mです。

 

山頂から火口を望む。

 

山頂から大浪池を望む。

 

高千穂峰(1574m)と、手前が新燃岳。

 

新燃岳の火口はマグマで埋まっています。少し水蒸気が上がっていますが、最近活動は収まっています。

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和気神社の藤

2013-05-02 | 植物

霧島市牧園町の和気神社に行きました。和気清麻呂を祀る神社です。

 

神社の前の和気公園で、藤まつりが行われていました。

 

藤棚に、満開の藤が咲いていました。

和気清麻呂誕生の地である岡山県和気町から、苗木が贈られたそうです。

 

赤紫の藤。いい香りがしました。

 

白い藤。

 

紫の藤。カメラを向ける人がたくさんいました。

 

変わった種類の藤もありました。

 

白い藤の古木。

 

和気神社社殿。

和気清麻呂は、769年、僧侶の道鏡が皇位を奪おうとしたとき、これを阻み、道鏡の怒りを買って大隅国に流されました。

大隅に流される途中、宇佐八幡宮に参拝し、猪が護ってくれたという伝説があります。

  

狛犬の代わりに、猪です。

 

神社で飼われている白猪の和気ちゃん。

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