姶良市加治木町の性応寺(しょうおうじ)と森山家住宅を紹介します。
性応寺の門です。
鐘楼とお堂です。
新しくて立派な鐘楼です。
お堂。浄土真宗のお寺です。
親鸞聖人の像。
寺の隅に、与謝野鉄幹・晶子の歌碑があります。
鉄幹の父は、明治14年、本願寺鹿児島別院の加治木説教所(現在の性応寺)の僧侶として赴任し、9歳の鉄幹も父に従い、1年余りを加治木で過ごしました。鉄幹はタブの木を植え、その近くに歌碑があります。
昭和4年、鉄幹晶子夫婦は加治木を訪れ、歌を詠みました。
老の身の 相見て嬉し をさなくて 加治木の寺に 植ゑしたぶの木 寛
加治木なる 五つの峰の波形の 女めくこそ あはれなりけり 晶子
性応寺の近くに、国登録有形文化財の森山家住宅があります。
森山家は、加治木で鍋・釜を扱う藩御用達の鋳物師でした。左が土蔵で、明治37年に建てられました。
武家屋敷の様式を呈しています。
外から見た母屋です。