鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

都市農業センターの菜の花

2016-03-14 | 植物

鹿児島市犬迫町の都市農業センターへ、菜の花を観に行きました。

 

一面の菜の花畑。

 

ここは、去年の秋、コスモス畑だったところです。

 

菜の花の間を散策できます。まだ5分咲くらいで、今からもっときれいに咲くでしょう。

 

黄金色の菜の花。

 

向こうに見える建物が、研修などを行うところです。

 

菜の花畑の中心に、シンボルツリーのような木があります。

 

これは、タブノキです。

 

隣には、家庭菜園があります。1区画、年間3600円で借りることができるそうです。

 

食の森というコーナーがあります。食べられる果実がなる木です。これはヤマモモの木。

 

ムベ棚です。このほかに、ブルーベリーなどがあります。

(撮影日:3月12日)

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かからん団子

2016-03-12 | 食べ物

かからん団子を作りました。宮崎旅行のおやつとして、また同級生全員へのお土産として、私と妻で作ったのです。

 

サルトリイバラの葉。鹿児島では、かからん葉といいます。

「かからん」とは、触らない、という意味で、棘があるから触らない、ということからこの名がついています。

 

生地は、もち米粉にジューサーでつぶした蓬(よもぎ)を入れ、砂糖、塩を加えて、耳たぶくらいの硬さに練ります。

 

かからん葉で包みます。

 

蒸し器で20分くらい蒸します。

 

ざるに上げて、かからん団子の完成です。

 

もちもちした食感に、よもぎの香りがする素朴な味です。

同級生と食べるかからん団子は、また一味違っておいしかったです。

 

ふつ(よもぎ)餅も作って、お土産に渡しました。

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青島

2016-03-10 | 水辺の風景

宮崎市の同級生の蘭を見学した後、皆で青島へ行きました。

 

青島へ渡ります。三輪車がありました。

 

弥生橋を渡っていきます。

 

青島といえば有名な鬼の洗濯岩です。

硬い地層と軟らかい地層が、海底に交互に堆積して岩になり、その後隆起して、軟らかい地層が浸食されてできたものです。

 

三輪車で見学することもできます。

 

青島神社の門です。

 

青島神社社殿。山幸海幸神話にちなむ神社で、縁結び、安産、航海安全の神として信仰を集めています。

 

社殿の近くにある元宮。青島の中心に位置します。

 

真砂の貝文。青島は隆起海岸に貝殻が堆積してできた島で、別名「真砂島」というそうです。

 

この後、堀切峠にある道の駅に行きました。そこの展望台です。

 

展望台からの眺め。ここからも、鬼の洗濯岩が見学できます。

ミニ同窓会で小旅行と蘭の見学ができ、楽しい一日でした。

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同級生の蘭研究

2016-03-08 | 植物

中学の同級生が、宮崎市で蘭の研究、栽培をしているので、鹿児島の同級生と妻とで見学に行きました。

 

オーキッドラボ上山の上山保広さんです。自宅に研究室があります。

 

彼は、さまざまな蘭を交配させ、新種の蘭を作っています。試験管で培養し、ビンには各成長段階の蘭がありました。

基礎は習ったものの、その後は自分で研究してきたそうです。

 

パソコンには、彼が開発した多くの蘭の花の画像が保存されています。

 

自宅に隣接するハウスへ移動して、見学しました。

 

私は、大きくて華やかな洋ランを想像していたのですが、彼が研究しているのは小型の蘭です。

日本や世界の小型の蘭を収集し、それを交配させているそうです。中には、種子島の貴重な蘭もありました。

 

同級生に囲まれて、蘭の説明をする上山さん。

 

左のライターと比べて、大きさがわかると思います。

世界各地の蘭は、気候も環境も異なるため、1棟の温室で育てるのは大変なことだそうです。

 

月あかり。開発した新種の蘭の和名は、奥さんがつけるそうです。

 

中には、英国王室に献上した、彼の名前のついた蘭もあるそうです。

 

今は、花の少ない時期だそうですが、いくつかの蘭の花を見学することができました。

蘭に囲まれ、蘭研究の話も聴いて、いい時間を過ごしました。

 

蘭といえば、我が家に4~5鉢のシンビジウムがありますが、去年から次々に見事な花を咲かせ、今も咲いています。

こんなにたくさん花が咲いたのは、初めてでした。

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飯富神社の仁王像と杉

2016-03-06 | 巨樹・古木

霧島市牧園町の飯富神社を紹介します。3月4日に紹介した、石橋の宮之橋の先にある神社です。

 

鳥居の左右に碑があります。

 

右の碑には「明治二十七八年役紀念碑」とあるから、日清戦争のことです。

左の碑には「明治三十七八年役紀念碑」とあるから、日露戦争のものです。

 

対の仁王像があります。破壊されていません。

 

右の阿像。

 

吽像。

 

参道の階段を進みます。

 

社殿の前に、2本の杉の古木があります。

 

境内から見た杉の全容。

 

社殿側から見た下部です。

 

飯富神社社殿です。西暦900年代前半の創建といわれています。

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横瀬の田の神他

2016-03-05 | 田の神

霧島市牧園町の田の神を紹介します。

 

横瀬にある横瀬の田の神です。

 

2体の田の神が祀られています。地域の人に、大切にされているのがわかります。

 

白粉を塗られ、大きなメシゲを持っています。建立は1815年です。

 

左の小さな田の神。どちらも、赤いエプロンをかけられています。

 

田原公民館にある田原の田の神です。

 

建立は、1814年3月2日です。

 

メシゲを抱えています。

 

牧園麓にある田の神です。

 

右手で稲穂を担ぎ、左手にメシゲを持っています。大正4年の建立です。

 

隣にある水神の碑。

コメント欄は閉じています。

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下川原橋他

2016-03-04 | 石橋

霧島市牧園町の石橋を3つ紹介します。

 

塩浸温泉の少し上流にある下川原橋を右岸から見たものです。

 

上流から見た下川原橋。川は天降川の支流の石坂川です。

 

近景。

 橋長:12.97m

 幅員:3.69m

 架設年代:明治43年

 

左岸部です。

 

橋のところから上流を望む。岩が波状に浸食されています。

 

下川原橋を上流へ行くと、檍橋(あおきばし)があります。右岸から見たものです。

 

上流から見た檍橋。

 橋長:7.55m

 幅員:3.83m

 架設年代:明治31年頃

 

下流の現道橋の下から見る。

 

檍橋を上流へ行くと宮之橋があります。正面は飯富神社です。

上流で、河川改修工事中でした。

 

下流から見た宮之橋。

 橋長:10.3m

 幅員:3.04m

 架設年代:明治7年

これらの3つの石橋は、いずれも現役で使われています。

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大隅横川駅

2016-03-02 | 史跡

霧島市横川町の大隅横川駅を紹介します。

 

この駅舎は明治36年(1903年)に建てられました。嘉例川駅と同じ年で、鹿児島県で一番古い駅舎です。

造りも嘉例川駅と同じです。

 

内部。無人駅です。

 

改札口を通ってホームに行きました。

 

ホームの天井もレトロです。

 

柱には、第二次大戦で被災した機銃掃射の跡が残っています。屋根から柱を貫通しました。

 

ホームから見た駅舎。

 

駅舎内で、ひな祭りが行われていました。

 

いろいろな、手作り雛が飾られています。左右はひょうたん雛。

 

だるまさんの雛もあります。

 

庭には、石でできた雄雛と雌雛があります。

向こうの屋根の下に、文化庁の登録有形文化財のプレートがあります。

 

雄雛です。

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