鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

都市農業センターのスイレン

2016-06-12 | 植物

鹿児島市犬迫町の都市農業センターへ行きました。

 

春は菜の花、秋はコスモスが咲くところに、ひまわりの苗が植えられていました。咲いたころ、また来たいと思います。

 

幼稚園児が、見学に来ていました。

 

まず、農園を見学しました。これはズッキーニです。

 

食の森にヤマモモの木があります。実はまだ青かったですが、少し色づいているものもありました。

ヤマモモは、日持ちが悪いので流通していません。大量に実をつけていますが、収穫したらどうするのでしょうか。

 

グミは赤く熟れていました。甘酸っぱかったです。

 

ブルーベリーの実です。

 

水生植物園へ行きました。スイレン、大賀ハス、ハナショウブがあります。

 

スイレンは花がいっぱい咲いていました。ピンク、白、黄色の花があります。

 

スイレンのアップ。

 

大賀ハスは、つぼみが少しあるくらいで、花はまだまだでした。

 

大賀ハスのつぼみ。

(撮影日:6月10日)

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鹿児島神宮(2)

2016-06-10 | 史跡

鹿児島神宮の続きです。

 

参道の石橋を渡ります。

 

下流から見た石橋。下は川ではなく、水路です。

 

階段を登って境内に着きました。右が社殿です。

 

鹿児島神宮の勅使殿。

 

勅使殿の後ろにある拝殿と御本殿(右)。

入母屋造りの御本殿は1756年に再建されたもので、県内最大の木造建築です。

 

拝殿の中です。

 

天井の格子には、花や野菜の極彩色の絵が描かれています。

 

御本殿の横にある四所神社。

 

境内から下に降りると、御神田の横に宮内の田の神があります。県指定民俗文化財です。

 

大きなシキを被り、右手にメシゲ、左手にお椀を持った田の神舞姿です。建立は1781年です。

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鹿児島神宮(1)

2016-06-08 | 巨樹・古木

霧島市隼人町の鹿児島神宮を紹介します。まず、クスノキの巨木を見ていきます。

 

参道を進むと、両側にクスノキの巨木があります。

 

向かって右のクスノキの全容。大きく枝を広げ、樹勢がいいです。

 

下部。

 

根元。こぶがあります。

 

向かって左のクスノキの全容。

 

下部。

 

階段を登ってさらに進むと、雨之社があります。後ろにあるのが御神木のクスノキです。

 

御神木のクスノキの全容。根元付近からYの字に分かれ、そこに植物が寄生しています。

 幹周り:6.2m

 樹高:25m

 樹齢:800年

 

下部。

 

イチイガシの巨木もあります。

次回は、石橋、社殿、田の神を紹介します。

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伊勢海老

2016-06-07 | 食べ物

たまには違ったものが食べたいと、いつも利用しているスーパー以外の店に行ったら、伊勢海老があったので買ってきました。

 

姿も立派な伊勢海老。伊勢海老を食べたのは、いつだったか覚えていないくらいです。

 

刺身でいただきました。卵も入っています。ぷりぷりした食感で、ほんのりした甘みもあります。

 

残りは、みそ汁の出汁にしていただきました。いい出汁が出ています。

 

貝も買ってきました。がらという貝です。ゆでてから、爪楊枝で身を取り出して食べます。

この日は、普段食べない海の味をいただきました。

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知林ヶ島(2)

2016-06-06 | 水辺の風景

知林ヶ島の続きです。

 

 

遊歩道の階段を登って、島の上にある南展望台に着きました。鐘があるので、鳴らしました。

 

南展望台から砂州と魚見岳を望む。

 

島の案内板です。これから島を1周します。

順路は、南展望台、休憩所、灯台、北展望台、蛇塚、知林港、休憩所、南展望台の順です。

 

よく整備された道を進みます。

 

休憩所に到着です。右に行くと灯台、左へ行くと知林港です。

 

 

知林ヶ島灯台。ここからの展望はありません。

 

北展望台です。

 

北展望台からの眺め。中央右寄りの小島が知林小島です。

 

北展望台から魚見岳を望む。右の突き出している山が開聞岳、左が指宿市街地です。

 

蛇塚。知林ヶ島では、戦前からサツマイモや麦が植えられていました。

終戦後、島を開発する際、多くの蛇を殺したので、ネズミが増えて作物が食べられました。前からあった石塚に蛇を祀ったところ、ネズミが減って作物が育つようになりました。

 

知林港です。ここに着いて畑に通ったことでしょう。今は、畑はありません。

 

港から休憩所へ登っていきます。かつて農業に使っていた道と思われます。

 

前の写真の左にあるダチュラ。同じ木に、赤と黄色の花が咲いていました。

この後、休憩所、南展望台を通って帰りました。砂州の往復と島1周で、2時間少しかかります。

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知林ヶ島(1)

2016-06-04 | 水辺の風景

指宿市の知林ヶ島に渡りました。

 

知林ヶ島に渡る駐車場の近くから見た魚見岳です。

 

魚見岳の展望台から見た知林ヶ島。薩摩半島と砂州でつながっていますが、砂州は季節や時間によって、出現したり消失したりします。

左の小島は知林小島。

 

展望台から指宿市街地を望む。右の突き出している山が開聞岳。

 

知林ヶ島への渡り口にある展望台。

 

展望台から見た知林ヶ島。

これから島へ渡ります。渡れる時間帯を調べてから行くほうがいいです。

 

渡り始めて間もなく石の浜があり、木杭が立っています。何かの施設があったのでしょうか。

 

砂州を渡ります。知林ヶ島まで約20分かかります。

 

後ろを振り返って、魚見岳を望む。

 

砂州から大隅半島を望む。

 

砂州にある貝殻です。

 

知林ヶ島に到着しました。正面に人がいて、渡島証明書を発行してくれます。1枚100円。

 

島の上に行くには、渡った正面から右の海岸を進み、遊歩道を上がります。

 

遊歩道入り口。これから階段を登って島の上に行きます。

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食べ物の名前考(2)

2016-06-02 | エッセイ

食べ物の名前には、材料、料理法、調味料で表したものがある。

サバの味噌煮。

材料はサバであり、これを味噌味(あじ)で煮たものである、と、まことに明瞭でわかりやすい。

サンマの塩焼き、しかり。

だが、食べ物の名前は、このようにわかりやすいものばかりではない。

 

しらたきというのがある。こんにゃくの細いやつである。

こんにゃくは、色は黒っぽく、形は何の変哲もない板状で、使われる料理といえば煮物かおでんがほとんどである。

おしゃれな食べ物とは言いがたく、田舎者という感は免れない。

こんにゃくの一部がこれを嫌い、色を白くし、姿を細くして、きれいな滝に見立てて白滝と名乗ったのである。

 

○○のみぞれ鍋やみぞれ和えという料理がある。

みぞれとは、大根おろしのことである。

大根は、庶民的な食べ物で皆に愛されるが、大根役者、大根足というように、小馬鹿にされるところがある。

さらに「おろし」だから、大根より下に見られている。

大根の一部がこれを嫌がり、

「ほら、空から降ってくる霙(みぞれ)のようにきれいでしょ」

と、みぞれを名乗ったのだ。

 

だが、しらたきもみぞれも、いかに姿を変え名前を変えようと、しょせん元はこんにゃくであり、大根であって、お里は知れているのである。

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