鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

野田麓

2021-11-10 | 史跡

出水市の史跡巡りの続きです。まず出水市野田町の野田麓を歩きます。

 

菅原神社からスタートしました。菅原道真を祀る神社です。

 

神社でくつろぐ猫。

 

野田麓の通りです。この先約1kmの直線道路の脇に武家屋敷跡があります。

 

天神の石敢當です。

 

立派な武家門のあるお宅があります。

 

武家門です。

 

道路から別のお屋敷を見たものです。

 

玉石の石垣が並んでいます。

 

大日の仁王像。永林寺にあったものですが、廃仏毀釈で廃寺になりました。1751年の建立です。

 

阿像。左手が欠けています。

 

吽像。これは破壊されていません。

 

武家門が並んでいます。

 

手前の武家門です。

 

奥の武家門。

 

ここにも武家門があります。

野田麓は、多くの武家門が残されている風情のある通りです。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稲荷神社のヤッコソウ

2021-11-08 | 植物

前回、日置市東市来町湯田の稲荷神社を紹介しましたが、ここを訪れたのはヤッコソウを見るためでした。

 

社殿の横の駐車場から裏山へ入っていきます。

 

案内板に従って行きます。

 

ヤッコソウの群落地はテープで囲っています。

 

群落地が3か所あります。

 

地面からヤッコソウ(奴草、ヤッコソウ科)が生えていました。国指定天然記念物です。

 

シイノキの根元に寄生する高さ3~4cmの植物で、葉緑素を持ちません。これは花です。

10月から11月上旬頃出てきます。

 

奴さんに似ていることから、この名がついています。色は、乳白色から淡いピンク、やがて茶褐色に変化します。

 

森の小人のようなヤッコソウ。クリオネにも似ています。

 

そこだけ日が当たっているヤッコソウ。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稲荷神社の仁王像とクスノキ

2021-11-07 | 史跡

日置市東市来町湯田の稲荷神社へ行きました。

 

左右に2体づつ、計4体の仁王像があります。

 

右の大小の阿像です。

 

大きな阿像。

 

小さな阿像。

 

左の大小の吽像です。

 

大きな吽像。

 

小さな吽像。これだけ左腕がありません。

 

青面金剛像。1803年の建立です。

 

仏像。

 

境内から見たものです。阿像(左)の隣に、クスノキの巨木があります。

 

根本。

 

上部。

 

社殿の前に逆さの狛犬があります。

 

稲荷神社社殿。

島津家初代忠久公の母、丹後の局が風雨の中で産気づいたとき、住吉大社にある稲荷神社の狐が灯りをともして出産を助けた。このため島津家はこの神社を創建しました。鹿児島最古の稲荷神社で、稲荷信仰発祥の地です。

次回は、ここにあるヤッコソウを紹介します。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

板コンポスト

2021-11-06 | Weblog

以前、段ボールコンポストを紹介しました。微生物の力で生ごみを堆肥化するものです。

ポリ容器でなく段ボールを使うのは通気性をよくするためですが、弱点があります。強度が弱く、変形したり破れたりすることです。

段ボールより通気性は劣るかもしれませんが、板コンポストを作りました。

 

材料の杉板です。

 

カットします。

 

箱が完成しました。

 

横から見たものです。

 

蓋を付けます。

 

材料のピートモスともみ殻くん炭です。ピートモス3、もみ殻くん炭2の割合を入れ、水を加えます。

 

生ごみを入れ、よくかき混ぜます。今のところ、順調に堆肥化しています。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

霧島池巡り(2)

2021-11-05 | 水辺の風景

六観音御池を目指して歩いて行きます。

 

杉の巨木があります。六観音参拝のおりに植えられたもので、樹齢五百数十年です。

 

根元。霧島神宮など、南九州の古い神社に神木として植えられている杉と同じ仲間です。

 

杉に寄生した木が紅葉していました。

 

右に六観音御池が見えてきました。

 

ここにも杉の巨木があります。

 

上部。

 

隣に六観音堂があります。

 

見学台です。

 

見学台から六観音御池と韓国岳を望む。

 

池のほとりの紅葉は見ごろでした。

 

左の紅葉を望む。

池巡りコースは不動池までですが、隣にある硫黄山周辺が立ち入り禁止なので、ここから引き返しました。

 

帰る途中、頭上にヘリコプターが現れました。六観音御池の近くで足を痛めた人がいて、その救出のためです。

 

えびの高原から韓国岳を望む。

 

えびの高原に咲いていたリンドウです。

この日のえびの高原は、多くの人出でした。コロナが収まってきて、皆繰り出したものと見えます。

帰りに、さかいだ温泉(安楽温泉郷)に入って疲れをとりました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

霧島池巡り(1)

2021-11-04 | 水辺の風景

霧島池巡りに行きました。

 

えびの高原から池巡りコースへ行きます。

 

紅葉を眺めながら登山道を登ります。

 

途中に展望台があります。

 

展望台から韓国岳を望む。

 

噴煙を上げているのは硫黄山です。

 

アカマツ林を眺めながら進みます。

 

季節外れのミヤマキリシマが咲いていました。

 

赤い実です。

 

頂上が平らな甑岳。山頂に湿原があります。下に見える池が六観音御池です。

 

白紫池に着きました。

 

直径250mの火口湖です。

 

かつて、天然のスケート場がありました。

 

向こうの山は白鳥山です。

 

右に韓国岳が見えます。

 

紅葉を眺めながら六観音御池へ歩いて行きます。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川上の田の神他

2021-11-02 | 田の神

鹿児島市の田の神を4体紹介します。

 

川上町にある川上の田の神です。川上小学校の上流左岸側にあります。

 

正面より見る。

 

右手にメシゲ、左手にスリコギを持った、田の神舞を舞う神職の姿です。建立は1741年です。

 

表情が残っています。

 

刈入れが終わった田んぼを見つめています。

 

川添にある川添の田の神です。

 

稲荷川左岸の農道脇にあります。

 

神舞神職型で、左手に握り飯を持っています。

 

背中に文化十三年(1816年)と刻まれています。

 

九州自動車道鹿児島北インターの近くにある新村の田の神です。

 

自然石を彫り込んだ中にあります。

 

大きなシキを被り、右手にメシゲ、左手にお椀を持った座像です。

 

後姿。近くに田んぼはありません。

 

岡之原町の南方神社です。田の神は社殿の後ろの一段低いところのあります。

 

右から二つ目の小さなのが田の神です。

 

後姿。

 

正面より見る。右手を頭に当て、左手で帯を持っています。

 

神社から田園風景を望む。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする