鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

牟礼の田の神他

2023-03-18 | 田の神

薩摩川内市の田の神を4体紹介します。

 

樋脇町にある牟礼の田の神です。

 

僧衣をまとった丸彫りの田の神です。袖が立派です。

 

僧侶らしさがあります。

 

後ろ姿。

 

樋脇町の村子田の田の神です。

 

右手にメシゲを持って、左手に袋をかつぎ、米俵に座った大黒様の田の神です。

 

顔のアップ。

 

田園風景を眺めています。

 

東郷町石堂にある田の神です。

 

左手にお椀を持っています。右手は欠けているようです。

 

端正な顔です。

 

後ろ姿。

 

南瀬小学校跡の近くに、ほ場整備完工記念碑があり、そこにある田の神です。

 

石に彫り込まれた田の神です。

 

表情ははっきりしません。

 

後ろ姿は自然石のようです。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

玉渕寺跡

2023-03-16 | 史跡

薩摩川内市樋脇町の玉渕寺跡へ行きました。

 

樋脇川上流を望む。玉渕寺跡はこの左です。

 

玉渕寺跡へ行きます。

 

階段を上がったところに、本庵の田の神があります。

 

鎧兜姿の、いかつい田の神です。建立は1714年です。

 

玉渕寺は1663年の開山で、廃仏毀釈で破壊されました。昭和62年、橋脚基礎工事の際、仁王像残欠などが発見されました。

 

観音像。

 

破壊された仁王像。足が見えます。

 

長谷神社です。

 

小さな社です。

 

西南の役招魂碑。明治12年の建立です。

 

太平洋戦争戦没者の慰霊塔。

 

日露戦争の招魂碑です。

 

山田境論争事件で憤死した小佐正右衛門の墓。

樋脇、平佐の境界紛争で発砲事件となり、樋脇郷の役人7人は、尋問もなく禄高・屋敷没収、遠島処分となりました。山川で風待ちをしているとき、小佐正右衛門と中野助七の二人が自刃しました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石橋記念公園(2)

2023-03-15 | 石橋

鹿児島市の石橋記念公園の続きです。

 

上流から見た高麗橋。

 橋長:54.9m

 幅員:5.4m

 架設年代:1847年

 

右岸より見る。

 

橋の上から桜島を望む。

 

下流側。

 

左岸側に見事なクロマツがあります。

 

左岸から見た玉江橋です。

 

下流側。

 

上流側。

 橋長:50.7m

 幅員:4.0m

 架設年代:1849年

 

上流の橋から見た玉江橋です。一番左のアーチは見えません。

 

薩英戦争で使用された砲台跡です。西洋との力の差を知った薩摩藩は、開国へ舵を切りました。

 

正面より見る。向こうが高麗橋です。

 

西南の役官軍戦没者慰霊塔。官軍将兵1270人余がここに埋葬されました。戦死者は両軍合わせて13240人余です。

 

桜島が噴火しました。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石橋記念公園(1)

2023-03-14 | 石橋

鹿児島市の石橋記念公園へ行きました。

平成5年の豪雨で、甲突川五石橋のうち新上橋と武之橋が流失し、残りの玉江橋、西田橋、高麗橋をここに移設しました。

 

記念館から見た西田橋。

 橋長:49.5m

 幅員:6.2m

 架設年代:1846年

 

河床より見る。川は隣の稲荷川から引いた人工の川です。

 

アーチの中の桜島。

 

右岸より見る。

 

敷石も立派です。

 

欄干と桜島。

 

左岸の西田橋御門です。現役の時は、この先が鶴丸城へ行く道で、城下の玄関口としての役割がありました。

 

門から見た西田橋。

 

稲荷川の左岸へ行きます。

 

稲荷川河口を望む。

 

鹿児島市指定保存樹のクロガネモチです。樹齢100年以上。

 

多賀山公園を望む。像は東郷平八郎です。

 

五石橋を架けた岩永三五郎の像です。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山桜他

2023-03-13 | 植物

山桜が咲き始めました。

 

ふれあいスポーツランドの池のほとりの山桜です。

 

8分咲くらいでした。

 

少し赤みを帯びた葉に、白い花びらの山桜。

 

山桜の下でくつろぐ家族連れ。

 

ここはほぼ満開です。

 

コブシです。

 

赤紫のモクレン。

 

暖流桜は葉桜になりかけていました。花はピンクで、葉も赤みを帯びています。

以上がふれあいスポーツランドの花です。

 

ムラサキサギゴケ(紫鷺苔、ハエドクソウ科)

形がサギに似ていることからです。

 

カキドオシ(垣通し、シソ科)

隣から垣根を通して勢い良く伸びてくる、というのが名前の由来です。

 

以下は自宅の庭の花です。

クリスマスローズは盛りです。

 

赤紫のクリスマスローズ。白、ピンク、黄緑、黒などがあります。

 

鮮やかな青のネモフィラ。

 

ノースポール。

 

雪ん子のようなチューリップ。本番はこれからです。

 

孫が作った庭の花の花筏(いかだ)。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

霧島神社

2023-03-12 | 史跡

薩摩川内市東郷町南瀬(のうぜ)の霧島神社を訪ねました。

 

南瀬郵便局横の鳥居です。

 

参道の長い階段を上がります。

 

苔むした境内と石灯籠。

 

霧島神社社殿です。

 

御祭神は瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)や玉依姫(タマヨリヒメ)などです。

 

境内のクスノキ。

 

大きく枝を広げた上部。

 

皇太子殿下御降誕記念碑です。

 

イチイガシ。

 

馬頭観音と早馬神社です。

 

馬頭観音。牛馬の健康と安全を祈願します。

 

手水鉢。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

倉野磨崖仏

2023-03-10 | 史跡

薩摩川内市樋脇町の倉野磨崖仏を紹介します。

 

橋の向こうの岩壁に磨崖仏群があります。川は川内川支流の西の川です。

 

親柱の河童のレプリカ。

 

磨崖仏群です。倉野氏が創建した瑞泉庵では高度な仏教研究が行われていました。

 

立派な梵字があります。梵字を刻むことは仏像を彫ることと同じ意味だそうです。

これらの梵字群は、1318年、寂円坊が親の供養と村人の平安を祈願したものです。

 

右の月輪の中の梵字は、大日如来を表す「オーンク」といい、世界に一つしかないものだそうです。

 

六地蔵塔です。下には文字がびっしりと刻まれています。

 

上の六地蔵。

 

五輪塔などです。

 

頭部のない仏像。

 

右の梵字と阿弥陀如来。

 

阿弥陀如来。

 

左の梵字です。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南瀬の夫婦イチョウ

2023-03-09 | 巨樹・古木

薩摩川内市東郷町南瀬(のうぜ)の夫婦イチョウを紹介します。

 

右が南瀬小学校跡です。2017年、東郷小学校へ統合されました。

 

左に木造家屋があります。

 

夫婦イチョウが見えます。

 

夫婦イチョウ。右が雄木、左が雌木です。薩摩川内市景観重要樹木です。

 

前の写真の向こう側より見る。右が雄木。

 

小学校の反対側より見る。左が雄木。緑や黄葉の時はきれいでしょう。

 

雄木。樹高23m、幹周り3.95m。

久松源左衛門氏が日露戦争から帰還するとき、佐世保で種を求め、旧南瀬小学校の正門に植えたものです。

 

下部。ツタが絡んでいます。

 

雌木。樹高20m、幹周り2.62m。

小林勘左衛門氏(明治8年生)が17歳の時種をまいて、苗木を植えたものです。毎年いっぱい実をつけ、校区の財源になっているそうです。

 

木造家屋です。旧小学校の建物でしょうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

香積寺跡

2023-03-08 | 史跡

花浄土鹿児島さんが、薩摩川内市東郷町の香積寺跡を紹介されていたので、訪ねました。

 

南瀬(のうぜ)にある香積寺(こじゃくじ)跡のお堂です。

 

香積寺は鹿児島の福昌寺の末寺で、元は東郷町藤川にありましたが廃寺になりました。

日置市の普峰京順和尚が、1666年、ここに不二山香積寺として再建しました。

 

お堂には、京順和尚が自身を自作した木像があります。

 

小袴をつけたリアルな木像で、損傷もほとんどありません。

 

お堂の右にある石像。

 

左にある美しい手水鉢。

 

イヌマキの並木を通って石塔群へ行きます。

 

入口から見た石塔群です。ここの不二山香積寺も廃仏毀釈で廃寺となりました。

 

反対より見る。

 

不動明王。

 

釈迦如来像。

 

観音像。

 

地蔵。

いずれも保存状態は非常にいいです。

 

奥にある僧侶の墓などです。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藤川天神の臥龍梅

2023-03-06 | 植物

薩摩川内市東郷町の藤川天神へ行きました。

 

駐車場から社殿へ向かう左に梅園があります。社殿は突き当りを左へ行ったところです。

 

梅園の中です。

 

龍が臥せたような臥龍梅。

菅原道真は大宰府に流された後、ここへ来て余生を送ったという伝説があります。ここの梅は、道真が植えた1本の梅が増えたものだそうです。

 

臥龍梅の下で食事をする人たち。

 

満開の梅。

 

ピンクの八重の花です。

 

参道を社殿へ行きます。

 

参道右の臥龍梅。石碑は梅林横張記念碑です。

 

参道から見た梅園。

 

社殿の前のイチョウです。

 

イチョウの気根の垂乳根(たらちね)です。

 

社殿前の早咲きの桜は、葉桜になりかけていました。

 

西郷どんのツンです。

 

藤川牧野の前田善兵衛が飼っていた犬を、西郷さんへ贈りました。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする