メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『実録 哀川翔物語』

2010-05-04 22:24:06 | マンガ&アニメ
『実録 哀川翔物語』原作:大道絵里子 作画:花菱スパーク 竹書房
あの実録シリーズになんとっ!満を持して翔さんが登場!!!
情報をコミュで読んで、半ば衝動的にローソンに走って、衝動的に購入v
表紙にグラサンとともに「立ち読み禁止!!」て書いてあるし
秘蔵写真が49点も収録されて、本人の前文まで入って、しかも「オール本人取材」!

家に着くなり、これまた衝動的に読み切った。
父を突然亡くした幼少時から、いきなりピークを迎えた小学生時代、部活と喧嘩に明け暮れた日々。
それでも勉強もトップクラスの成績だったってゆうから、どこまで一本気?!
体育教師になるつもりが推薦願書を出し忘れ、成り行きで上京。
昼間は学校に通いながらも、歌舞伎町、原宿、六本木などで夜通し遊び抜いて、
その結果、一世風靡、そしてVシネの帝王へとつながってゆく---

ほんとにこんなに真っ直ぐで、カッチョよすぎる半生でしたか?!とフシギなくらいのブッ飛びようだが、
そこは翔さん。なんでもあり得るんです(断言

『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』
クドカン脚本だし、やっぱ気になるなぁ・・・
でも、衣装を手縫いで作ってた手作り感が好きだったのだが、なにやら今回は毛色が全然違うような???


つげ義春コレクション『鬼面石/一刀両断』 つげ 義春/著 筑摩書房
盲刃 / 鬼面石 / 落武者 / 忍びの城 / 一刀両断
解題・高野慎三 解説・「起源」としてのつげ義春 山崎哲大

盲目の剣の達人がやむを得ず武蔵と決闘する「盲刃」(結果が欠落していてビックリ/驚×500

人並み外れた醜さゆえに不遇の扱いを受け、罪人として過酷な労働を強いられ、
命は救われても家畜同然の扱いを受け、最終的には土に埋められ、通る人々に踏まれる石と化す「鬼面石」。

殿と平侍が落ち延び、身ぐるみ剥いで、首を敵方に売ろうと探し回る百姓から隠れながら歩き続けるが限界となり、
よりによって首斬りで有名な男のもとに食べ物を請い、「侍とゆっても百姓と変わらない弱い人間じゃねえか」と見逃してもらう「落武者」。

命を狙われる殿とウリ二つなのを買われて影武者となった男。妻と子には不自由ない暮らしを約束されていたのに、
実は父は切腹したと言われて追放されていた。ホンモノの殿が殺され、なりすましていた男のもとに息子が父の仇をとりにくる「忍びの城」。

兜を斬る技を修得したゆえにライバルから狙われ、ライバルを斬った後は仇をとりに来た2人組に狙われる「一刀両断」。

今作は時代ものばかりをまとめてあって、どれも読み応え十分の作品ばかり。
人間離れしたシュールな世界ばかりでなく、さまざまなジャンル、時代や読者の嗜好に合わせて描けるのはさすが。



『トゥーペア』武藤昭平
F氏から借りたv わたしと違って、モノをとっても大事にするF氏の、
それも最大リスペクトの武藤さんCDを取り扱うのには、最大の注意を払わねばならないので、
パソに落としたら早々に二重三重の袋へと戻した(指紋すらクレームがつく勢いだな
落としながら聴いた最初の2~3曲の印象は、インストアなどで聴いた音よりすっきりキレイな感じ。
まあ、じっくりと聴かせてもらいましょう。ありがとううううう!!!嬉×5000



世間はもう夏・・・なのですか? そういきなり変わられても困る。
1日中くしゃみ&鼻水が止まらず。もしや花粉が遅れてやって来たのかっ?!

今月分の家賃に対する大家さんの答えは、今度もやはり洗剤だった。室内干し専用の漂白剤プラス。
これ以上洗剤が増えたら、きっと洗剤専用の棚が必要になるな。。。

朝、小1時間ほど金太郎さんが吠えまくってた以外はいたって静か。フシギなほど静か。
帰省しないGWは珍しいが、実家にいたらこうはいかない。
今の状況ならなおさら「飛んで火に入る夏の虫」。
限りなく質問されて、りんごみたいにかじり尽くされてしまう。

散々説明した挙句、結局父はわたしに正社員になれと言うだろうし、結局母は実家に戻れと言うだろう。
わたしから自由を奪うことが一番不幸だとわかっているのに。みんな自分が聞きたいことしか耳に入らないんだな。

だから今日はとても貴重な静寂を楽しんだ。
細胞の流れる音が聞こえるくらい。



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『松尾スズキのうっとりラジオショー』

2010-05-04 12:34:34 | 日記
『松尾スズキのうっとりラジオショー』 ゲスト:秋山菜津子 22:00-22:45(45分)
まず、NHK-FMが周波数85.1だということを初めて認識しました。
そして録音を始めてから、ウチが電波悪すぎなのを思い出した(遅すぎる!!!凹凹凹
また、デッキを持って、アンテナをあちこち倒しながら、部屋内をウロウロしまくり、
結局窓際がいちばんマシだと諦める。途中からリバオでも録ってみたけど、どっちも中途半端だ/涙

生トークだとばかり想像してたら、きっちり脚本が作られたラジオ番組だった。しかも昭和のかほり。
「ふたりのビッグショー」みたいなノリで進行。いきなりマイクに絆創膏がひっついてたってゆう設定から笑えるw
途中にちゃんと音楽も入る、この選曲も部長なのかな?

なにせ、一緒に喋るのは大好きな秋山菜津子さん!面白くならないはずがありません!爆
この人ほんと誰よりもハジけてるなあ!!!/嬉×5000

部長の歌もじっくり聴いたら・・・上手いっ!とってもよい声でうっとり~~~!!!
英語の発音もイイし(ほぼデタラメだけど
なにか作詞・作曲してレコーディングしてくれたらいいのに♪♪♪



ブラサキがDJ.TERRY監督の自主製作映画に出演?!
「以前から出演している、群馬県のイベント“Rockin'BROADWAY”主催の 「RED HOT GANG」のリーダーDJ.TERRYが監督の自主製作映画"Rockin'BROADWAY"がどうやら完成したようだ!おめでとう!!!実はブラサキもちょいと出演しているのだよ」(甲田さん

映画 『Rockin' BROADWAY』予告編 Vor.2

official

いまのところ上映予定は「シネマまえばし」だけですか? ちょっと気になる・・・



星野源のソロ・アルバムに細野晴臣との共作を収録!

星野源 オフィシャルサイト
いつのまに源くんだけのサイトができたんだろ?!
大人の芝居やら、執筆やら、ドラマやらetc..それでなくともこれまでも十分多忙だったのに、
さらにこの上ソロ活動まで増えたら、サケの活動がさらに減りはしないだろうか。。
それでも、ソロ・アルバム発売はめでたい、めでたい/祝×300



最近見かけたよい言葉。

「わたしは最善を選ぶことはできない。最善がわたしを選んでくれる。」 タゴール・ラビンドラナート『迷い鳥たち』より

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『うろんな客』エドワード・ゴーリー/著

2010-05-04 12:13:16 | 
『うろんな客』エドワード・ゴーリー/著 柴田元幸/訳 河出書房新社

胡乱
1 正体の怪しく疑わしいこと。また、そのさま。「―な者がうろついている」
2 確かでないこと。真実かどうか疑わしいこと。また、そのさま。
3 乱雑であること。また、そのさま。

最初にゴーリーの絵本に出会ったきっかけはこの本で、装丁や絵も変わってたけど、
1番目をひいたのは、この「うろん」という言葉。今まで聞いたことがない。

ある日突然やって来た、得体の知れない生物が、家の中でやりたい放題、フシギな空気を醸し出して、
「その後17年たってもまだいるんです」なんて人に話してるオチも可笑しい。

「アリソン・ビショップに」捧げられたそのアリソンさん(ゴーリーの長年の友人であり作家)いわく、
この本が書かれた当時、子どもを3人産んでいることから、この“うろんな客”とは子どものことではないかとのこと。納得。

こうしていまだに知らない魅力的な言葉と出会えるのが、本を読む大きな楽しみのひとつでもある。
と同時に、訳者や物書きを生業にするなら、まず日本語をもっともっと知らなきゃダメだなと反省もした


『優雅に叱責する自転車』エドワード・ゴーリー/著 柴田元幸/訳 河出書房新社
訳者あとがきにもある通り、この本の原題「The Epiplectic Bicycle」の「Epiplectic」
「優雅な叱責によって説得しようとする言い方」という意味らしく、この邦題になったとあった。

エンブリーとユーバートという少年少女がフシギな自転車に乗っかってちょっとした冒険の旅をする。
戻ってきたら2人は173年も前に死んだというオベリスクが建っていたという摩訶不思議なお話。

ブラックで救いのない絵本ばかりかと思いきや、上の2冊とも絵にもストーリーにもさほどの暗さはなく、
韻を踏む原文は簡潔で味わい深く、ほのぼのとしたユーモアも感じられる。


『銀河鉄道999』少年画報社 少年画報社文庫版 1、3、4巻(全12巻)
アニメのほうは、それこそタイムリーでも、再放送でも、DVDでも見直して何度も見たけど、
コミックとして読むのは実は初めてかも/驚
ルパン同様、原作のクールで哲学的な世界観は、アニメのように気軽に楽しめないのでは???と勝手に思い込んでたが、実際読んでみると、アニメとほぼ変わらないテンポ感、情感ですらすら読める。

リンク先にある通り、小学館と少年画報社から出ている何種類かのシリーズがあって、
それぞれ収められてる話の区切りが違うので、とりあえず少年画報社文庫版を借りてみたが、
なにせ未だに大人気で複数人予約されてるとなかなか手元に届かない。
大まかな話の流れはもう頭に入ってるから、多少前後しても、借りれるところから読んでいこうと思う。

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