メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

デニス・ホッパー訃報

2010-05-30 21:48:30 | 日記
図書館に行って、珍しくJ-POPも覗いて、2、3枚借りてみたv

ムーンストーン/オリジナル・ラヴ
ブログでは「歌詞を書く時はすごく悲しい気分になる」みたいなことをゆってた。詩の世界も味わって聴きたい。
オリラブはどっちかってゆうと、熱いメロディに身を委ねたいんだけど。

PARADISE BLUE/東京スカパラダイスオーケストラ
うっかり見つけてしまったので、つい借りてしまった/謝 20周年を迎えて、9人で新たにやってくぜ!て感じな写真だね。
じっくり聴かせてもらいまっす!

24時/サニーデイ・サービス
遅ればせながら、名前が耳に入るようになってちょっと聴いてみたくなった。耳あたりのいい曲調。
このジャケ感、スナップショットに手書きの歌詞(わんこ&にゃんこもいる!)、手づくり的な風合いが気持ちいい。


先週のバンバンラジオで福島さんがコーラについて熱く語っていたのを聴いてたら無性に飲みたくなって、
帰りに100均に寄って、ひさびさ買って、この寒い日に氷を入れてガンガン飲んだ!プハァ~!!!
美味しいけど、ほんと味が薄くなった気がするよね。



タモリのNHK冠番組『ブラタモリ』が終了半年で復活 10月よりシーズン2
「番組終了後も視聴者から反響が多数寄せられ、同局がタモリ側に熱烈オファー、終了半年で早くも“シーズン2”が実現した。尾関憲一プロデューサーは、前シリーズ同様に「一般の散歩では見落としがちな面白いものと、普通は入れない場所を紹介するっていうのを、NHKらしさを織り交ぜて見せたい。タモリさんにはまた驚いてもらいたいですね」と意気込んでいる。 」
ミクシで知った/嬉×500 これまでの再放送もあり。


デニス・ホッパー訃報
こちらもミクシニュースで知った。闘病してるってニュースを聞いてたから、なんとなく心の準備はしていたんだけど。
アクの強い作品&役柄が多くて、彼がチラッと登場するだけで、作品にピリッとスパイスがふりかけられて、
カルト的な価値も与えられるような素晴らしい役者さんだった。

数ある出演作の中で好きなものを1つ挙げるとしたら、ジョディと共演した『ハートに火をつけて』Catchfire(1989)かな。
デニス・ホッパー監督オリジナル・バージョンは、『バックトラック』BACKTRACK
ゾクゾクする色気のある役だった。また観直したい。

これから、こうしてどんどん大好きな俳優やミュージシャンの訃報を耳にするかと思うと悲しくなる。
けれども、彼らの輝きは1本の映画、1枚のアルバムの中に永遠に封じ込められ、
そこでは時間が止まっていて、いつでも最高の瞬間に出会えるんだ。


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『抱擁』POSESSION(2002)

2010-05-30 20:07:09 | 映画
『抱擁』POSESSION(2002)アメリカ
監督:ニール・ラビュート 原作:A.S. バイアット
出演:グウィネス・パルトロウ、アーロン・エックハート、ニール・ラビュート、ジェレミー・ノーザム、ジェニファー・イーリー、リーナ・ヒーディー ほか

trailer

Posession=所有、入手、所持、占有、所有権、(考え・感情などに)支配されること、取りついた感情etc..

邦題を敢えて抱擁としたのはなぜだろう?
よい映画ってゆうのは、観たあとにこうして熱くて切ない想いがいつまでも残るもの。
夢から醒めたくなくて、気に入ったシーンを何度も何度も観返してしまった。
品があって、知的で、まさに文芸ラブロマンス。手元に置いて、たびたび繰り返し観たくなるような作品。

▼story(リンク先参照

やっぱりジェレミー・ノーザンは素敵! そしてなんといっても中世劇がよく似合う。
ローランド役のアーロン・エックハートもカッコいい。ものすごいアゴが割れてるけど。
ラモット役のジェニファー・イーリーは、メリル・ストリープに似てる。もっとゆうと従姉妹にもちょっと似てるw
グウィネス・パルトロウはいつも作品選びが素晴らしいなって思う。
どこまでも新緑が広々とつづくイングランドの風景がすがすがしく、癒される。

こんな後先考えずに逃避行するような恋愛をしてみたい!常に自分や周りを俯瞰して見てしまうクセがあるから、
なかなかこんなに何もかも振り捨てて夢中になるってことがない。相手に奥さんがいるって時点でアウトだな
でも、こないだ読んだ本に「よい映画をたくさん観ることで、たくさんの人生を共有して生きることができる」って書いてあった。
それなら、これまで観た何千本、何万本の映画にあった、何千人、何万人分もの人生を生きたことになるのか。
身を焦がすような恋愛も何百回してきたことになるだろうv


「この身を焦がすことも、抗うことも出来ません。火中に身を置き、燃え尽きぬ者などいないのに」

詩人同士のラブレター、会話だからなおのこと、1語の中に含まれる奥深い意味ははかり知れない。
人知れず産んだ娘の名前に、思い出の場所を密かに含ませるなんて、なんてロマンティックで知的なんだろう。

昔の恋愛物語とリンクしながら、現代の男女が結びつくってストーリーはいつか観た映画にあったけど、
どのみち男女の仲なんて、そもそも似たような、シンプルでクラシックなものってことか。

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