メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

スヌーピー ハッピー パーティー展

2010-05-08 22:56:27 | アート&イベント
もう季節は夏なのですね。。
洗濯&そーじをしてから、冬ものの服を夏ものに入れ替えた。

明日の「母の日」に間に合わせるために、こないだ相田みつを展で買った日めくりを包んで、
セブンに持っていったけど、メール便が着くのに3日かかるってことを忘れていた
翌日届くようにするには速達で、しかも微妙にスケールにひっかかったため260円かかった(仕方ない・・・
しかも住所をその場で書くのに、間違えまくり。まくりすぎ。どんだけ記憶力ないのじゃ
図書館にも寄って返却&予約してた本を借りてきた。日焼けしそうな陽射しだな。


ピーナッツ生誕60周年記念イベント/スヌーピー ハッピー パーティー展


会期:5月1日(土)~8日(土)
会場:別館2階=西武ギャラリー
開場時間:午前10時~午後8時
入場料:一般・大学生500円/高校生以下無料

土曜出勤のF氏と待ち合わせて、別館入り口にたどり着いたら、ものすごい混雑!!!最終日だからかっ?
10分待ちはたいしたことないけど、中は人・人・人!暑いし、狭いし・・・ヤヴァいかも
あまり閉塞感を意識しないように先へ進むと、いきなり可愛いぬーぴーのオブジェがあって、写真撮影も自由だからすでに混雑状態。
わたしのケータイカメラだと、なんだか『ツインピークス』の赤いカーテンの部屋みたいです。。

ほかには、マンガと説明文が多くて、この混雑じゃゆっくり読む気にもなれず、ほぼ素通り。
シュルツさんの幼少の頃の家族との写真や、実際着ていたと思われるベスト?やら、テニスラケットも展示w(スポーツ好き?
穴から覗いて見ていたのは何だったんだろう???ウッドストックの映像とたわむれるってコーナーもあり。

映像では、実際に描いてるシーンがあって、おなじみの愛嬌あるキャラクターたちをスラスラと描いていく様子はまるで魔法のよう!
「プロの絵描きはインスピレーションではなく、ちゃんと構成を考えなければならない」みたいなことや、
「何気なくイタズラ描きから始めて、その表情などからストーリーや会話が思い浮かぶことがよくある」などと話していた。

大量のちいさなマンガでできた大きな点描画みたいなパネルはスゴイ!
最後はチャーリーとベンチに座って写真が撮れるコーナーがあって、2人で座って撮ってもらったv
グッズ売り場はまるで戦場のように混んでいて、とくに60周年記念のコーナーはとてもたどり着けないほど/滝汗
F氏はクリアファイル、マスキングテープ、ウサさんをかぶったぬーぴーのストラップ?をゲットv

リブロでも関連本のコーナーがあると知って行ってみたけど、谷川俊太郎さんの訳したシリーズのほか数点ほどだった。

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★sweet★soul★mashman★

2010-05-08 22:56:26 | 町歩き
★sweet★soul★mashman★
「ソウル・ミュージックとブルースの音楽系飲食店」てことで、昭和喫茶とは違うけど行ってみた。
ハンズの裏の雑多なビル街にひっそり看板が出ていて、エレベーターで4Fまで行くと、もうすっかり別世界。
店内は赤が基調で、レコード盤がぶら下がってたり、ギターがあちこちに飾られてたり、背もたれの高い木のイスもカラフル!
頭上のモニターでは、なんとザ・バンドの『ラスト・ワルツ』の映像が流れてたし、壁沿いにはJBや、マディらのジャケもありv
店内にもいい曲が流れてる感じだったけど、よく聴こえなかったな。
予約席も多くて、意外と人気?!1人で来てる女子もいたけど。

がっつり系メニューが多い中、エビの入ったサラダ+鶏と半熟玉子がのったライス+フライドポテト+キャラメルミルクティー?を注文。
サラダがすでにデカい! 半熟玉子がのってて、混ぜて食べる。ドレッシングが美味しかった。
フライドポテトは生じゃがを揚げたやつで、まるで家でわたしが作ったやつにソックリ!w うまマヨをつけて食べる。
ライスが来た頃にはすでに満腹・・・フードもソウルです。。
キャラメルミルクティーって初めて飲む気がするけど、暑かったせいかゴクゴクとほぼ一気飲み。美味しかった♪


場所を変えて、昭和喫茶に行こうかと店を出たけど、2人ともお腹一杯で水一滴も入らないため断念
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『クレーの天使』

2010-05-08 22:51:18 | 
『クレーの天使』Paul Klee&谷川俊太郎 講談社
パウル・クレー:Paul Klee(1879年12月18日-1940年6月29日)は、スイス出身の画家、美術理論家。その作品は表現主義、超現実主義などのいずれにも属さない、独特の世界を形づくった。(ウィキ参照

「まにあうまだまにあう とおもっているうちに まにあわなくなった
 ちいさなといにこたえられなかったから おおきなといにもこたえられなかった
 もうだれにもてがみをかかず だれにもといかけず
 てんしはわたしのためにないている
 そうおもうことだけが なぐさめだった
 なにひとつこたえのない しずけさをつたわってきこえてくる
 かすかなすすりなき・・・

 そしてあすがくる」


谷川俊太郎さんは大好きな詩人で、『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』や『コカコーラ・レッスン』などなど、
当時10代の自分には難解なものも多かったけど、ちょっと背伸びをして読んでいた。
自由で、静かに淡々と、正直にココロの奥深い部分をさらけ出す、そんな言葉の選び方、
使い方にはとても衝撃を受け、文章を書く時も影響を受けたと勝手に思っている。

パウル・クレーという画家は今回初めて知ったが、美術書のコーナーにこの絵と詩がコラボった本を見つけて、
わたしの好きなコクトーにも通じるやわらかでシンプルな線画に添えられた谷川さんの詩に心打たれた。
歳を重ねてもなお、みずみずしい詩を書きつづけるって、ほんと素晴らしいなあ!


『クレーの絵本』Paul Klee&谷川俊太郎 講談社

「いのちはいのちをいけにえとして ひかりかがやく
 しあわせはふしあわせをやしないとして はなひらく
 どんなよろこびのふかいうみにも ひとつぶのなみだが
 とけていないということはない」
(「黄金の魚」より)

本書のほうが先に刊行されたみたい。より多彩なクレーの絵が楽しめる。
とくに赤色のつかい方がよい。世の中の雑多なものが画家の筆によってこんなに素敵な世界に変わるものか。
谷川さんとクレーの出会いは若い頃だそう。すべて「かな」で書かれたシンプルな詩がそっと絵に寄り添っている。

あとがきに「“詩”は言葉のうちにあるよりももっと明瞭に、ある種の音楽、ある種の絵のうちに潜んでいる」とある。
なるほど。
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