メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

国保の減額手続き

2010-05-18 18:45:46 | 日記
暑かった! 最高気温25度くらい?歩いてると汗ばんだ。日傘もさした。
以前、ハロワでチラシをもらって役所に問い合わせたら、国保の減額手続きが18日からということだったので、早速行ってきたv
多分同じ手続きで来たと思われる方が数人いたけど、大して待たされもせず、
住所や名前などを用紙1枚に書いただけで届出終了。なんだカンタンv
会社都合による解雇だから、たぶん問題なく受理されるとのこと。

6月支払う6・7月分は通常計算による請求書が届いて支払わなきゃならず、再計算された請求書は8月以降から。
でも、6・7月分が多すぎる場合?は、8月の時に少なくなってバランスをとるんだって。
それでも6・7月分が支払いきれない時は、電話してくれれば分納等も可能とのこと。
減額期間は来年3月まで。給与所得がある人が対象で、勤めはじめて国保から社保に切り替わったらそこで終了。

どのくらい減額してくれるのか聞けばよかったな。ま、これで用事がひとつ終わったと。


お隣りをはさんだ2軒先の一軒家を改築するとのことで、4月終わり~6月20日頃まで騒音および車の出し入れなど
迷惑をかけるがよろしくと頂いた箱の中身は炭グッズだった(写真参照
冷蔵庫の臭いをとる脱臭炭とか、ドリンクをどうにかする炭マドラー、炭のキッチンスポンジとかがセットになってる。
世の中に溢れる「アイデアグッズ」てやつを買うたびにガッカリさせられてきた経験から、
自分が欲しいと思って買ったわけでもない、こうゆう頂きものっていつもどう扱っていいか分からずほったらかしになる。

いや、有難くもらって利用すればいいだけなんだけど、ビンボー心のせいかなんなのか、使いこなせない。
よっぽど誰かにあげてしまおうかとも思ったけど、一応冷蔵庫の中に入れてはみた。
効果のほどは分からず。そもそもそんなに冷蔵庫内は臭わないけどね
また部屋にモノが増える便利グッズなら、いっそチョコレートがよかったなあ・・・
はす向かいもコンクリを壊してることに今日気づいた。あっちこっちで騒音がするわけだ


朝8時頃目が覚めて、ネットをチェックして、本を読んでるうちに夕方になって、1日が静かに終わる。
そんな平和な毎日がすっかり日常になってしまった。昔からこうしていたみたいな気さえする。
前なら派遣の間はてきとーに休んだら、さて見つけましょ、見つかりました、じゃやりましょうって流れが当たり前だったけど。
なんであくせく働かなきゃならないんでしたっけ?てな具合い。

洗濯機ヨコのスペースには毎日のように常連のリアル猫村さんがやって来て、ひがな一日お昼寝をしていく。
目を細めてあちこち舐めてから、ごろごろと居心地のよい形になって、なんともリラックスして夕方までスヤスヤ。
わたしもすっかりそのペースに同調している。

小さい子どもを連れてるワケでもなく、昼間からスキもなくオシャレした有閑マダムでもなく、
かといって、昼下がりの買い物に出かけた主婦風でもなく。
薬指に指輪でもしてたら、まだ世間的には納得してくれるのだろうか?
そんな、外に出かけた際に感じていた、意味もない罪悪感も薄れる。

自分が自分らしくいられる時間と過ごし方を許す。
なんだか新境地で新鮮な感覚。

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『そして生活はつづく』 星野源/著

2010-05-18 17:45:45 | 
『そして生活はつづく』 星野源/著(マガジンハウス)
2009年、初めてのエッセイ集とのこと。文芸PR誌『ウフ.』の連載をまとめたものらしいけど、
連載開始直後に休刊て災難に遭った中で、なんとか発刊したって裏事情もあり

世の中にはタレント本、著名人のエッセイ集なるものが溢れているのに、そいえば今まであまり馴染みがなかった。
源くんは同じ表現者として価値のあるモノに対して現金で支払うことで誠意を示すことを信条としてるって書いてたけど、
すいません、図書館で借りてしまいました/激謝

とにかく「生活」が苦手なこと、子どもに対してその真っ直ぐさについ敬語を使いたくなる態度になること、
ひとりっ子で、小さい頃は「おじいちゃん」てあだ名で、とってもステキなお母さん「ようこちゃん」のこととか、
洗面台等をすぐビシャビシャにしてしまうこと、おじいちゃんの死とアルバム『YUTA』制作のこと、
腹痛のこと、『ウォーターボーイズ』の合宿集団行動の中で何かが折れてしまい、今でもそのままのこと、、
源くん原作で、小田扉さんのマンガもある(部屋にいたネズミの話

面白くて読み始めてそのまま一気読みしてしまった。
くだらなさ加減で笑ってしまう部分もあったけど、なんだかその「ダメ人間」ぽさにやけに共感して、
自分とリンクする部分が多いのにビックリ。うん、うん、分かる、そう!そう!・・・あれ?意外と同質なのか?!
ダメなんじゃなくて、人と違ってるってゆうチャームなんだよね。うん、そう思う。



ひっかかった文章の抜粋。

p127「以前受けた取材の中で“音楽と演劇って共通する部分はあるんですか”との質問に、“自分がなくなることです”と答えたことがある」
わたしの中で素晴らしい役者さんて、「自分をなくしたい」と潜在意識で思ってる人、
つまり自分をなくして役になりきれる人みたいなイメージがある。
のモチーフが好きな人が「生まれ変わり願望を持ってる人」てイメージに見えるのと同じくらいに。


p149「生きづらさを緩和するために表現をするのだし、マイナスがあるからプラスが生まれるわけだし、陰があるから光が美しく見えるのである。不満がなくなり、全てのことに満足したら何もしなくなってしまうだろうなといつも思う。」
これも納得。素晴らしいアートって、周りとのズレ、欠けてると思ってる部分の補足や反動なんかから生まれてる気がする。


p178「本当に優秀な集団というのは、おそらく“ひとつでいることを持続させることができる”人たちよりも、“全員が違うことを考えながら持続できる”人たちのことを言うんじゃないだろうか」
バンドにも言えるし、カップルにも言えるし、その延長線上の国のありようにも言えるってことだね。

源くんだって、役者をやりながら、脚本も書くし、音楽をやって、PVも創る。そして、文章だって面白い!
本人がリスペクトしてるダン・エンクロイドと同じじゃん


追。
とんでもなく忙しかった日のエピソードはカヲルさんじゃないだろうか?って思ってるのはわたしだけ?w

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