メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

バンバン×栗コーダー@紅布 The 7th anniversary!!

2010-08-23 23:55:56 | 音楽&ライブ
バンバン×栗コーダー@紅布 The 7th anniversary!!
OA:チャラン・ポ・ランタン
LIVE:バンバンバザール / 栗コーダーカルテット
open18:30 /start19:00
charge3,000yen/door3,500yen(プラスorder)

紅布は比較的ドキドキしないで見られるライブハウスだから、勇気を出して行ってきたv
途中でロイホで食事しているバンバンメンバを目撃
会場に入ったらなんと、イスが設置されてて嬉しいv
バンバン新譜を早速買いました~♪♪♪


チャラン・ポ・ランタン
ん?もとは2人組なのかな?この日は、ウォッシュボードの女子と、ベースさーやさんはジプシーバガボンズの人だ!
ボーカルのももちゃんはなぜかカワイイ豚さんを持ったまま歌ってるw
他にも予備が2人あって、こないだ海のイベントで汚れてしまったから洗濯ちうとのことw
こぶし回りまくりな歌いっぷりで、MCも楽しかった。


栗コーダーカルテット
こちらも初見v いかにも人の良さそうなおじさんたちで、みなさんどれだけ楽器出来るんだってくらい
普段見かけない長い筒(グレートバス?)から、高いカワイイ音の出る小さな筒、リコーダーって心休まるなあ。。
ほかにも、ウクレレ(ハートの形)、笛っぽい音のピアニカ、ハモニカ、チューバ、ペット、太鼓などなど!

♪カルピスCM曲、♪ピタゴラスイッチのテーマ! ウクレレシリーズもメドレーで演ってくれた。
最初からウクレレだったわけじゃないのね。ウクレレシリーズに参加してからの縁だって。
一気に肩の力が抜けて、思わず笑顔がこぼれる演奏で、すっかり気に入ってしまったv

中でも関島さんは、いい感じのいじられ役でお父さんみたいなキャラ
芸能ネタに疎いって話で、「関ジャニ∞」を「せきじゃにむげんだい」って読んでたって今夜の一番のヒットでした/爆
話を振られるたびに、リコーダー用に頭上にセッティングされたマイクに背伸びして答えなきゃならなくて笑ったw

ハワイアンの曲をやろうかやるまいか迷ってて可笑しかった/爆
残り時間も、1人は時計止まってるし、1人は始めた時間覚えてないしw
でも、この音はほんとプラネタリウムと合いそう!バックに星を想像しながら見た。


バンバンバザール

★バンバンバザール[SIDE B] 9月1日発売 定価2,730円(税抜価格 2,600円)

バンバンいつぶり?てくらい久々。調べたら2月にやっぱり紅布でハッチさんとの対バン見た以来だった/驚
新譜から何曲やったかな?♪フジヤマ や、♪我が家~てのは違うのか?
栗コーダーさんがウクレレバンバンバザールが名盤だってことを紹介してたので、その中からも数曲演ったv
あとはいつものあげあげな楽しいナンバー。
栗コーダーさんがまったりだったせいか、BBdrs.おーじのジャズィなドラムのせいか、
若いロックバンドかってくらいの大音量に聞こえた

♪新宿駅で待ってた
福島さんが新宿生まれだってことを強調してた。
家の30年ローンてすごいなあ!兄も似たような境遇だけど
いろんな場所に住んでみたい寅さん体質なわたしには到底真似できない長期的計画性。

♪ボウルでゼリー は、標的にされる女子にいつも同情してしまう(見てるだけでも脇汗かいちゃうし
普段メガネを外さない福島さんだけじゃなく、富永さんまで外しての熱演w


//an encore//
マイクのセッティング中に生音で黒川さんがメインボーカルをとった♪奥さま どうぞご勝手に はビックリ
世界三大テノールかってくらい腹から響きわたる声に酔ってしまった!
ちなみにパーマあてたてで、常連の理容院「ハイセンス」@中野新橋ではなく、「おしゃれ」@北海道だそうw
そう、昭和カフェやスナックに負けないくらい、美容院の店名ってほんとイイ名前多いんだよねv

全員が無理やりステージに乗っかって、福島さんいわく「合同演奏」の♪TRUTH
ジャパニーズルンバ は、アンデスの山岳民謡みたい?
フシギな緊張感と、逆にゆるーい雰囲気のミックスでライブ終了。


バンバンの見たことないガチャポンに目を奪われてたら、階段1段踏み外して人に衝突(ほんっとスイマセン!/滝汗


コメント

『赤い影』(1973)

2010-08-23 23:55:55 | 映画
『赤い影』Don't Look Now (1973)イギリス・イタリア
監督:ニコラス・ローグ 原作:ダフネ・デュ・モーリア 音楽:ピノ・ドナジオ
出演:ジュリー・クリスティ、ドナルド・サザーランド、ヒラリー・メイソン、クレリア・マタニア、マッシモ・セラート ほか

trailer

「人生には偶然とすませてしまうことが多々ある。ジグソーパズルのようなもので、
全部揃って初めて、ああ、そうだったのかとつながる」(ニコラス・ローグ)


story
考古学者のジョンの愛娘クリスティーナは、家の敷地内にある池で溺死した。
傷を抱えた夫婦は、ジョンが教会の美術修復の仕事を請け負ったのをきっかけにヴェニスに来ている。
レストランに居合わせた2人の姉妹のうち、盲目の妹が、ジョンの妻ローラに
「娘さんは2人の間で幸せそうに笑っていますよ」と告げる。
彼女には霊感があるのだという。ローラは再び2人に会った際、霊との交信を申し込むと、
娘から父がここにいては命が危ないとメッセージをもらう。
ローラが英国に帰るよう懇願するも、疑うジョン。

息子が学校で怪我をした連絡を受け、ローラだけ急遽帰ることになり、ボートで出発する。
ジョンは職場のリフト事故で間一髪助かり、盲目の女性の助言を思い出していると、
葬送のボートに乗っているローラと姉妹の姿を見る。
その頃、ヴェニスには連続殺人事件が勃発し、運河から若い女性の死体が上がるのを見ていたため、
姉妹が事件と関係し、妻を連れ出したのではと不安に駆られ、
ジョンは地元警察に捜査を依頼し、モンタージュを作ってもらうが。。。


ヒッチコックの『鳥』『レベッカ』を書いた原作者の映画化。これもTSUTAYAの再発掘コーナーにあった。
'70年代のオカルト映画には、単なる殺人事件の描写だけじゃない、心底ゾッとさせ、叙情的で、上等な芸術性がある。
主人公の恐怖が加速度的に巨大化するのと同様に観客もまた不安でぐいぐいと引き込まれる展開。
人影も少なくなった迷路のような水の都ヴェニスの古い歴史を引きずった街並みが最高の舞台となって効果的。

邦題となっているように「赤」がキーワード。監督いわく、少女と連続殺人犯の着ている赤い服以外には、
画面の中にどんな小さな赤い色も入れないように注意したという。
それほど「赤」という色は人の目を惹きつけるんだな。


映像特典
ニコラス・ローグ監督による音声解説
回想ドキュメンタリー
アラン・ジョーンズによるイントロダクション
フォト・ギャラリー

コメント

『星座を見つけよう』 ハンス・アウグスト・レイ

2010-08-23 23:55:54 | 
『星座を見つけよう』ハンス・アウグスト・レイ/作
ライブ友がおススメしてくれた星の本を借りてみたv
『おさるのジョージ』を描いた作者のH・A・レイは、昔から天体に興味があったとのこと。
星の説明をしている本文の語り口調はなんだか学者みたいだけど、
カワイイ小人さん?たちが毎ページ現れて、ひと言、ふた言なにかゆってるのがステキv

でも、この本を読んでも、実際、空を見て分かるのは、いまだにオリオンともしかしたらカシオペアくらいかな
点の集まりを線で結んでくれたら、いくつか星座の名前を言えるかもしれないけど。
それぞれの国から見える星の見え方って違うんだっけ???
各国の言語に訳す時に、それに合わせた説明と絵にしたんだろうか?
季節ごとに見える星座があるのは分かったけど、まだ、星座が動いて見える仕組みや、
緯度や黄道との関係がよく分からなかった。

以下は基礎的な知識のメモ。

恒星
星座は恒星
遠い
高温で燃えている
太陽より大きい
動かない

惑星
近い
太陽の光を反射している
恒星より小さい
太陽の周りを回っている

衛星
惑星の周りを回っている(月など)

アンドロメダ大星雲=お隣りの小宇宙
カノープス(老人星)=りゅうこつ座の1等星
密雲=厚く重なった雲



綿の国星 大島弓子 花とゆめCOMICS 白泉社

有名ながら読んだことなかった今作を検索したら図書館にあったので、今さら読んでみたv
全7巻なのだが、図書館にはなぜか6巻までしかなかった
にゃんこを擬人化しているのは「サバ」と同じ。
捨てられたのは可愛い美猫で、ゆくゆくは美人になると、銀毛で有名なラフィエルに見初められる。

新たな飼い主となったのは時夫というややひ弱い青年。彼はひっつめ三つ編みの女の子に恋をする。
そして、作家のお父さん、猫アレルギーだったお母さん。毎日猫マンマが出て申し分ない生活v
近所には不妊手術されたお姉さんや、ヨーデル猫ほか、たくましく生きる野良さんたちも多い。

自分の先祖がいるペルシャに行くために、初めて「チキジョージ」まで電車に乗ったりw、
海や山についてって迷ったり。猫の視点で描かれた人間世界のあれこれが新鮮で面白い。
うぅーん・・・7巻はどこで入手しよう???
ほかにも「たそがれは逢魔の時間」「赤すいか黄すいか」などが入ってた。

大島さんの描く物語は、どこかとりすました上品さが漂い、ワガママな女の子が出てきたり、
それなり少女マンガの夢を叶えつつも、もっと哲学的で、深層心理なところまで思わず入ってしまうのがスゴイ。
「こんなところに、こんな感情があったのか」ってゆう、普段では霧の向こうにあるモヤモヤした領域。
詩的なセリフ、たまについてゆけないくらいの不可思議な展開、けれども誰のココロの中にもあるような。
柔らかいタッチの絵に癒されてるうちに、思わぬ旅に出されて、
隠された感情を改めて発見して、なぜだか号泣したくなる。

やっぱ天才だ。


コメント