メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

X-FILES SEASON6(3、4)

2010-08-27 13:12:39 | ドラマ
X-FILES SEASON6(1998年11月8日-1999年5月16日)
製作総指揮:クリス・カーター 音楽:マーク・スノウ
出演:デイヴィッド・ドゥカヴニー、ジリアン・アンダーソン、ミッチ・ピレッジ、ウィリアム・B・デイビス、ニコラス・リー ほか

一時期どっぷりハマってたX-FILESシリーズ。どこまで観たかを調べるのに日記を遡って小1時間過ぎてしまった
結局、最後に観たのは、2001年11月で「SEASON5 FILE NO.520」まで。なんと9年前!/驚
シリーズはどんどん続いて、いつのまにか最終章までいって終わってたのね。知らなかった。
てか、もう大まかな流れ以外、細かい伏線やストーリーも全部さっぱり忘れてしまったし
それでも、たまにあの口笛テーマソングを聞くとそわそわして、スカリー&モルダーがその後どうしてるか気になってた。

X Files Theme Tune

TSUTAYAで古い海外ドラマは1本100円レンタルだったから、早速借りようと思ったら、
なぜかシーズン6の1、2巻が借りられてた・・・凹凹凹
きっと借りた人は続きを見たいだろうけど、悔しいから?3、4巻を先に借りてきてしまった。
ちょっとの話の前後なら気にならないだろうし(本当は順序よく観たいけど


テーマ曲はもちろん、オープニングの映像までそのままでビックリ!
しかも、スキナーがいきなり死にかけてるし、その他のスモーキングマン、クライチェク、ローン・ガンメンの面々まで全然変わってないw
3、4巻では、スモーキングマンは息子を撃っちゃうし、エイリアンは入植者と反乱軍の2種類で争ってるし、
超自然を信じてない人が見たら、なにバカバカしいことを真面目にやってるの?って鼻で笑うだろうね

「スイート・ホーム」で2人が夫婦を装うって設定は面白い
土くれの怪物はちょっとカッコイいゴーレムみたいだったしv(ゴーレムネタも昔やったか?
銀行強盗に撃たれて死にかける月曜が繰り返される「月曜の朝」も秀逸。デジャヴはなにかをやり残した後悔の念か?
キャットピープルの犬バージョン?「絶滅種」には、わんこがたくさん出てくる

で、やっぱりドゥキャブニーはとってもセクスィ 映画ではあまりこれといったイイ役がないのが残念。



THE TRUTH IS OUT THERE.
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『コーマ』(1978)

2010-08-27 13:01:30 | 映画
『コーマ』Coma(1978)アメリカ
監督・脚本:マイケル・クライトン 原作:ロビン・クック
出演:ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド、マイケル・ダグラス、リップ・トーン、リチャード・ウィドマーク、エリザベス・アシュレー ほか

trailer

田島さんがレコメンしてた1本。これもTSUTAYAの再発掘コーナーにあった。
『ER緊急救命室』の製作総指揮をした監督作品。医療系に強いのかな?
人の命を救うはずの病院で、組織的な犯罪が行われているというゾっとする話。
「通常の簡単な手術」ってやつすら野蛮だと思ってるのに、医療の知識を使って完全犯罪も可能ってのがもし事実なら!?


story
ボストン記念病院で働く有能な女医スーザンは、同じ病院内で医師をするマークと付き合っているがうまくいっていない。
唯一の息抜きであるダンスレッスンに通う親友ナンシーが、簡単な中絶手術で麻酔から覚めず昏睡状態となる。
すでに検死に回されてしまった彼女のファイルを見て、どうしても納得いかないスーザンは、
あらゆる方面からチェックするが、院内の有力者である麻薬科医まで敵に回してしまい、
精神科のセラピーを受けさせられた後、休暇をとるよう強制される。
休暇中に、昏睡患者が完全管理されている研究所に立ち寄ると異様な雰囲気。
院内の使用人は何か秘密を握っていて、ボイラー室に呼び出されるが、警備員を装った男に殺されてしまう。。


解剖用の死体が人形みたいに天井からたくさん吊られていたり、検死のために脳をスライスして調べたり、
血とか、臓器とか、病院が苦手な人には、かなりリアル映像でとても直視できないかも

ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルドが大活躍。聡明な医者ってだけでもスゴイのに、
ここまで潜入捜査して、悪漢とも立ち向かい、身を挺して大病院の不正を暴こうとするエネルギーは真似できない!
マイケル・ダグラスも若いなあ!大きな組織にありがちな派閥や、昇進問題ばかり気にしている男を演じてる。

今作の恐怖は、病院内の犯罪だけじゃなくて、誰も自分の言うことをまともに聞いれくれず、
誰にも信じてもらえず、誰も信じられなくなってしまうことにもある。
同僚、上司、恋人すらも「ショックによるストレスだよ」と片付けられてしまうことへの不安と恐怖。
孤立しても真実から目を逸らさずに、自身を信じて進むことのできるヒロインはカッコよかった。


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