メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『グラン パピエ』第2号(9月号)ご予約受付中

2010-08-29 19:14:26 | 日記
『グラン パピエ第2号(9月号)』ご予約受付中
わたしが「本誌特派員2号」として参加させていただいている本誌の第2号がもうご予約受付中とのこと。
ご興味ある方はどうぞ手にとってみてくださいませ/願
自分でも手元に来るまでは、どれがどれだけ採用されたのか分からないためドッキドキ
改めて、何か提示されたテーマに沿って書くって至難の業なんだなと痛感
書きものを職業にするなんざ、わたしにゃムリだわ。。


ドラマ
「うぬぼれ」ヒロインは三田佳子。思わず『Wの悲劇』を思い出したのはわたしだけ?
「熱海」星崎の奇妙な捜査方法もツインピークスだよなw 新聞社にあったあのスクラップブックはわたしも愛用してた!
「モテキ」とうとうハマケン=オム先生登場!!!後半出演ながらふつーに馴染んでるところに底力感じます。。
しかも、一部ロケがぶくろだったしっ!驚×500


ソットボッセ新曲は、♪ありがとう
わお!たみーと井上陽水がコラボった、わたしも大好きな曲だあ~!嬉


シダの群れ
阿部ちゃん芝居やるのね。


米ジャズ・シンガーのアビー・リンカーン死去
こないだCD借りて聴いたばかりなのに。。


この猛暑で、家にいる確率も高いから今月の電気代は覚悟してたけど、意外にも4303円。例年より抑えられてた!
冷房とドライを使い分けてるせいか?設定温度を28度とか高めにしているせいか?
寒くなったら消しちゃうんだけど、つけたり消したりは逆に電気食うって聞いた気がするんだけど・・・?
とりあえず、今月はセーフ!でも、残暑も厳しいらしいね。もう夏飽きた



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『夜の樹』トルーマン・カポーティ

2010-08-29 14:44:51 | 
『夜の樹』 トルーマン・カポーティ/作 川本三郎/訳 新潮文庫
カポーティで最初に読んだのは『ティファニーで朝食を』だろうか?
その後、『遠い声、遠い部屋』を読んで、すっかり満足してしまって、
去年クリスマス本を読むまでしばらく遠ざかっていた。
映画『冷血』を観たこともあって、またいろいろ読みたくなってきた。短編集がいろいろあるんだな。
都会で孤独な妄想に苦しむような暗い話が多い中、作者が幼少時を過ごした思い出が詰まったアラバマを舞台にした話にはいくらか牧歌的な救いがある。

「ミリアム」
1人暮らしのミセス・ミラーは、映画館で見かけたミリアムと名乗る奇妙な女の子に付きまとわれる。
家にまで押しかける彼女のために買い物をしたりするが、上の階に助けを求めると「誰もいない」と言われる。

「夜の樹」
叔父の葬式の帰りに乗った列車に同席した男女のカップル。町から町へ移動して棺から生き返るショーをやっているのだという。

「夢を売る女」
シルヴィアは、友人のエステルと夫のバカップルぶりに嫌気がさし、安いアパートを借りて篭る。
たまに夢を売って収入を得ていたが、売るたびに自分が空っぽになる感覚で恐怖する。

「最後の扉を閉めて」
あんまり印象に残ってないな 恋人に裏切られた男が嫌がらせをしたせいで迷惑電話をかけられる話だったっけ?

「無頭の鷹」
画廊に奇妙な絵を売りにきた女性とその後再会し、同居。が、近所の評判も悪く、彼女の妄想は日に日にひどくなる。

「誕生日の子どもたち」
小さな町に引っ越してきたミス・ボビットは洗練されていて、賢く、ダンスの上手な少女だった。
町一番のガキ大将もライバル意識を燃やし、彼女のためなら何でもしたが、
とうとう町を出るという日、バスが彼女を轢き殺す。彼女を執拗に想うガキ大将らの企みだろうか?

「銀の壜」
叔父のドラッグストアの前にもっと便利な店が建ち、たちまち客が奪われてしまった。
叔父はワインの壜に小銭を詰めて、金額を当てた人に壜ごとプレゼントするというクリスマスの企画を考え、大当たり!
町中がこの話題でもちきりになり、貧しいアップルシードは「壜の中の小銭を数える」と言い、毎日通う。
そして、クリスマス当日。彼の言った半端な値段がピッタリと当たっていた!
妹は「兄さんは、頭に幸福の帽子をかぶって生まれてきたのよ」と言った。

「ぼくにだって言いぶんがある」
若くして結婚したカップルが、妻の妊娠によって実家に帰ることになり、2人の史上最悪な叔母に会う。
口汚く罵り続ける2人の叔母がヒステリーを起こしてナイフを振り回した際、居間に篭って立ち向かう主人公。

「感謝祭のお客」
アラバマで叔母らと暮らしていたカポーティの自伝的作品。最悪なイジメっ子オッド・ヘンダーソンに
「めめしい奴だ」という理由だけで毎日ひどい思いをしていた少年バディ。
唯一の友だちは無垢な叔母ミス・スックと、愛犬クイーニィだけ。
けれども、スックは「もっと知り合えばきっと理解し合えるはず」と親戚中が集まるパーティにオッドを招待する。
絶対来ないと思っていた彼が来て、すっかり上機嫌だったが、カメオのブローチを盗んだことを昼食のテーブルで告発し、
スックがかばったことでさらに傷つくバディ。「世の中には、許されない罪が一つだけあるの。わざと酷いことをすること」と諭すスック。



フランネル=紡毛糸で平織りまたは綾織りにし、布面をやや毛羽立たせた柔らかな毛織物。梳毛糸(そもうし)・綿糸などを使ったものもある。肌着・パジャマ地・服地などに用いる。ネル。

キャラコ=インド産の平織りの綿布のこと。

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