【THE BIG ISSUE VOL.342】
【内容抜粋メモ】
「マイオピニオン」より
●「貧困の壁」20代 大学生 東京都
338号「今月の人」でオーストリアの販売者ゲオルグ・アイグナーさんの言葉に勘当した
雑誌「アプロポ」販売11年以上のゲオルグ・アイグナー@ビッグイシュー
「誰もが貧困になりうる可能性から、みんな目を背けている」
私は小学生の時からずっと医学部に行きたくて必死に勉強していた
1年浪人し、ようやく第一志望の医学部に合格したが
両親から「学費が払えないので諦めてくれ」と言われ
そこで初めて「壁」を感じた
今まで「貧困なんて自分には関係ないこと」と思っていたが
誰でも陥る問題と気づいた
今、私は法学部で法律を日々学んでいる
さまざまな人と関わる中で
「人がひとりの人として尊重され、大切にされる社会」の構築に
法律を通して関わりたいという新しい目標ができた
最近、興味を持ちはじめたのは「生活保護基準の引き下げ」
いつかアイグナーさんにお会いして、絶望からどう希望を見つけたのか質問してみたいと思っている
●「真備町でボランティア」28歳 法科大学院生 奈良県
7.23、24日、私は岡山県倉敷市真備町有井地区を訪れ
豪雨災害のボランティアに参加した
高梁川を渡った途端、風景が一変
建物、信号、クルマ、植物、あらゆるものが泥をかぶり
連日の猛暑のせいか、空気は乾燥し、下水で汚染された砂ぼこりが舞い上がり
悪臭がたちこめていた
1日目は、地元の土木関係者のボランティア団体「Team桃太郎」に参加
私は主に庭、駐車場の泥出し作業を行った
へドロが乾燥して固く重たくなっていた
ヘドロの下5~10cmくらいを掘り起こして処分した
2日目は、「Team桃太郎」が休みで、倉敷市が主催するボランティアセンターに参加
体育館に集合し、活動場所を割り振られて、大型バスで送迎されると
たまたま1日目と同じ地区に行った
お宅は1階は天井近くまで浸水
私は、窓、窓枠を掃除する作業をし
固まった泥は簡単には落ちず、根気のいる仕事だった
被災者の方が言うには、行政、保険会社からのお金を足しても改修・改築費用には足りない
※多くの人が「水害保険」に入っていない
ボランティアが必要とともに、
岡山産の商品を購入するだけでも大きな支援となる
***
「ビッグイシュー日本版 BIGISSUE JAPAN」
“1冊350円で販売。180円が販売者の収入になります。”
[ホームレスの仕事をつくり自立を応援する]
「ビッグイシュー」は、ホームレスの人々に収入を得る機会を提供する事業として
1991年、ロンドンで始まった 創設者はジョン・バード氏
住まいを得ることは、単にホームレス状態から抜け出す第一歩に過ぎない
[仕組み]
1.販売者は、この雑誌10冊を無料で受け取る
2.売り上げ3500円を元手に、以後は170円で仕入れ、350円で販売 180円を収入にする
[条件]
顔写真つきの販売者番号の入った身分証明書を身につけて売る
このほか「8つの行動規範」に基づいて販売している
【ブログ内関連記事】
「ボブとジェームズ、東京へ行く」@ビッグイシュー
「猫のボブが私をホームレスから一人の人間にしてくれた」@ビッグイシュー
『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(A Street Cat Named Bob)』(2016 ネタバレ注意)
求む! オフィス・スペース!

「年間購読のお願い」@ビッグイシュー

売り切れていた316号もPDF版で購入可能にv

【内容抜粋メモ】
「マイオピニオン」より
●「貧困の壁」20代 大学生 東京都
338号「今月の人」でオーストリアの販売者ゲオルグ・アイグナーさんの言葉に勘当した

「誰もが貧困になりうる可能性から、みんな目を背けている」
私は小学生の時からずっと医学部に行きたくて必死に勉強していた
1年浪人し、ようやく第一志望の医学部に合格したが
両親から「学費が払えないので諦めてくれ」と言われ
そこで初めて「壁」を感じた
今まで「貧困なんて自分には関係ないこと」と思っていたが
誰でも陥る問題と気づいた
今、私は法学部で法律を日々学んでいる
さまざまな人と関わる中で
「人がひとりの人として尊重され、大切にされる社会」の構築に
法律を通して関わりたいという新しい目標ができた
最近、興味を持ちはじめたのは「生活保護基準の引き下げ」
いつかアイグナーさんにお会いして、絶望からどう希望を見つけたのか質問してみたいと思っている
●「真備町でボランティア」28歳 法科大学院生 奈良県
7.23、24日、私は岡山県倉敷市真備町有井地区を訪れ
豪雨災害のボランティアに参加した
高梁川を渡った途端、風景が一変
建物、信号、クルマ、植物、あらゆるものが泥をかぶり
連日の猛暑のせいか、空気は乾燥し、下水で汚染された砂ぼこりが舞い上がり
悪臭がたちこめていた
1日目は、地元の土木関係者のボランティア団体「Team桃太郎」に参加
私は主に庭、駐車場の泥出し作業を行った
へドロが乾燥して固く重たくなっていた
ヘドロの下5~10cmくらいを掘り起こして処分した
2日目は、「Team桃太郎」が休みで、倉敷市が主催するボランティアセンターに参加
体育館に集合し、活動場所を割り振られて、大型バスで送迎されると
たまたま1日目と同じ地区に行った
お宅は1階は天井近くまで浸水
私は、窓、窓枠を掃除する作業をし
固まった泥は簡単には落ちず、根気のいる仕事だった
被災者の方が言うには、行政、保険会社からのお金を足しても改修・改築費用には足りない
※多くの人が「水害保険」に入っていない
ボランティアが必要とともに、
岡山産の商品を購入するだけでも大きな支援となる
***
「ビッグイシュー日本版 BIGISSUE JAPAN」
“1冊350円で販売。180円が販売者の収入になります。”
[ホームレスの仕事をつくり自立を応援する]
「ビッグイシュー」は、ホームレスの人々に収入を得る機会を提供する事業として
1991年、ロンドンで始まった 創設者はジョン・バード氏
住まいを得ることは、単にホームレス状態から抜け出す第一歩に過ぎない
[仕組み]
1.販売者は、この雑誌10冊を無料で受け取る
2.売り上げ3500円を元手に、以後は170円で仕入れ、350円で販売 180円を収入にする
[条件]
顔写真つきの販売者番号の入った身分証明書を身につけて売る
このほか「8つの行動規範」に基づいて販売している
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売り切れていた316号もPDF版で購入可能にv
