■長編ドキュメンタリー映画『太陽の塔』(2018)
監督:関根光才
出演:
織田梨沙 縄文の少女
平野暁臣 岡本太郎記念館館長
関野吉晴 探検家・人類学者・外科医。武蔵野美術大学教授
千葉一彦 日活の元美術監督の千葉一彦さん(86)は、芸術家の故岡本太郎が作り上げた太陽の塔を核とする「テーマ館」のサブプロデューサーを務めた。
・太陽の塔48年ぶり内部公開へ「岡本太郎の哲学再現」
菅原小春 ダンサー
・菅原小春がハンパない!!世界が大注目する日本人
Chim↑Pom 東京で結成されたアーティスト集団
中沢新一 人類学者、思想家、宗教学者
土屋敏男 日本のテレビプロデューサーで映画監督
Justin Jesty
糸井重里 コピーライター、エッセイスト、タレント、作詞家
※「作家別」カテゴリー内「岡本太郎」に追加しました
ハリウッドや、人気俳優の映画しかメディアでは紹介しないから
常にアンテナを張っていないと、こうした情報は見逃してしまうところだった
しかも、都内では数ヶ所だけ
それほど長期間の公開も望めないし、時間も限られる
*
「新宿シネマカリテ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/df/d1dec88155c89a82b25eac06c45eac86.jpg)
10.9 まだフラつきがあり、電車でも不安感が強かったから、新宿に着いただけでぐったり
どこかで線路に人が入ったとかで遅れが出ていて、意外と混んでいたし
新宿シネマカリテは初めて
南口に出てしまい、駅員に聞いてから、東南口へ
タワレコの隣りで、地下1F 昔からあったっけ?
20分前ほどに着くと、スクリーンが2つあり、狭いロビーにはそこそこ人がいる
最近の趣向で、公開映画を紹介するパネルがインスタ映え的なディスプレイになっていて
太郎さんのディスプレイを写メってみたv
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/75/36b9260df46a59891b9b51c130698cc6.jpg)
他にも数ヶ所ディスプレイがあり、関連書籍、サントラのCD、
映画のプリントがされたパーカー?まで売っている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/c8/92068b5a41b141c6884783a9512dde83.jpg)
映画館で買ったチケットと一緒にスクラッチカードをもらい
「当たり」が出たら、利用店舗にて商品と交換する催しもやっていた
私はもちろん「ハズレ」
「新宿NOWAビル20周年記念」でキャンペーン期間は10.5~14まで
観賞後には、半券の席番でなにかもらえるというのもあった いろいろやってるなあ
私はもちろん「ハズレ」
*
スクリーン1と2は作りが違っていて、私が入ったほうは、
なぜかスクリーンに対して、左側がやけに広がっている
出口は左側にあり、右は壁だから、左側の後ろめを選んだら
スクリーンがとても右側で、首が痛い・・・
(その後、ずっと夜まで具合が悪かったから、ひさびさロキを飲んだ
プラス、映画の内容の9割方、いろんな人々が延々と話すというもので
どの話も興味深いから、真剣に観ていたら、途中でちょっと眠気が襲って
首が張って、ストレッチしながら2時間観きった
話の内容は、そうとう濃くて、300%同意 共感
太郎、塔、万博、縄文は予測出来たが、南方熊楠まで出てくるとは!!
そのうち宮沢賢治も出てくるんじゃないかと期待したほど
こうした映画を大勢に観て欲しいが、みんなアクション映画や、ラヴストーリーが観たいんだろうなあ
【内容抜粋メモ】
allcinema
・岡本太郎の残した「太陽の塔」の意味を改めて世に問いかける映画『太陽の塔』
“「自発的隷従」
人類学者マルセル・モースに師事し民俗学を深く学んだ”
trailer
荒原のような場所を歩く女性
着ているのは、チベットっぽい衣装
忽然と現れる異形な「太陽の塔」
女性はそっと塔に触れてみる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/e9/044a6f29b0e7177e66d894e211ca859b.jpg)
章ごとにテーマを分けて話をまとめてある
すべては書ききれないから、記憶の断片のみ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/d6/6bd354acb16f44481026f8ee77294855.jpg)
●EXPO'70 大阪万博 テーマは「人類の進歩と調和」 それに真っ向から反発した「太陽の塔」
「そこには、人類が当時思い描いたSFのごとき未来都市があった」
「アメリカのパビリオンは平面 当然、アポロ、月面着陸、月の石を展示
対するソ連は、最も高い建物 ぎっしりと人口衛星を飾り、どうだ!と競走した」
丹下健三さんの大屋根は、空中都市ができるほどの最新技術だった
そこに太郎が穴を開けたのがポイント
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/de/6b8eb916948c69b789cc5f693906a205.jpg)
地下を微生物の世界(古代)、中央を現在、突き出た部分は未来と分けた
現在の部分には、名もない大衆の写真をたくさん貼った
=大衆こそが社会を支えているという太郎のメッセージ
「建築物としてはありえない形だったため、レプリカを作り、輪切りにして寸法を細かく測った」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/7e/4b439b8a636c2dd8d8ac7bb2512f7ffe.jpg)
●岡本太郎プロフィール
父・岡本一平は漫画家、母・岡本かの子は小説家、歌人
有名なエピソード
「かの子は、作品に没頭するため、太郎を柱に帯でくくりつけ、泣き叫んでも、構わなかった
そういう母の姿を見て、芸術とは、命がけだということを学んだのではないか?」
父がロンドンに行く際、太郎は同行し、そのままパリに移住
これまでの美術にとらわれないピカソに感動し、抽象画を目指すが悩み、
「傷ましき腕」を描き、シュールレアリスムに誘われるも断る
帰国後、日本の画壇が変わらないことに絶望し、自らの道を模索
●縄文との出逢い
・縄文と岡本太郎
東京国立博物館で「縄文火焔土器」を見て衝撃を受け、民俗学に傾倒
沖縄、東北などを自ら訪ね歩き、文化に触れ、写真、映像に残す 「鹿踊り」など
中には、撮影してはならないものもあった
縄文時代は「狩猟文化」
動物とニンゲンは「殺し・殺される」同等の存在
しとめて、食べる動物、自然に対して敬いの念を持っていた
コグマをニンゲンの乳で育て、成長したら屠り、祀る文化もあった
「農耕文化」の弥生時代
土器はのっぺりとした平面に変わり、実用的となる
働き![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_run.gif)
、貯めて
、家
を建て続けるアニメーションが、現代の生活とまったく重なって見えた
「産業革命」「高度経済成長」へとつながってゆく
太郎は、それ以前の世界をパピリオンで表現したかった
世界各地から、神事に使われているお面などを集めて展示
●沖縄、東北、アイヌ、チベットの共通点
沖縄にもアイヌにも女性が手
に刺青を入れる習慣がある
・アイヌと琉球人の源流
●「明日の神話」と「太陽の塔」は同時制作された テーマは「原爆」 今は皆通り過ぎるだけ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/cc/533f8661e90e7601223a3973a39e91aa.jpg)
「塔の後ろの黒い顔は原爆を意味している」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/37/cc36b632a80a2010c501e2b2f07960c9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/33/d40e432b3589fc8974c468acba1485ec.jpg)
「現代の科学は、核でもうひとつの太陽を作ろうとしている」
・「太陽のない世界 人類は生存可能か?」@モーガン・フリーマン 時空を超えて
「チェルノブイリの原発事故の6年後にソ連は崩壊した」
●原爆、3.11 原発 メディア規制
・岡本太郎×芸術実行犯の無制限バトル勃発! Chim↑Pom『PAVILION』展
(よく分からなかったが、「明日の神話」に新たに描き加えたのか?
「“原発”などの他にも“慰安婦”など、国家予算がおりないワードがあるのが現実」
「唯一、原爆を落とされた日本が、これだけ原発を持っていることが異常
3.11以降、みんな分かってしまった
どれほど高い防波堤を作ってもムダだということに
しかし、メディア規制などによって、3.11を忘れさせようとしている」
「『農業の工業化』からおかしい
本当は、自分で食べる分を、自分で作ればいい
それには、社会のシステムを根本からすべて変えなければならないため
みんな、スマホを見たり、バラエティ番組を見たりして忘れようとしている
あるいは、“専門家の意見”を聞いて分かった風に納得して忘れてしまう」
・『ありあまるごちそう』(2005)![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyos.gif)
・『いのちの食べかた』(2008)![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/buta.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eto_ushi.gif)
「日本は原発を持ってはいけない国」
●生命の樹 南方熊楠との共通点 曼荼羅
・南方熊楠の曼荼羅論
「太郎も南方も、同じ頃に外国に行った経験を持ち
生命の根源はみな1つ すべてがつながっていることにたどり着いた」
「チベットでは、“格差社会”になりにくい」
「贈与 何の見返りもなく与える文化がある」(“シェア”と同じか
「密教は、殺生を悪とする仏教に徐々に支配されていった」
「南方は、自らの思う曼荼羅の図も描いている
曼荼羅は、森羅万象を3次元に思い描き、それを2次元に描いた世界
南方の曼荼羅は、理解不能 3次元を超えている」
「生命の樹、壁のヒダは、血管を表現している
太郎の赤は、爆発して飛び散る鮮血の赤」
「万博が終わり、すべてのパリビオンが壊されたが、太陽の塔だけは壊せなかった 怖くて」
・「南方熊楠-100年早かった智の人-@国立科学博物館(2018.2.14)
・『小学館版 学習まんが人物館 南方熊楠』
・『猫楠 南方熊楠の生涯』水木しげる
●ダンサー・菅原小春が「明日の神話」の前で踊る
小春:塔の手が上を向いて開いているのがいい 下を向いているよりも 受け入れる感じ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/8a/18e8278d13c031a7528aeaed3f9f5313.jpg)
「たとえば2~3万年後 万博、太郎、塔の意味が忘れられた時代になり
この太陽の塔を見た人類は、何を思うだろうか?」
ふたたび、冒頭の女性のシーン
塔は消え、女性はもっと未来へと走り出すようなエンディング
***
あちこちにあるチラシの中に、サリンジャーの映画化を見つけた![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif)
映画化されるというニュースに喜んだのは、数年前
いつか、いつか?と待っていたがようやく! 来年1.18公開 楽しみ
■『ライ麦畑の反逆児/ひとりぼっちのサリンジャー(原題:REBEL IN THE RYE)』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/4e/8088f397d3377e632631fecd0b982efe.jpg)
サリンジャーに関連した作品がもう1本あった
■『ライ麦畑で出会ったら』10.27公開
隠遁生活のような暮らしをしていたサリンジャーに会いに行った人がいたという話がなかったっけ?
それを基にしたのか? ちょっと気になる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/4c/22b923574f6bfa7ea986f1afc779575a.jpg)
※「作家別」カテゴリー内「J・D・サリンジャー」参照
その他にも、谷川俊太郎さんが絶賛し、にゃんこも出てくる映画も気になった
■『顔たち、ところどころ』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/55/5a80ab7860cc7c6eff0e50d94566d2f4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/aa/09cbb7d11b0bfcc999fbc013525c21b2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/25/7d037464b545eef7a862e271d7c2f1e1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/80/3c8c9663059029c92289b8df0eaed2d0.jpg)
監督:関根光才
出演:
織田梨沙 縄文の少女
平野暁臣 岡本太郎記念館館長
関野吉晴 探検家・人類学者・外科医。武蔵野美術大学教授
千葉一彦 日活の元美術監督の千葉一彦さん(86)は、芸術家の故岡本太郎が作り上げた太陽の塔を核とする「テーマ館」のサブプロデューサーを務めた。
・太陽の塔48年ぶり内部公開へ「岡本太郎の哲学再現」
菅原小春 ダンサー
・菅原小春がハンパない!!世界が大注目する日本人
Chim↑Pom 東京で結成されたアーティスト集団
中沢新一 人類学者、思想家、宗教学者
土屋敏男 日本のテレビプロデューサーで映画監督
Justin Jesty
糸井重里 コピーライター、エッセイスト、タレント、作詞家
※「作家別」カテゴリー内「岡本太郎」に追加しました
ハリウッドや、人気俳優の映画しかメディアでは紹介しないから
常にアンテナを張っていないと、こうした情報は見逃してしまうところだった
しかも、都内では数ヶ所だけ
それほど長期間の公開も望めないし、時間も限られる
*
「新宿シネマカリテ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/df/d1dec88155c89a82b25eac06c45eac86.jpg)
10.9 まだフラつきがあり、電車でも不安感が強かったから、新宿に着いただけでぐったり
どこかで線路に人が入ったとかで遅れが出ていて、意外と混んでいたし
新宿シネマカリテは初めて
南口に出てしまい、駅員に聞いてから、東南口へ
タワレコの隣りで、地下1F 昔からあったっけ?
20分前ほどに着くと、スクリーンが2つあり、狭いロビーにはそこそこ人がいる
最近の趣向で、公開映画を紹介するパネルがインスタ映え的なディスプレイになっていて
太郎さんのディスプレイを写メってみたv
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/75/36b9260df46a59891b9b51c130698cc6.jpg)
他にも数ヶ所ディスプレイがあり、関連書籍、サントラのCD、
映画のプリントがされたパーカー?まで売っている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/7b/9d188cf25f9e8a671b958708cac787ab.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/c8/92068b5a41b141c6884783a9512dde83.jpg)
映画館で買ったチケットと一緒にスクラッチカードをもらい
「当たり」が出たら、利用店舗にて商品と交換する催しもやっていた
私はもちろん「ハズレ」
「新宿NOWAビル20周年記念」でキャンペーン期間は10.5~14まで
観賞後には、半券の席番でなにかもらえるというのもあった いろいろやってるなあ
私はもちろん「ハズレ」
*
スクリーン1と2は作りが違っていて、私が入ったほうは、
なぜかスクリーンに対して、左側がやけに広がっている
出口は左側にあり、右は壁だから、左側の後ろめを選んだら
スクリーンがとても右側で、首が痛い・・・
(その後、ずっと夜まで具合が悪かったから、ひさびさロキを飲んだ
プラス、映画の内容の9割方、いろんな人々が延々と話すというもので
どの話も興味深いから、真剣に観ていたら、途中でちょっと眠気が襲って
首が張って、ストレッチしながら2時間観きった
話の内容は、そうとう濃くて、300%同意 共感
太郎、塔、万博、縄文は予測出来たが、南方熊楠まで出てくるとは!!
そのうち宮沢賢治も出てくるんじゃないかと期待したほど
こうした映画を大勢に観て欲しいが、みんなアクション映画や、ラヴストーリーが観たいんだろうなあ
【内容抜粋メモ】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0099.gif)
・岡本太郎の残した「太陽の塔」の意味を改めて世に問いかける映画『太陽の塔』
“「自発的隷従」
人類学者マルセル・モースに師事し民俗学を深く学んだ”
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/round_o.gif)
荒原のような場所を歩く女性
着ているのは、チベットっぽい衣装
忽然と現れる異形な「太陽の塔」
女性はそっと塔に触れてみる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/e9/044a6f29b0e7177e66d894e211ca859b.jpg)
章ごとにテーマを分けて話をまとめてある
すべては書ききれないから、記憶の断片のみ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/d6/6bd354acb16f44481026f8ee77294855.jpg)
●EXPO'70 大阪万博 テーマは「人類の進歩と調和」 それに真っ向から反発した「太陽の塔」
「そこには、人類が当時思い描いたSFのごとき未来都市があった」
「アメリカのパビリオンは平面 当然、アポロ、月面着陸、月の石を展示
対するソ連は、最も高い建物 ぎっしりと人口衛星を飾り、どうだ!と競走した」
丹下健三さんの大屋根は、空中都市ができるほどの最新技術だった
そこに太郎が穴を開けたのがポイント
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/de/6b8eb916948c69b789cc5f693906a205.jpg)
地下を微生物の世界(古代)、中央を現在、突き出た部分は未来と分けた
現在の部分には、名もない大衆の写真をたくさん貼った
=大衆こそが社会を支えているという太郎のメッセージ
「建築物としてはありえない形だったため、レプリカを作り、輪切りにして寸法を細かく測った」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/7e/4b439b8a636c2dd8d8ac7bb2512f7ffe.jpg)
●岡本太郎プロフィール
父・岡本一平は漫画家、母・岡本かの子は小説家、歌人
有名なエピソード
「かの子は、作品に没頭するため、太郎を柱に帯でくくりつけ、泣き叫んでも、構わなかった
そういう母の姿を見て、芸術とは、命がけだということを学んだのではないか?」
父がロンドンに行く際、太郎は同行し、そのままパリに移住
これまでの美術にとらわれないピカソに感動し、抽象画を目指すが悩み、
「傷ましき腕」を描き、シュールレアリスムに誘われるも断る
帰国後、日本の画壇が変わらないことに絶望し、自らの道を模索
●縄文との出逢い
・縄文と岡本太郎
東京国立博物館で「縄文火焔土器」を見て衝撃を受け、民俗学に傾倒
沖縄、東北などを自ら訪ね歩き、文化に触れ、写真、映像に残す 「鹿踊り」など
中には、撮影してはならないものもあった
縄文時代は「狩猟文化」
動物とニンゲンは「殺し・殺される」同等の存在
しとめて、食べる動物、自然に対して敬いの念を持っていた
コグマをニンゲンの乳で育て、成長したら屠り、祀る文化もあった
「農耕文化」の弥生時代
土器はのっぺりとした平面に変わり、実用的となる
働き
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_run.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0186.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/house_red.gif)
「産業革命」「高度経済成長」へとつながってゆく
太郎は、それ以前の世界をパピリオンで表現したかった
世界各地から、神事に使われているお面などを集めて展示
●沖縄、東北、アイヌ、チベットの共通点
沖縄にもアイヌにも女性が手
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0088.gif)
・アイヌと琉球人の源流
●「明日の神話」と「太陽の塔」は同時制作された テーマは「原爆」 今は皆通り過ぎるだけ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/cc/533f8661e90e7601223a3973a39e91aa.jpg)
「塔の後ろの黒い顔は原爆を意味している」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/37/cc36b632a80a2010c501e2b2f07960c9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/33/d40e432b3589fc8974c468acba1485ec.jpg)
「現代の科学は、核でもうひとつの太陽を作ろうとしている」
・「太陽のない世界 人類は生存可能か?」@モーガン・フリーマン 時空を超えて
「チェルノブイリの原発事故の6年後にソ連は崩壊した」
●原爆、3.11 原発 メディア規制
・岡本太郎×芸術実行犯の無制限バトル勃発! Chim↑Pom『PAVILION』展
(よく分からなかったが、「明日の神話」に新たに描き加えたのか?
「“原発”などの他にも“慰安婦”など、国家予算がおりないワードがあるのが現実」
「唯一、原爆を落とされた日本が、これだけ原発を持っていることが異常
3.11以降、みんな分かってしまった
どれほど高い防波堤を作ってもムダだということに
しかし、メディア規制などによって、3.11を忘れさせようとしている」
「『農業の工業化』からおかしい
本当は、自分で食べる分を、自分で作ればいい
それには、社会のシステムを根本からすべて変えなければならないため
みんな、スマホを見たり、バラエティ番組を見たりして忘れようとしている
あるいは、“専門家の意見”を聞いて分かった風に納得して忘れてしまう」
・『ありあまるごちそう』(2005)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyos.gif)
・『いのちの食べかた』(2008)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/buta.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eto_ushi.gif)
「日本は原発を持ってはいけない国」
●生命の樹 南方熊楠との共通点 曼荼羅
・南方熊楠の曼荼羅論
「太郎も南方も、同じ頃に外国に行った経験を持ち
生命の根源はみな1つ すべてがつながっていることにたどり着いた」
「チベットでは、“格差社会”になりにくい」
「贈与 何の見返りもなく与える文化がある」(“シェア”と同じか
「密教は、殺生を悪とする仏教に徐々に支配されていった」
「南方は、自らの思う曼荼羅の図も描いている
曼荼羅は、森羅万象を3次元に思い描き、それを2次元に描いた世界
南方の曼荼羅は、理解不能 3次元を超えている」
「生命の樹、壁のヒダは、血管を表現している
太郎の赤は、爆発して飛び散る鮮血の赤」
「万博が終わり、すべてのパリビオンが壊されたが、太陽の塔だけは壊せなかった 怖くて」
・「南方熊楠-100年早かった智の人-@国立科学博物館(2018.2.14)
・『小学館版 学習まんが人物館 南方熊楠』
・『猫楠 南方熊楠の生涯』水木しげる
●ダンサー・菅原小春が「明日の神話」の前で踊る
小春:塔の手が上を向いて開いているのがいい 下を向いているよりも 受け入れる感じ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/8a/18e8278d13c031a7528aeaed3f9f5313.jpg)
「たとえば2~3万年後 万博、太郎、塔の意味が忘れられた時代になり
この太陽の塔を見た人類は、何を思うだろうか?」
ふたたび、冒頭の女性のシーン
塔は消え、女性はもっと未来へと走り出すようなエンディング
***
あちこちにあるチラシの中に、サリンジャーの映画化を見つけた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif)
映画化されるというニュースに喜んだのは、数年前
いつか、いつか?と待っていたがようやく! 来年1.18公開 楽しみ
■『ライ麦畑の反逆児/ひとりぼっちのサリンジャー(原題:REBEL IN THE RYE)』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/4e/8088f397d3377e632631fecd0b982efe.jpg)
サリンジャーに関連した作品がもう1本あった
■『ライ麦畑で出会ったら』10.27公開
隠遁生活のような暮らしをしていたサリンジャーに会いに行った人がいたという話がなかったっけ?
それを基にしたのか? ちょっと気になる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/17/3e56c691232a75b79991a1c993167922.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/4c/22b923574f6bfa7ea986f1afc779575a.jpg)
※「作家別」カテゴリー内「J・D・サリンジャー」参照
その他にも、谷川俊太郎さんが絶賛し、にゃんこも出てくる映画も気になった
■『顔たち、ところどころ』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/55/5a80ab7860cc7c6eff0e50d94566d2f4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/aa/09cbb7d11b0bfcc999fbc013525c21b2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/25/7d037464b545eef7a862e271d7c2f1e1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/80/3c8c9663059029c92289b8df0eaed2d0.jpg)