昔は苗代に直接種を撒いて苗を育てた。その風景は早春の田舎の風物詩だった。田植機が普及するに連れて、その風景は殆んど見かけなくなった。
「夢をもう一度」という訳ではないが、ハウスに置き切れなくなった苗箱を不測事態の予備として苗代を使い育てることにした。
苗代づくりや苗箱の出し入れが大変で敬遠されているが、日々の水管理は殆んど手がかからないというメリットがある。
ハウスに置いた苗箱だけでも必要量は確保できているので、ジィチャン、バァチャンは反対したのだが、苗代を使った育苗のノウハウも伝統として受け継いでおく必要があると考えた。
数日前にトラクターで苗代を作って置き、そこに育苗機で発芽させた苗箱を並べビニールで覆った。泥の中での作業なので大変だったが、ビニールの裾を泥土で抑える作業は、子供の頃のドロンコ遊びiに似ていた。
日頃から農業にはDNAをくすぐるような仕事があると感じているが、これもその内のひとつのようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/20/0093f1da5c169a386d5b238081a61c4f.jpg)
今回は田んぼの一部を苗代としたが、昔は一枚を全部使って苗づくりをしたという。
水田とハウスの作業とでは、身体への負荷が段違いだ。ジァチャン、バァチャンが反対するのも尤もだと思った。
この写真は、たまたま居合わせた長女が写したもの。地元にある新聞社の記者をしているだけあって、カメラの腕はオジサンより上のようだ。
たまたま写真には写らなかったが、我が家の二大長老も手伝いながらやり方を伝授してくれた。二人の意見が食い違うこともあり、色々な方法があることの勉強にもなった。
「夢をもう一度」という訳ではないが、ハウスに置き切れなくなった苗箱を不測事態の予備として苗代を使い育てることにした。
苗代づくりや苗箱の出し入れが大変で敬遠されているが、日々の水管理は殆んど手がかからないというメリットがある。
ハウスに置いた苗箱だけでも必要量は確保できているので、ジィチャン、バァチャンは反対したのだが、苗代を使った育苗のノウハウも伝統として受け継いでおく必要があると考えた。
数日前にトラクターで苗代を作って置き、そこに育苗機で発芽させた苗箱を並べビニールで覆った。泥の中での作業なので大変だったが、ビニールの裾を泥土で抑える作業は、子供の頃のドロンコ遊びiに似ていた。
日頃から農業にはDNAをくすぐるような仕事があると感じているが、これもその内のひとつのようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/20/0093f1da5c169a386d5b238081a61c4f.jpg)
今回は田んぼの一部を苗代としたが、昔は一枚を全部使って苗づくりをしたという。
水田とハウスの作業とでは、身体への負荷が段違いだ。ジァチャン、バァチャンが反対するのも尤もだと思った。
この写真は、たまたま居合わせた長女が写したもの。地元にある新聞社の記者をしているだけあって、カメラの腕はオジサンより上のようだ。
たまたま写真には写らなかったが、我が家の二大長老も手伝いながらやり方を伝授してくれた。二人の意見が食い違うこともあり、色々な方法があることの勉強にもなった。