私には子どもがいますが、神社で七五三のお祓いをしたことはありません。
友人から5歳用の晴れ着を購入して写真館で写真をとって、神社にて賽銭を入れて健康をお願いした程度でした。
時が経ち、私も「おじいさん」と呼ばれるようになってしまいました。
今年の11月は5歳の祝いと3歳の祝いの実施。
5歳の男の子は自宅近所の神社で3歳の女の子の祝いは王子神社で実施しました。
自分の今後の人生の中でも、このような非日常的なイベントは、ありそうにもありません。
そこで私も仕事を早引けしての参加をしたしだいです。
祖父母も七五三の祝いに参加するのは少子化現象の象徴かもしれません。
5歳と3歳の今回の子どものお祓いには、当然のこととして祖父母、叔母も出席したのです。
祈祷の時間は約10分間。
お金を払っているのに短いとも感じましたが、子どもが座っていられる限界時間からすればしょうがないかもしれません。
自宅そばの神社はこじんまりしていることもあり1家族のみでの祈祷。
それに対して王子神社は30分刻みで、何組もの家族が祈祷を受けていました。
両神社に共通するのは、祈祷が終わると「千歳飴」が貰えることです。
三歳児は千歳飴に加えられていた、吹き戻し(ピロピロ笛)に大喜びでした。
私は定刻に到着するように神社に到着すると、一通のメール着信。
それは、私の息子のトラさんが寝坊したので30分遅れるというメールでした。
いつまで経ってもトラさんらしいというのが私の感想です。
30分後に神社に主役の家族が到着。
3歳児は髪にはカラフルな飾りをつけて赤が鮮やかな着物を着ていました。
それは母、姉、従姉妹が着用してきた着物だそうです。
三歳児の母も着物を着用。
それは私のパートナーが1、2回しかきていない三松の着物がプレゼントされたものでした。
そして、何と父親のトラさんも髪を綺麗にカットして着物を着用。
彼に対しては、「好青年のように見える」との言葉をかけた私です。
式典後には、近場の飲食店にて両家でランチをして解散。
「みてね」という写真共有サイトを見て、とってもほのぼのとした良いイベントだったと思い返している私です。