春の花がいくつか咲いています。わが家のささやかな花壇にも春が来ています。
その一つ、小画像はラン科シラン属の宿根草「シラン」です。紫紅色の細長い咲ききらないような細い形の花が咲きます。栽培は比較的楽な花で、群生するときれいです。珍しい白色のシラン(下画像左)もありますが、こちらは観賞用で、増やすのは難しいです。茎は白及(びゃっきゅう)と呼ばれ、漢方薬や止血、痛み止めにも用いられるといいます。紫紅色が2鉢、白色を1鉢育てています。
下画像右は、アヤメ科アヤメ属の多年草で「シャガ」です。木の下などの木陰でこちらも比較的放任で育ちます。白いあやめに似た花が4~5月ごろ群生して咲きます。中国原産の帰化植物で、ツツジの間の木陰で育っています。
白色のシラン 木陰でも咲くシャガ