気ままな趣味の散歩道

趣味にまつわる話題を、デジカメ画像などを活用し郷土の写真、菜園と園芸、郵趣、版画と年賀状などを紹介してまいります。

ミカン山

2015-02-08 08:28:54 | 日記
 ミカン山と言っても起伏のとんだ山の斜面にかんきつ類がたくさん植わっているのでそう呼んでいます。
 場所は、浜松市北区細江町に、叔父(故人)の管理していたかんきつ類が植えられたミカン山があり、毎年行っていますので、今年も先週収穫(?)に行ってきました。

 今、山にはネーブルやハッサクがいっぱいです。すでに収穫期を終えた普通のみかん(温州ミカン)も少しは残っていましたが、霜の降りた後で表面は固くなっていました。

 周辺一帯はやはり、普通のみかんが主体なので緑がいっぱいの中に少しづつ黄色に実った数種類のかんきつ類の風景が見られます。

   
 (手の届くところからかなり高い位置にもたくさん実っています)

 この日は主にネーブルハッサクを収穫してきました。収穫の時期を迎えたのか2日前の強風によるものとみられる落下実も見られました。
 
 2家族4人で高いところは木に登り、あるいはそれ以上高いところは棒で引き落とすところも。それでも全部で数十キロ(未計測)を収穫し、青空と遠くまで続くミカン山をバックに弁当を食べて帰路につきました。

   
 (この日収穫したネーブル〈左〉とハッサクの木)

     
 (左上から収穫したネーブル、→ハッサク、普通のみかん及びグレープフルーツ・レモン・柚子が少々)
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カードコレクション④〈遠鉄ETカード〉

2015-02-07 09:11:47 | 郵趣と切手
 今ではバスにもあまり乗らなくなりましたが、通勤をしていた10~20数年前までは遠州鉄道のバスもよく利用しました。この頃、遠州鉄道のバス・電車に小銭を用意しなくれも乗れるプリペイドカードの「遠鉄ETカード」(エンテツトラフィックカード)を利用していました。
 遠鉄では積極的に記念カードも発行していましたので、いつしか使用済みのカードコレクションとなっていましたので、その中からいくつかをご紹介します。

 上の小画像は、平成6年10月にJR浜松駅前にオープンし、そびえ立つアクトシティのシンボル「アクトタワー」のオープン記念カードです。全カードの中でデザインと配色が素晴らしいカードと思っています。アクトタワーは地上45階、高さ212.8mで県下一の高層ビルです。

 続いては、遠鉄の本業である、バスと電車をデザインしたカードをご案内します。


 アカデンとも呼ばれる遠鉄の電車(西鹿島線)の車体の赤に白い斜めの線が入っているのが特徴です。過去にグッドデザイン賞を受賞しているようです。今は、新浜松→西鹿島間(17.8km)が単線で運行されています。


 浜松のみならず県西部の遠州地区をくまなく走行する住民の足として君臨する遠州鉄道のバス。車体の色は、銀色に緑の横線が特徴で、銀バスとも呼ばれていますが、いますが今は宣伝等のラッピングバスとなり、その影は薄くなってきています。色の銀は浜(中田島砂丘)の砂の銀色と浜松の松の緑色からなっています。

 遠州鉄道にはかつて、線路の幅が狭軌の奥山線が、東田町(浜松市)→奥山(浜松市引佐町)間(25.7km)を走っていました。昭和39年の廃線を惜しみ、その記録を伝えるカードも発行されています。蒸気機関車や小さな電車も人気がありました。


 (かつての面影を伝える、奥山線をデザインしたETカード)

 遠鉄ETカードには、浜松まつりや、近郊の祭りを紹介したカード、そしてかわいいキャラクターなども採用されています。以下に合わせてご紹介いたします。







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素掘りのトンネル

2015-02-06 08:30:55 | ふるさと紹介

 掛川駅から北へ約5km、国一バイパス西郷インターからは北西へ約1kmの場所に素掘りのトンネルがあります。
 掛川市の五明地区と飛鳥地区を結ぶ高さ制限1.7mnの小さなトンネルで、横幅の標識はなかったのですが、狭いところでは両手を広げると届きそうな幅で、長さは目測で約100~150m位です。
 近くにはホームセンター(カインズホーム)やスーパー(静鉄ストアー)がありそこから徒歩10分ほどで行くことができます。



 上の画像は西側(飛鳥方面)の入り口付近の風景です。こちら側は完全に素掘りのまま。一方東側(五明方面)は、入り口から奥数十m間は落盤防止のためか鉄製の円形ドームで保護されその奥(西側へ)は、素掘りのトンネルが続きます。
 スタコラ歩きますと5分ほどで通り抜けられますが、途中に横穴があります。そこは畳6~8畳ほどの暗闇の間になっていました。

     
 (トンネルの西側〈飛鳥地区〉入り口付近の風景です)

   
 (トンネル内の素掘りの様子)

      
 (トンネル内の苔(?)と途中にある横穴)

 次は東側〈五明地区)から見た風景をご紹介します。

   
 (東側入り口から20~30mは、鉄製の円形ドームで補強されています)

   
 (入口付近とトンネル内から外を眺めた風景)

 山の中のさみしい道ですので、近くに舗装された山越えの道があるため地元の人もあまり利用しないようですが、ハイキングなどでは通る人もあるようです。
 横幅が狭いので、軽自動車でも通行は無理かと思いますが、撮影時ミニバイクがライトをつけながら通過して行きました。
 
 このトンネルの歩行部分は舗装されていて乾いており通行可能ですが、電灯はありません。出口が見えるので暗い中を承知で抜けることも可能ですが、やはり安全のため懐中電灯があるといいでしょう。
 街中に近い場所にある素掘りのトンネル。春、暖かくなったら通ってみるのもいいかも知れませんね。

 なお、一番上の小画像のみ、本日のタイトル文字か同画像をクリックすると拡大します。
 
 ご参考までに地図を添付します。




   




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27年年賀状⑤ 〈版画・孔版・パソコン画〉

2015-02-05 09:27:08 | 版画と年賀状
 今年いただいた年賀状の中から手作りと思われる賀状をご紹介しています。
 今回は、版画2作品と孔版1作品、パソコン画2作品です。

 最初は版画です。文字を版画にしたシンプルな作品ですが、「」の文字にはめでたいこと、さいわいの意味があります。よく「吉祥」などとも使われますね。新年にふさわしい文字でした。姫路市のTさんからいただきました。
         

 続いては「」文字を版画で金色に輝かせ、前面に今年の干支「」の顔を4色で表現しています。干支と壽でこちらの作品もめでたく、今年の幸せが込められています。浜松市のSさんから頂きました。
         

 
 次は、孔版画(ガリ版)です。今の若い方には孔版と言ってもわからない方がおられると思いますが。まだコピー機の無い時代には学校や官庁ではこれが唯一の複写機でした。
 それを高度化したのが孔版の多色刷りです。小生もかつては経験しましたが、温かみのある作品です。ご紹介の作品はプロの腕を持つ、熊本県阿蘇郡高森町のSさんから毎年いただいている作品「北斎画の布袋」を鉄筆1本のガリ版で複製したものです。
 ペンで書いたり筆で書いたようにも見えますが、細い鉄筆を使った孔版画です。ブログでご覧いただくと一つのコピーのように見えますが、実物は深みがあります。



 次はパソコン画になります。
 今年の干支をユーモラスに描いてくれたパソコンを駆使してつくられた掛川市のMさんの作品です。奴凧にツル、だるまや富士山も配置され、楽しい作品です。
        

 続いては、浜松市のSさんから頂いた絵画的に描かれた「ヒツジ」。Sさんもかつては孔版の達人でしたが、今はパソコン画にはまっているようです。
        

 なお、パソコン画は皆さんの技術が向上して、自作なのか、カット画像などを組み合わせたのがわからないので、ご自分の銘が入っているものを採用させていただきました。
人物のものは除外させていただきました。

 
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冬の浜名湖と夕景

2015-02-04 09:43:12 | 風景写真
 浜名湖は新幹線や東名高速、国道1号線など多くの皆さんが通過の途中でも目にする湖です。形が手のひらを広げたような入り組んだ形をしていて、太平洋(遠州灘)ともつながっている汽水湖です。

 多くの種類の魚が採れ釣り人も沢山訪れるところです。しかしウナギは浜名湖では採れません。浜名湖の周辺の養鰻池で飼育されているのです。先日も冬の「土用の丑の日」がありましたね。養鰻業の直売店へ出かけウナギを買ってきました。高くなりましたね。

 今日のご紹介はその冬の浜名湖と夕景です。
 昨年11月に秋の浜名湖をご紹介しましたが、その中で村櫛半島へつながる浜名湖大橋付近の「中之島」からの風景をご紹介しました。今回、冬にも行ってみましたのでご紹介します。

 上の小画像が、弁天島・湖西方面を眺めた風景です。本来ここは遠州のからっ風が強いところですが、この日は穏やかで、波もそんなに高くありませんでした。

   
      (北へ目を向けた風景と水辺の風景です。)


   
 (浜名湖大橋を渡り、村櫛半島からの左浜名湖風景です)

       
            (中之島からの夕日が落ちる風景)

   
     (夕方、中之島からガーデンパーク方面と橋上からのガーデンパーク展望塔)








 
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年賀状のお年玉

2015-02-03 08:39:38 | 郵趣と切手
 日本の伝統、新年のご挨拶は年賀状で!
 電話やメールが発達した中でも、いつでも、みんなで見られて保存ができる年賀状はいつまでも心に残りますね。
 今年も国内で何十億枚という年賀状が飛び交ったと思いますが、そのお年玉番号の抽選がありました。
 以前ほどの豪華賞品はありませんですが、今年は1等1万円、2等は地域の特産品、そして末等(3等)はいつものように切手シートでした。今年も3等のみが10枚ほど当りましたので当選番号とともにご紹介します。

   

 今年の賞品の切手シートのデザインは、52円切手が、「信州中野の土人形ひつじ」(長野県)です。起源は、文化・文政年間に溯り、奈良家が製作する中野土人形ひつじが採用されました。
82円切手には「岩井の木彫十二支のひつじ」(鳥取県)が採用されています。
 木彫十二支は木地師・小椋幸治が昭和9年に当時の商工省の工芸展で入賞したのが作り始め。全体を挽物細工で作り、様々な色で彩色しているところに特徴があります。


 ご紹介は以上ですが、この機会に年賀切手が発行されるようになった第1回の昭和11年から昭和63年までの年賀切手を一覧でご紹介します。
 初期の頃は富士山やしめ飾りなどおめでたい図案が多かったのですが、昭和29年からは郷土の玩具が題材に選ばれるようになっています。「アッ! この切手は見覚えがある・・・」などと懐かしんでみてください。

 また昭和64年までは、毎年はがき用の1種類の発行でしたが、今年は封書用や海外用にと全6種類も発行されています。

       

       
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絵手紙とぐんま絹遺産 〈⑥=最終回〉

2015-02-02 08:52:03 | 版画と年賀状
 昨年、世界文化資産に登録された「富岡製糸場と絹遺産群」は、一気に全国に観光スポットとして有名になりましたね。
 その富岡製糸場を昨秋社員旅行で訪れてから群馬の絹遺産に絵手紙とともにスポットを当ててご紹介してきましたが、今回最終回です。

 群馬県を四地区に地方区分されているうちの残った東毛地区の文化遺産と絵手紙をご紹介します。

最初の絵手紙は、前回までにご照会できなかった西毛地区にある「旧小幡組製糸レンガ造り倉庫」です。



 養蚕農家が各戸で生産した生糸をここに集積し品質をそろえて共同販売した組合製糸。この倉庫は繭や生糸を保管するために大正15年に建てられた。現在は甘楽町の歴史民俗資料館として使われています。

 次は蚕や生糸生産に活用された道具の絵手紙です。

         
         くず繭から糸を取り出した「蚕座繰り器」。今までも大切に保管されている絹の大賞。

         
         蚕を飼うに使われた蔟(まぶし)。 

 次に前述の、東毛地区の絹文化遺産をパンフレットからの抜粋でいくつかご紹介します。
 この地区には20の県登録の絹遺産があり、この中に1つの国重要文化財と10の国登録有形文化財がありますが、このうちの5ヶ所をご紹介します。

 
 国重要文化財の「彦部家住宅」です。関東地方で最古級の建物で、江戸時代初期の民家として建造、母屋の北側が染色工場として使用されていました。


 国登録有形文化財〈以下同じ)の「桐生織物会館旧館」です。昭和9年建造の桐生織物同業組合の事務所として使用。外壁がスクラッチタイル、屋根は青緑色の日本洋葺、2階の窓にはステンドグラスを用いた洋館。


 「旧曽我織物工場」。大正11年造の大谷石造りで、5連の鋸屋根に換気塔が立ち、壁には丸窓の換気窓が設置。


 「後藤織物」。洋式の染色技術を導入し、織物の改良を行う等桐生織物に貢献。木造の鋸屋根や、糸蔵、織物倉庫も現役中。


 「金善ビル」。大規模な織物工場を操業していた事務所として使用。地上4F、地下1Fのコンクリート建ては、当時の桐生のシンボルであった。


※ 最上段の小画像は、今年の郵便局のカレンダーの表紙に採用された富岡製糸場(ポストのある風景)です。(本日のタイトル文字クリックで拡大します) 

※ 今回、シリーズでご紹介してきました絵手紙は群馬県の村井さんから提供されたものと、各施設のご紹介は群馬県のシルクカントリーぐんま連絡協議会発行のパンフ「ぐんま 発見!絹遺産」から引用しました。
 村井さんと群馬県の皆さんご協力ありがとうございました。
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『燦々会の手工芸作品展』

2015-02-01 08:45:17 | デジブック:スライドショー
毎年行われている、掛川市民の皆さんの手工芸品の展示会。
 「第16回燦々会の手工芸展示会」は毎年素敵な作品が展示され楽しみにしています。

 今年も1/21~25日の間、掛川市生涯学習センターで開催され、撮影をさせていただきましたので多くの作品をご紹介たします。
 
 会員78名と300点以上の展示がありましたので、画像数も60以上と多くなっておりますが、スライドショーでお楽しみください。

 この下に画像が現れましたら、画像中央の「フルウインドウで見る」の文字をクリックしていただくとBGM付のスライドショーがスタートします。さらに画像下段の拡大マークをクリックしていただくと大画面でもご覧いただけます。

デジブック 『燦々会の手工芸作品展』


※ なお、このスライドショーは当ブログで1月23日にご紹介しました燦々会の作品展速報版の拡大版です。
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