この前 温泉に行った日 並んで歩いていると 夫が私の歩き方を見て
「う~~ん ナンバ歩きをしたほうがいいよ。
そうやって 足と手を左右交互にふって歩くから 体がねじれて
膝が痛くなるんだと思うよ」といいます。
ええ? ナンバ歩き?なにそれ~
右足を出したときに左手を前に出すのが普通じゃない?
「右足を出したときは右手を前に 出してみて」
おお まるでロボット! ぎくしゃくしますよ。
そういえば 時代物の映画やドラマでは
武士が 両手をもも前あたりに当てて
サササッ ススッ と長い廊下などを進みますよね。
足の動きと反対の手を 交互に大きく振って行進するようになったのは
明治に入って 一般の人を西南戦争に参加させたら 早く走れないから
西洋式を取り入れて軍隊の訓練をした影響らしい。
昔の日本人の歩き方はナンバ歩きと言い
それだと難場も疲れずに早く進めるのだそうです。
時代小説を読むと 隠密などの仕事をしている人が
一日200キロも ほとんど休まず 速く移動する場面がでてきますが
ナンバ歩きというか ナンバ走りだから できたのですね。
しかし 隠密でもない普通のわたし
何しろ歩き始めて70年以上 この歩き方なんですから
いつの間にか左右交互になってしまいますが
これは コツを知り意識して慣れれば ロボットみたいでなくて
きれいに歩けるようになり 足腰膝の痛みが軽減されるらしい。
若いときはいいんだけど 年とともに 膝に来ますよね。
そういえば 夫も 昔は身体がかなり揺れてたけど
いまは 上体が揺れずに歩いている気がします。
手を振るのは 無駄な動きらしい。
このYouTubeをじっくりみたら
手を前後に振るというのが そもそも大きな間違い だとわかりました。
それをするから身体がねじれ 年とともに足腰膝に痛みが出るようになる。
足も かかとから着けて最後に蹴りながら前に進むのでなく
足全体をスッと前に置く。
手は前後に振らないで 足を引き上げるイメージ。
興味があったら いろいろなyoutubeをのぞいてみてね。
わたしは お遍路さんに出るまでに
膝に負担のない歩き方(特に石段ね)を会得しておきたい
と思っています。
今日は どこかの静かな神社で 石段を歩く練習をしてみます。
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