林の中にクルマバハグマの花がありました。大きな放射状の葉が目立ち、名前のとおり「車葉」です。「ハグマ」はヤクの尻尾だそうですが、変わった名前がついています。ともあれこの季節、楽しませてくれる野草です。
キノコ狩りが盛んになっています。グループで東山に分け入って鑑定会をしているところに遭遇しました。平日自由に動き回れる年配の方々です。キノコに詳しい人を囲んでの談笑を覗き見をし採集物を見せてもらいました。危ないキノコも沢山混ざっています。
危ないといえばこのスギヒラタケの評価の激変です。数年前まではキノコ狩りのポピュラーな対象でスーパーにさえ並んでいました。でも今年はびっくりするくらいの発生量があるのにほとんど見むきもされません。
私は秋を楽しむために一塊を採集し今年も頂きました。なかなか美味しいものでした。スギヒラタケが本当に有毒なのか、そのメカニズムが早く解決するといいのですが謎は依然として残ったままです。
危ないといえばこのスギヒラタケの評価の激変です。数年前まではキノコ狩りのポピュラーな対象でスーパーにさえ並んでいました。でも今年はびっくりするくらいの発生量があるのにほとんど見むきもされません。
私は秋を楽しむために一塊を採集し今年も頂きました。なかなか美味しいものでした。スギヒラタケが本当に有毒なのか、そのメカニズムが早く解決するといいのですが謎は依然として残ったままです。
これは何だと思いますか?秋の花粉症の原因の一つになるオオブタクサの雌花(果実)です。右側に少し赤みがかったものが雄花。2m以上にもなる大型の帰化植物、別名クワモドキといって全国の川原などに住み着いて悪さをしていますね。
そろそろ紅葉という話が聞こえてくる頃、野山には色づく葉以外の色が少なくなってきました。そんな中、藪の中にぽつんぽつんとクサフジの花が咲いていました。一頃は土手の斜面一杯に花が咲いていた光景を目にしましたが、この時期は名残の花が見られるだけです。季節は確実に進んでいるようで、路傍のクサフジを見ながらそろそろ秋の郷愁を感じ始めます。
瓢湖(ひょうこ)に白鳥の飛来がある時期だそうですが、気温が高いのか遅れそうな気配。巡る四季も年々その顔も少しずつ変えて来ているようですね。
瓢湖(ひょうこ)に白鳥の飛来がある時期だそうですが、気温が高いのか遅れそうな気配。巡る四季も年々その顔も少しずつ変えて来ているようですね。
日当たりのいい草むらに小さな蝶が乱舞していました。撮影し易そうで少し近づくと気配を感じて飛び立ってしまいます。何度か追いかけてようやくカメラに収めました。青い個体から黒っぽい個体が入り混じっています。翅裏の斑点から同一の種でルリシジミであろうと考えています。1年のうち何回か発生する種で継続的に産卵するようです。でもこれから産み落とすものは来春に発生するものでしょう。
まだ小春日和とは行きませんが、晴れた野原にかわいいチョウが舞う光景もいいものです。
まだ小春日和とは行きませんが、晴れた野原にかわいいチョウが舞う光景もいいものです。
目立たない花ですが里山の路傍にガンクビソウが咲いていました。キセルの頭部に似ていることが名前の由来だとか。いくつかの種類があるのですが、それぞれに結構変異が多いようで難しい種のような気がします。
小難しいことはいわないで、秋の野草として素直に鑑賞してやりましょう。
小難しいことはいわないで、秋の野草として素直に鑑賞してやりましょう。
こんな景色も長岡にはあったんだなぁと再認識です。時代とともに変わっていくんですね。
変わるといえば、とうとう長岡市にイノシシが出ました。信濃川沿いに長野から津南町に入って住み着いているという話は昨年紹介したことがありますが、もう長岡に来たそうです。子連れの5頭とか。一頭がパトカーに追突してナンバープレートをへし曲げたそうです。駆除する方法を持たない現状ですから、あっという間に繁殖し普通の光景になってしまうのでしょうか。農作物の被害が常習化してくると思います。
ニホンジカの増加も各地で話題になっています。長野の美ヶ原の牧場では牛とともに牧草を食べている光景がありました。牧草が食い荒らされ危機になっています。温暖化で冬の厳しさが和らいできているため越冬する個体が増えたためという見方があります。イノシシも同じ要因があるのでしょう。
変わるといえば、とうとう長岡市にイノシシが出ました。信濃川沿いに長野から津南町に入って住み着いているという話は昨年紹介したことがありますが、もう長岡に来たそうです。子連れの5頭とか。一頭がパトカーに追突してナンバープレートをへし曲げたそうです。駆除する方法を持たない現状ですから、あっという間に繁殖し普通の光景になってしまうのでしょうか。農作物の被害が常習化してくると思います。
ニホンジカの増加も各地で話題になっています。長野の美ヶ原の牧場では牛とともに牧草を食べている光景がありました。牧草が食い荒らされ危機になっています。温暖化で冬の厳しさが和らいできているため越冬する個体が増えたためという見方があります。イノシシも同じ要因があるのでしょう。
葉はキリに似ているというのですがどうでしょうか?軟毛があって触った感じが似ているといえば「そうかな」という程度。葉の大きさ、草本と木本、かなり差のある2種を対比させた感じがします。しかし、越後の山にも多い秋の代表的な野草ですね。
それより私はガイドをするときは日本産のサルビアの原種と話をします。公園の花壇にはおなじみのサルビア、日本の山の中に住んでいることが意外らしく一応に関心を示します。春は山菜としても利用できるんです。
それより私はガイドをするときは日本産のサルビアの原種と話をします。公園の花壇にはおなじみのサルビア、日本の山の中に住んでいることが意外らしく一応に関心を示します。春は山菜としても利用できるんです。
角度を変えての撮影。花が何とか収まりました。どこにでもありそうな野草ですが探すとなかなか見つからないものです。まじめに調べたことはありませんが、案外分布は限られているのかもしれないですね。生育しているところは大群生です。