「つまみ菜」の間引きを少しづつ開始している。この「菜の花」の名前は、地方によっても違うし、違いも分かりにくい。「菜花」「摘み菜」「かき菜」の違いはと言われてもしどろもどろになってしまう。それはともかく、和宮様ご推挙の「のらぼう菜」の間引きを終える。
間引きはあと2回くらいやり株間30~40cmにしていく。いろいろな菜花の中でも和宮様がこだわるように「のらぼう菜」は確かに他のものより柔らかく旨みがある気がする。手で欠いて摘み取るので「かき菜」とも言われている。残念ながらスーパーで見る機会はきわめて少ない。
いよいよ「摘み菜」の間引きを始める。葉の形も「のらぼう菜」とは微妙に違う。間引き菜はもっぱら朝の野菜ジュースにしているのでけっこう消費できる。これをすべて食べるとなると歯やあごの堅牢さがないと難しい。
間引き方法はハサミでおおまかに切り取るのが効率的なのがわかった。根っこごと除去すると、残った根を弱らせてしまう。そして、後半には丁寧に指で摘み取って残すべき苗は残していく。最後に土寄せを忘れないようにするのはもちろんだ。
菜の花類は寒さには強いとはいえ、霜が降りてしまうと元気がなくなってしまうので、防寒対策もこれから必要になる。近所の畑は防寒しなくても大丈夫なのに、わが畑の寒さは特別みたいなのだ。畑がある地形は盆地のなかにあるようで近くの山と川からの風がぶつかってしまい、風力と寒さが倍増するようだ。いよいよわが家の中の隙間も気になるようになってきた。