山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ジャガイモを収穫したが…

2022-06-10 22:35:53 | 農作業・野菜

 先日、ジャガイモをすべて収穫する。購入した種芋は男爵とアンデスレッド。昨年保存しておいた種芋のメークイーンは少なかったので、今回の収穫量はわずか。いっぽう、昨年美味しかったアンデスレッドは種芋をしっかり確保しておいたので、今年もそこそこ収穫できた。ここ数年、ジャガイモの若葉を食べてしまうシカがいることが分かり、ジャガイモは防虫シートのトンネルをしたことでシカからの被害はなくなった。

             

 ということで、アンデスレッドをダッチオーブンに入れて焚き火で焼いてみた。期待通り、うまかったのは言うまでもない。ジャガイモをアルミホイルで包んだのも、焦げずに食べられた要因だ。

   

 昨年種芋にしたシャドウクイーンとアンデスレッドも購入したものと変わらないくらい元気だった。紫色の「シャドウクイーン」も王道の「男爵」もほぼ失敗無く掘りあげられた。画像はその一部だが、連作障害の影響はなかったようだ。「自然菜園」を提唱している竹内孝功(アツノリ)さんは、ネギとジャガイモとの交互連作を勧めている。ネギの根に住む共生菌が土中の病原菌を減らしてくれるという。また、一株おきに混植しても有効だという。今度、やってみたい。

            

 しかしながら、アンデスレッドの一つの畝では野ネズミの食害が半分近くあった。昨年収穫したアンデスレッドのせいだろうか。いや、近くにモグラのトンネルがあったというのが真相のようだ。ネズミによる感染症が心配だったが、齧られたところをカットしてしっかり焼いたり蒸かしたりして食べている。

 どうせ食べるなら、丸ごと食べてくれればいいのに、サルと同じく「ちょっとだけよ」の食べ方が不満だ。ほかの畝では食害はなかったが、これほどの食害は初めてだった。

  

 今年購入し収穫したアンデスレッドは一部をまた種芋にする予定だ。次回は種芋を買わなくてもいいようにしたい。

 なお、ジャガイモの保存は、土中に入れておいて乾燥した杉の葉を敷き詰めるとネズミは嫌がるとか、リンゴと一緒だとジャガイモの発芽を抑えられるとか、参考にすべき保存法がいろいろあるのが分かった。いずれにしても、モグラトンネルを避けてまずは野ネズミには「チュー意」しなくちゃね。

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