山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

元気な蛾の競演は続くよ

2015-06-03 21:07:04 | 生き物
 わが古民家は隙間だらけなので、夜間には蛾の訪問者が絶えない。
 人間より蛾の訪問者が多いのだ。
 ごく小さな蛾は気にならないが、シジミチョウより大きいと目障りとなることがある。

 「フタナミトビヒメシャク」(シャクガ科)という長ったらしい蛾がやってきた。
 漢訳すると、「フタナミ・二波」とは、内側と外側に波模様があるからということだ。
 「トビ」とは、地色が褐色の鳶色だから。
 そういう特徴のシャクトリムシの蛾だよ、と言われれば納得がいく。

                     
 ずいぶん高齢者のような蛾もやってきた。
 名前は特定できなかったが、ドクガ科の仲間に似たものがあった。
 ドクガ科だから毒針が必ずあるとは限らないというが、痒い原因がコイツだと大いに困る。
 ほぼ毎日、外でも家でも食われるので、キンカンが離せない。

          
 昼間では、蝶かと思えるような「キンモンガ」(アゲハモドキ科またはフタオガ科)が道草山に揺らめく。
 「金紋蛾」と書くと、わかりやすい。
 飛び方はうまいとは言えないが、黒字に金の鮮やかさに目を奪われる。
 幼虫はリョウブの樹の葉を食べるが、そういえば畑の隣にリョウブの樹があった。

 わが家に来る蝶の種類はだいたいわかってきたが、蛾はまったく傾向がつかめない。
 それほどに多様なのが蛾なのだ
 蛾をもっと注目しないのは差別だ。

きょうは久しぶりの雨。
 野菜たちは待ちに待った慈雨。
 午前中は買い物、雨が止まった夕方はニンジンの種を撒く。
 

         
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