神宮外苑で行われている「イチョウまつり」に同行する。
久しぶりの人ごみに疲労感を預ける。
イチョウの黄葉は終盤に来ていると見えて、落葉の寸前を覚悟している。
歩道の落ち葉は歩く人が多くて、黄葉はきな粉になっている。
さすが都会ならではの光景である。
各県の名産のフードが軒を連ねる。
店ごとの行列が行く手を遮る。
とても並んで食べる気がおきない。
イチョウ並木の行く末には明治天皇を讃えた「絵画館」がある。
ここはむかし、明治天皇崩御の葬儀が行われた場所だ。
つまりは、青山練兵場跡地に明治天皇崩御を記念して内苑の「明治神宮」とここの「外苑」が建設された。
「富国強兵」の妖怪がこのゾーンに漂っている。
そこに「イチョウまつり」が行われるのは平和な証拠と言えるかもしれない。
しかし、戦火拡大に手を染めた軍部も国民もその「責任」を償っていない。
「戦後」はまだ始まっていないのだ。
だからまた、同じ過ちを繰り返してしまう。
歴史から学ばない日本は、だからいまだ希望を語れないのだ。
だから目先の「景気回復」に国も国民も寄りかかって、希望を先送りする。
久しぶりの人ごみに疲労感を預ける。
イチョウの黄葉は終盤に来ていると見えて、落葉の寸前を覚悟している。
歩道の落ち葉は歩く人が多くて、黄葉はきな粉になっている。
さすが都会ならではの光景である。
各県の名産のフードが軒を連ねる。
店ごとの行列が行く手を遮る。
とても並んで食べる気がおきない。
イチョウ並木の行く末には明治天皇を讃えた「絵画館」がある。
ここはむかし、明治天皇崩御の葬儀が行われた場所だ。
つまりは、青山練兵場跡地に明治天皇崩御を記念して内苑の「明治神宮」とここの「外苑」が建設された。
「富国強兵」の妖怪がこのゾーンに漂っている。
そこに「イチョウまつり」が行われるのは平和な証拠と言えるかもしれない。
しかし、戦火拡大に手を染めた軍部も国民もその「責任」を償っていない。
「戦後」はまだ始まっていないのだ。
だからまた、同じ過ちを繰り返してしまう。
歴史から学ばない日本は、だからいまだ希望を語れないのだ。
だから目先の「景気回復」に国も国民も寄りかかって、希望を先送りする。