夕飯のお伴にと、枝豆を収穫する。充満した豆のふくらみはビールの好きな人にとってはたまらないことだろう。枝豆についた泥を水で流していたらそこに毛虫がいた。毛虫は基本的に注意したほうがいい。毒針で背中全面があざのようになってしまった友人もいたし。
調べてみると、比較的ポピュラーな「ナシケンモン」(ヤガ科)という蛾の幼虫だった。漢名で表記すると、「梨剣紋蛾」ということだ。梨やリンゴなどの果物を食害するばかりでなく、マメ科やシソ科の野菜も食害する。成虫の翅に「剣紋」の斑紋があるというが地味過ぎてよくわからない。
害虫ではあるが毒針は持っていないようだったので、まずは安心する。そのうちに、赤い派手な毛虫も見つける。枝豆の豆よりやや大き目の「小さい毛虫」だった。若齢幼虫の同定は面倒だが、何とか「ナシケンモン」の幼虫と特定する。図鑑には載っていない。ネットでやっと確認する。若齢毛虫は派手だが成虫はきわめて地味過ぎる。人間の成長とおんなじだ。
きょうも一日中30度を超える酷暑で頭や首に「冷やしシート」を使う。昨日の二度目のワクチンのせいなのだろうか、熱中症もどきのせいなのだろうか、体がややだるいのでしばらく横になる一日となった。