
このところ、気温は高いものの寒風や烈風が強いので、農作業をやめてチョロチョロ始めていた地域マガジンの編集をやり、ついに印刷までこぎつける。何度読んでも間違いが出てくる編集作業。今年度中に発行するにはいつのまにかあとがない。掘り炬燵の上に印刷済みのA4用紙を並べる。裏表正味18頁、1年に1回のみ発行、今回で3号目となる。オイラが住んでいる地域11軒と近隣の植物や生き物・地域史を内容とした超ミニ手作りマガジンだ。
発行部数は50部ほど。それでも毎回、パソコンや印刷機が言うことを聴いてくれなくて手こずるばかり。とくに裏面は紙が凸凹してしまうので印刷のトラブルが絶えない。昨日から今日まで、印刷・製本だけでまる二日かかってしまった。それでも年度内に発行出来てホッとする。
今回の目玉は、ジャケツイバラの地図だ。棘が鋭く周りを荒らすのでどんどん伐採されてしまう。その結果、トンネルの上とか崖に多いのがわかった。10年くらいの調査?の成果だ。
また、集落のお互いの名前を呼び合う「屋号」を特集した。すると「屋号」には、職業・地形・一族名・分家・元住人名などに分けられるのがわかった。故郷を懐かしむ人も少なくない。某新聞社の論説委員のかたからもコメントをいただいた。これからはマンネリズムと闘えるかが課題。目標は10号発行、それまでまずは生きなくちゃね。