今週、バタフライガーデンの一画で今季最後と思われる「トウガン」(冬瓜)を収穫。繁みに埋もれていたので、草刈り機で傷つけたであろう箇所が黒ずんでいた。長さは約40cmほどだった。重さからはなんとか食べられそうだ。今年は、この不発弾のような冬瓜にはずいぶんお世話になった。40~60cmはあるずっしりした冬瓜を70~80個近くは収穫したと思う。わが家だけではとても食べきれないので近隣や知り合いにずいぶんお裾分けして食べてもらった。あまりに大きく長いのでスーパーではお目にかかれない。
ひと月前、やはり繁みから発掘した冬瓜は10.1kgもあった。きっと、今季最大の長さ・重さだと思われる。これは主に毎朝の野菜ジュースに使われたが、カレーライスや野菜サラダにも活用された。しかも、歯の悪いオラにはぴったりの食感だった。ほかの食材を盛り立てる冬瓜の謙虚な姿勢を見直したことにもなった。
この横綱クラスの冬瓜は約65cm近くの大きさだった。表面は他の滑らかなものとは言えないゴツゴツだったが、味はしっかりとしていたし美味でもあった。今までは仕方なく食べていたのが本音だったが、和宮様からの強力なご協力も拝命したことで、レシピをいろいろ変えてみると冬瓜の深さが見えてきた。
出荷してもおかしくない量のこれらは、すべて生ごみ肥料から自然に出てきたものだった。その一部を畑の畝に移植し、それ以外は放任してきたのでそれらは雑草ジャングルで自分勝手に成長したものだった。この横綱冬瓜はその繁みから発掘されたものだ。なかには所在がわからなかったので繁みの中で自爆した冬瓜もあった。なにしろ体にヘルシーな冬瓜は生ごみ肥料を続けていれば毎年発育することとなる循環型野菜となった。