山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

キャベツ危うし

2009-06-09 20:01:47 | 農作業・野菜
モンシロチョウの乱舞を見て、あわてて「寒冷紗」をかけたのがそもそもの失敗だった。虫食いがほとんどない状態だったのに、いつのまにかキャベツはモンシロチョウの餌場と化した。
 すでに、卵は産み付けられていたのだった。したがって、幼虫は他の虫を気にせず安心してキャベツを独占できたのだ。なんという落とし穴だ。
 隣の師匠の言うとおり、まず、キャベツに産み付けられた卵を撤去してから「寒冷紗」を掛けるべきだったのだ。
 またまたキャベツは失敗の巻。
 さっそく、青虫君を一匹ずつつぶすジェノサイドを敢行した。幼虫3匹以上いる葉は、葉脈だけがかろうじて残った。
 これではたして、まるまるとしたキャベツができるのだろうか
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アカマツ伐採

2009-06-08 18:49:01 | 春野山の村
 栗のようなヒトクチタケがアカマツを襲い、6・70歳はあろうかという老木も臨終を迎えたのだった。木立が密集するなかにもかかわらず、同年齢くらいの林業家は思う方向のスキマに老木を見事倒したのだった。
 そしてあっというまに、鯨をさばくようにてきぱきと枝を払い、本体を脇に移動させ、宿泊棟前の通りは何事もなかったのかのように静寂を取り戻したのだった。

 こうしていよいよ、「春野山の村」は夏休みに向けて、キャンプや合宿やアウトドアの準備にとりかかったのでした。
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そらまめ収穫

2009-06-07 22:20:22 | 農作業・野菜
 サヤエンドウの収穫はほぼ2~3日ごとに二人分の食卓を充分供給してくれている。が、このところウドンコ病が蔓延してきた。あわてて、草木灰などを撒いたり、剪定をしたりしているが、密植が原因らしい。

 ソラマメは、市販の立派な大きさには届かないが、初心者にとっては収穫できること自体が喜びだ。一つの豆からいくつもの鞘が形成されることが不思議に思う。ソラマメの厚い鞘と綿のようなベッドに育まれて豆ができていく様を手にしてみると、食べるのが不遜のようにも思えてしまう。
 と言いながら、焚き火をしながら、鞘を燃やし、豆を茹で、シンプルな夕餉は、サヤエンドウとソラマメで満腹になるほどの量だった。
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ノブドウ

2009-06-06 00:13:37 | 植物
「ノブドウ」の実の多様な色合いもさることながら、その葉っぱのかたちも多様で美しい。一本の木からこれほど左右対称で見事な造形に自然の摂理の奥深さを感じてしまう。
 葉っぱは、人間でいう指紋のようなもので、だいたいそこから名前をたどることができる。それほど、一枚の葉から自然の摂理をたどる手がかりになるのだ。

 春野山の村で、6月13日(土)10時から「葉っぱの観察」ワークショップが行われる。午後は埼玉の山里に伝わる「ズリダシ」を食らう。「学んで食べる」コンセプトは大切にしたい。申込先 053-984-0311

 葉っぱをより多様にするには、常緑樹をもっと植えていかなくちゃね。暮らしの利害ばかりだと、大切なものを失ってしまう気がするんだけど。

 
 
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ニンニク収穫

2009-06-05 20:00:47 | 農作業・野菜
昨年の秋に植えたニンニクがやっとできました。
ちょいと小振りですが、さっそく、野菜炒めに使いましたよ。
それにしても、中国産のニンニクは安すぎる。
もっと、日本の農家で生産すればいいのにと、素人考えするのだが。
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アカタテハ

2009-06-04 00:05:40 | 生き物
 今年はじめて出会う「アカタテハ」。
 身体は小さいけど、カラフルでナイーブで存在感がある。
 見とれてしまうほどの色使い。シャッターチャンスが取りにくかったものの、珍しくポーズをとってくれた。
 食草はイラクサやカラムシなので、畑の被害はなさそうなのが何より。
 幼虫は黒一色の地味なケムシらしい。近くにあるイラクサに隠れているようだ。
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ノアザミ

2009-06-03 17:51:33 | 植物
 春から初夏にかけて狭い国道を通ると、ノアザミの紫が道路際を飾る。
 和宮はさっそく野生のノアザミを採ってきて粗末な玄関に気合を入れる。
 アザミは、種類が多くていつも同定に悩むのだが、この季節といえばノアザミなので、わかりやすい。
 野に咲く花としては充分華麗であり、ジャパンを感じる色合いだ。

 午前中は、プランターのブロッコリーをポットに植え替え作業。午後は草取り、及び近所のターさん・マルちゃん家を訪問。マルちゃんに長ナスの苗をもらい、ターさんからはドラム缶を切る用具を借りる。
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淡竹15本最高記録

2009-06-02 19:06:43 | 農作業・野菜
このところ毎日タケノコご飯を食べている。裏山でハチクを15本ゲット!!最高記録の収穫となった。またまた、タケノコ三昧が続きそう。
 それにしても、ハチクの先端の形相はアートだ。岡本太郎を感じさせる迫力がある。都会にいるとこのアートすら見ることができない。
ハチクは、茶道の茶筅の材料として最適なものだそうだ。
 となりの師匠の言うとおり、孟宗竹より柔らかいのは確かなようだ。
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階段づくり

2009-06-01 01:48:12 | 出会い・近隣
 「森林コーディネーター」の仲間7人と散策コースの階段づくりを先日行なった。
 これは来る第三日曜日に実施する「森林散策体験会」のための準備だ。
毎月一回、春野の道の駅や観光拠点を始点に森林の多様な素晴らしさを体験しようとする行事だ。運営は、浜松市天竜区森林整備課と森林コーディネーター講座卒業生とのコラボレーション。
 みんな手弁当で自主的に来ているのが素晴らしい。しかも、草刈機や斧や鎌を持参している。こうした卒業生の意気込みがかたちにできたのは、担当する行政のかたのボランタリーなかかわりが大きい。まちづくりはそうした情熱の持続なくしては実現しない。市民の意欲を引き出した一つの典型だと思う。しかし、これを次のベースにいかに高めるかの手腕も問われることになるだろう。
 それにしても、異年齢の卒業生たちどうしのつながりがますます深化しているのがすばらしい。地域に蒔かれた種は確実に芽を伸ばしている。
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