田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

2007/3/12

2007-03-12 23:59:47 | 忘れがたい釣りや山
 田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。

コーラル丸は川端船長、用事のため釣に出られず、困った時の関門フィッシングで門司の関門フィッシングの愛好丸で今が釣時のアラカブ釣に出かけました。

(沈没船引き揚げ)
 7時過ぎ、まだ門司の山並みから日が出てない関門を船は、普段行かない、巌流島横まで走る。船長がイイよーと声をかけると、6人の釣り人、生きたカナギを餌に一斉に投入。このあたりはどちらかと言えば、砂地でキス・コイチポイントのような記憶。すぐ強い竿を引き込む当たりで25センチの良い型のメバルがダブルで釣れる。
このあとも全員にコンスタントにメバル・アラカブが次々と。
しかも型がいい。
隣で釣っている常連と思しき釣り人が言うには、先月巌流島の横に沈んでいた貨物船を引き揚げて、ここが穴場。
沈没船が邪魔して海峡の幅がこのあたりは狭くなりすぎ、関門を行き交う船がひしめき合って、漁船は近寄れなかったとか。
そのため、砂地だがいい型のアラカブがワンサといるという。なるほどと納得。

(月曜なのに)
 乗合舟を世話する関門フィッシングの女将さんに今日は、まさか客は私一人?と聞くと、6隻出るとの事。
アラカブを釣るには好都合の潮で、みなさん仕事をサボって釣りに来ているらしい。日曜日で天気がいいと、50隻は釣り舟が狭い海域にあつまる事を考えると納得。船が少ない分、一人当たり配当も多く、今日の私の釣果は、アラカブ、メバル23匹と大漁。関門フィッシングの釣はこれから月曜日にすべき。
船上で隣の常連さんに写真を撮ってもらう。冒頭の写真

(アラカブとビール)
 大漁に気を良くして、帰り道、近所のGさん宅により、好物のアラカブ、メバルを差し入れ。
ちょうど散歩から80歳のG氏が帰ってきて、2週間前貰ったアラカブ、あんまり美味しかったので、お礼の電話をしたと、お礼の言葉。
今日のも同じ場所で釣ったので、美味いと思うとPR。
物々交換でビールいただく。

(新人3人とクルージング)
 今年に入ってコーラル丸釣友の会に加わった、室町のラーメン屋のI氏と居酒屋のT氏、薩摩隼人の0氏(3人とも65歳前後)に私と0氏の奥様で、北九州空港の開港1周年記念のフェリークルージングに。
招待券をI氏がもらってきたもの。フェリーは、コーラル丸で釣の時、彦島~小倉を往復しているおなじみのフェリー。
温かい船室に陣取りビールで歓談、3人とも4月から正式なコーラル丸釣友の会に入会するとのこと。
特にI氏と話していると、いろいろ忘れがたい一言を聞ける。
この日は、持参の双眼鏡(質流れ品、オートフォーカス)で離着陸の各社の飛行機をじっと観察、「JALの着陸が一番上手だった。
中国○○航空は排気ガスがひどい、排ガスが茶色で向こうの景色が見えなかった。中古の機体を使っているらしい。
しばらく乗るのは怖いぞ」等など。
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2006/3/29

2006-03-29 08:11:05 | 忘れがたい釣りや山
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。

悪天候やらビールを飲む会のバス旅行やらでしばらくご無沙汰の関門に今日、強風警報の中、出漁してきました。

(関門の漁師歴40年)
 ウィークデーのため、釣客は少なく、今日の関門フィッシングの船は2隻で私はk丸という初めての船。
船長のすぐ横の後ろの席で釣開始。
70過ぎの話し好きの船長で、面白い話を二時間程聞きながらアラカブを狙いました。
船長語録。
 ①柳川から月に3回程、この船に乗って釣をするグループがある。70歳から90歳のメンバーで、有明海に漁船を持っているが、関門の魚の方が旨いので車を仕立てて来る。一人10匹も釣ると、今日のオカズは確保ということで、釣は止めて、雑談したり、もう帰ろうと昼前でも帰港する。
金がよく続くなーと感心していたが、釣以外道楽無し、小さい店を経営してるそうな。
柳川には丁度3日前にビールを飲む会で川めぐりに遊びにいったばかり。北原白秋、古賀政雄など文人が多数輩出しているが、この釣グループも同じような風流を解する釣仲間らしい。

②大風、大雨の後は、関門に釣りに出ても釣れん。一週間待って釣においで。

③魚探にメバルらしい魚影、船長の声に投入するも食わず→メバルは垂直に山のような魚群だとよく食う、今のは底近くで水平になった魚群でなかなか食わん。

④四月はトラフグが産卵に関門海峡に入ってくる。大きいもので45センチ。他の魚は怖がって、この時期、関門の釣りは低調。
以前は長崎あたりからも関門にトラフグの引っ掛け釣りに漁船が来ていたが今は見ない。
冬だと一匹3万円で市場で売れたが、4月のトラフグは大きくても1万円程度。

⑤5月になると鯛が入ってきて、釣が面白くなる。

⑥アラカブを一度に100匹も市場に出すと値が下がるので、ほどほどにしている。
余ったのは人に上げる。

⑦この船は、使い始めて15年。40年漁師をしてるが7台目。全て中古を購入。

 寒波襲来で食いが悪かったが、船の流し方がさすが40年の経歴、ピンポイントでアラカブポイントの真上に船を流して、2時間程で6匹ゲット。

(強風警報)
 2時間程、山に風が遮られたポイントで釣っていたが、移動を試みて、潮の流れ(6ノット)に逆らって瀬戸内海側に移動。突風が後ろから吹いてきて、ボキという鈍い音。船長が「ナンジャ」と振り返ると、船尾のマスト(帆を掲げている)を支えている船べりが捲れあがってマストが斜めに傾く。
舟を止めて、帆を巻き、船長より「ゴメン、これでは釣は出来ん、帰港。
今日のお代は要らん。」「マストが倒れかかって怪我せんで良かったな」と私に一言。ヤレヤレでした。
強風警報が出ていたら、釣は止めるか、新しい船に乗ったほうが良さそう。
 お代はいらんと固辞する船長に船賃を渡して、帰路に。風格のある立派な船長でした。
 というわけで、我家にはお昼前に帰り着き、高校野球観戦となりました。
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唯一の船釣り坊主 2006/3/5

2006-03-05 20:21:06 | 忘れがたい釣りや山
 田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。

この一ヶ月、週末は雨が降ったり風が吹き荒れたりで、関門海峡に船出無しが続きました。
痺れをきらした、オデン屋のS氏とタクシー運転手のM氏の3人で川端船長に頼み込み、コーラル丸朝8時、出港となりました。
悪いことは続くものです。

(アラカブ、アジ 0)
 アラカブポイントで2時間、アジポイントで4時間粘るも、3人とも釣果なし。
川端船長のみ、アラカブ2、型の良いアジ4と一人気を吐く。
帰港して船長からおすそ分けとなりました。水温が今、一番低い、潮が濁っている、漁師の網が多く入っている等船長も交え、反省会。最近はどの船も魚群探知機でアジの群れが真下にいるのに、アジが食わないことから、水温が低いというのがどうも正解のように思われる。

(自転車行方不明)
 朝自宅からJRの駅まで自転車で駆けつけ、そのまま電車に飛び乗ったのは良いがカギをかけるのを忘れる。
もしかしてと軽いクーラーボックスを肩に駅に夕方戻ると、3年間愛用の安自転車無し。
妻の自動車の救援を請う羽目に。

(風邪)
 アジ釣の撒き餌で服が臭いと家族のヒンシュクを買って、一風呂浴びて近所の安売りスーパーで6000円の自転車購入。
そのまま、自宅まで乗って帰ると、湯冷めの鼻風邪で体がゾクゾク。

(仇討ち)
 今日の運の無さを嘆くより、大漁で失地挽回と来週の日曜日、川端船長にオデン屋のS氏と私の釣予約。
次回は大漁間違いなしと確信。
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2006/2/6

2006-02-06 19:58:54 | 忘れがたい釣りや山
田舎生活の好きなみなさんお元気ですか。

特別養護老人ホームに入所中の四国今治の母が、突然の高熱で病院に搬送という電話で先週の釣はオジャン、容態が安定し、昨日の日曜日、コーラル丸で関門海峡に船出しました。ねらいはアラカブ。

(今治の焼き鳥屋で)
 先週、母の見舞いで四国今治の実家に戻り、晩飯に妻と近所の焼き鳥屋でビールを飲んで居ましたら、カウンターの隣の席で私と同じ年恰好の男性が焼酎を飲みながら、店の大将と大分の姫島の狐踊りの話。
姫島は独身の頃、会社の慰安旅行で行った、魚が沢山釣れる島で、懐かしくつい話に割り込んでしまいました。
この男性、私より一つ年上で、出身は今治の向かいにある大島のご出身とか。
3年前、脳梗塞で倒れて胃がんも見つかり、治療が功を奏して生還して以来、人生の残りは毎日、自分は面白く、人には奉仕して生きることにしたそうで、中古バスを改造して寝泊り出きるようにして、四国・九州の田舎や山、温泉に10人程の仲間と遊びまわっているとのこと。ボランティア活動も18種類しているとか。
母のお世話になっている特別養護老人ホームにもよく顔を出しているとのこと。
苅田町在住なら仲間に入れてもらいのにと残念がった次第。
今度、塚原温泉に仲間とこのバスで遊びにいくそうな。この方、釣にも一家言あり、「つりはお魚の気持ちになって釣れば、釣れる、この餌、おいしそうだろうと海底の魚に語りかけていますか」とのこと。

(スターリングラード)
 第二次大戦の激戦地、スターリングラードを舞台にした、映画「スターリングラード」がNHKのBS放送で先日放送され、主人公のソ連軍の狙撃兵が、もともと羊を狼から守るため、銃の扱いを覚え、狼を撃つ前、気づかれないため「自分は石だ」と静かに気配を消す場面が繰り返しありました。
 今日のアラカブ釣はこれだと、「自分は石だ」と心に念じながら、釣糸を垂れました。
今治の焼き鳥屋で仕入れた「アラカブさん、おいしい餌でっせ」と独り言も忘れず。結果は、船長が4匹、お隣のセブンイレブンのM氏が1匹のアラカブに対し、私は6匹。
前回は私が2匹、船長10匹だったことを考えると「映画スターリングラード」と今治の「焼き鳥屋」のおかげ。
今回は餌がごく自然に海底を漂い(今までは、ビールを飲むたび、ツマミを食べるたびに不自然に餌が上下)アラカブが安心して食いついたものと推定。

(日向ぼっこ)
 段々と潮の流れが強くなり、釣終了、まだ昼過ぎ、風は冷たいが、日差しは強い。
コーラル丸の後部甲板(3人が座り込むと満員)に集まり、エンジンを低速にして、潮に乗りながら小倉の港方向にゆっくりと漂う。
川端船長がインスタントラーメンを作ってくれ、舌鼓。
日に照らされ、ポカポカと温まり、足を伸ばして久しぶりの日向ぼっことなりました。
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