
11月最後の28日も、結局は栃木県今市地区の石仏落ち穂拾いに行ってしまいました。今回は、主に墓地巡りを行いまして、一日で21基をも新たに収録しました。やはり、恐れていた墓地内には未調査の碑塔がまだまだ沢山あることを実感しました。それでもやはり、墓地巡りは面白くないです。特に午後になるとすっかり嫌になり、ご覧の写真のような雑木林縁にある庚申塔群(今市市小林・小林橋下)へ行ってのんびり時間を過ごしてしまいました。そしてそのまま、午後は過去に調査した碑塔の再調査となり、あちこちの道路沿い碑塔調査を兼ねながら、最後は森友地区の来迎寺で3時半になったのを潮時と、この4月から始めた栃木県今市地区の今年度石造物調査を終了として帰宅しました。
今年の4月から今回までに調査した碑塔を集計してみたら、総計で1704基でした。まだ出会っていない碑塔を2000基とすると、85%の確率で実見したことになるので、まあ一つの地区の碑塔巡りとしてはこんなものかと思います。もちろん、来年以降も機会を見つけては少しずつ訪れては調査を継続していきます。そんな今回までの今市の碑塔リスト、現時点までの報告として時間がある時に作成し、栃木県碑塔データ公開の方へ掲載しておこうと思います。
さて、次回から12月です。今度は、取りあえず行きたいところが沢山ある足利市へ入ろうと思っています。足利とあれば、庚申塔調査が主になるかと思いますが、暫くぶりに庚申塔調査に入れるかと楽しみにしているところです。