石碑調査(栃木県限定)と拓本等について(瀧澤龍雄)

石碑の調査(栃木県内限定)を拓本を採りながら行っています。所在地などの問い合わせは不可です。投稿は、実名でお願いします。

栃木県の碑塔データ公開更新しました

2009年04月27日 | Weblog
 「栃木県の碑塔データ公開」項目中の、単制石幢を本日書き換えました。佐野市の高橋氏より、私が見逃していた佐野市内の単制石幢六地蔵塔を写真と共にご教示賜ったからです。そして、データ項目に単制石幢六地蔵に加えて、三基の単制石幢六観音塔も加えました。碑塔順序も、これまでの紀年銘順から、市町所在地順にしましたので、自分の住まう地区の単制石幢の内容が判りやすいかと思います。しかしその反面、紀年順に見たいとなると、これは大変になってしまいましたが…。
 まあ、この碑塔には興味を示す人も少ないので良いか、と思っています。
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今週は、石仏巡りは休みです

2009年04月26日 | Weblog
 昨日は、雨。そして今日の朝も雨、ということで、今回の石仏巡りは多摩石仏会との石仏巡りを含めて全て中止です。
 天候が悪くては、野外どころか畑仕事も出来ないので、暫くぶりに二日間とも部屋に閉じこもりました。そのため、先月から筆の進まず溜めていた石佛月報の原稿13編を一気に書くことが出来ました。これで何とか、4月号月報は発行することが出来ました。といっても、自分の分と「石仏とあらば何でも良いから読ませて!」、という中山氏用の二部しか印刷しませんが…。
 そして昼前に、中山氏へ送るべく近くのコンビニへ傘を差して出しに行きました。自宅から、その距離にして約300メートルなのに、手続きを済ませて店を出ると雨が止んでいて、北には青空さえ覗いていました。結局、気分が良くなって帰りは散歩代わりに遠回りして帰りました。
 帰宅してから、さてどうしよう?と考えましたが、いまさら出かけても中途半端になるので、そのまま部屋に居座りました。そしてここのところやはり撮り溜めていた野草写真の整理に追われ、気付けば3時を回っていました。そこで急いでこのブログへ入り、これを記しています。終わり次第、カメラを抱えて相変わらずの散歩に出かけようとしています。風が強いので、まあ野草の写真撮影はだけでしょうから、ツバメやカモ達の姿でも観察してこようと思っています。そう、念のためカメラだけは持参して!
 次回の石仏巡りは、3日後の29日にでもどこかへ出かけようと思っています。出来れば、里山の美しい所へ。それではまた〜。
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4月の日本石仏協会主催・旧日光市内の石仏巡り

2009年04月23日 | Weblog
 幸いにも、二日間とも天候に恵まれて旧日光市内のあちこちを歩き巡ることが出来ました。これで、日本石仏協会様との義理も果たせました。
 感想としては、石仏見学会だから仕方がないのだろうが、私的にはただ「ハイッ、ここがそうですよ」の繰り返しばかりで、余り面白くありませんでした。見て、写真を撮る方がほとんどですので、このような石仏巡りをしたことのない私としては少なからず戸惑いました。その意味では、「一般の方の石仏趣味とはこんなものかと」良い勉強になりました。
 それでも、その石仏巡り顛末記を今回はおもしろおかしく書けませんでしたが、別HPの方へ掲載しておきました。
 今度の土曜、天候次第で日曜日は、多摩石仏の会様との石仏巡り。こちらの方は、熱心な方ばかりが集まりますので、今から楽しみです。そんな訳で、現時点の天気予報では芳しくない天候が、是非良くなってもらいたいものです。
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2009年4月11日も今市市の石仏巡りでした

2009年04月12日 | Weblog
 昨11日土曜日も、先週に引き続いて栃木県今市市(現日光市)小林地区へ入りました。と言いつつ、最初に訪れたのは日光街道沿いの石那田地区原坪で、この地区の庚申塚を改めて調査しましたが、以前には調査漏れした碑塔が近くにあったのに気付いて一人苦笑いです。朝一番と言うこともあって、ついついこの場所で一時間ばかり時間を使ってしまいました。
 そこで、急いで今市市へ入り、まずは小林地区一区(宿組)から入り、1994年に調査して以来の庚申塚を訪れ、昭和庚申年塔等を調査しました。ついでに、その場所隣にある地区の共同墓地へも入り、捨てられ同然になっていた石塔を、あるものは引き起こし、また上に乗っている無縁墓碑等をどけての調査になりましたが、この地区での新たな碑塔確認で嬉しくなりました。
 そこを終えてから、前回に訪れた滝尾神社へ行き、前回に調査した偈頌塔の銘文一部に不確かな文字があり、それを再確認しました。おかげで、面白い偈文を確実に拾えましたので、大満足です。それからは、小林地区のまだ一度も通っていない小道を中心に巡り、そこでも幾つかの新たな碑塔を調査することが出来ました。しかし、個人宅の庭先に馬頭観音塔が有りましたが、生憎と住人不在で今回は調査することが出来ず、本当なら今回で終了するはずだった小林地区での調査に数基の未確認塔を残してしまいました。今回は、とにかく小林地区の調査を終了することにあったので、一部に不満が残るものの「まあ、仕方がないか」と諦めて終了とし、それからは隣の塩野室地区の調査に入りました。
 この塩野室地区も大方の調査は既に終了している地区ですが、今回は改めての調査と言うことで再確認を含め、特に今まで気にしつつも立ち入らなかった墓地等の調査に重点を置きました。そのお陰か、思わぬ墓地内の最奥地で数基の新たな碑塔を確認することが出来ました。やはり、気になる場所へは無駄を承知で調査に入らねばと改めて実感しました。そんな塩野室地区調査は次回も行う予定です。
 午後も2時を過ぎたので、次週の日本石仏協会様との日光石仏見学会のために、日光まで一走りし、ホテルでの打ち合わせと初日の昼食弁当と二日目の昼食場所食堂を予約しに行きました。
 そして急いで今市市へ戻り、今度は森友地区にある滝尾神社へ行きました。今回の今市市石造物調査は、神社等にある付属物調査も含めているので、過去に未調査だった滝尾神社の鳥居や灯篭等の調査にです。実際に調査してみると面白いことに、灯篭は宝永年間。鳥居は元禄年間と、以外にも古いので、一人ニヤニヤしてしまいました。ただ、狛犬はイケマセン。見た目は江戸末期頃かなと思いつつ、写真を撮り紀年銘を確認したら大正年間。まあ、ついでだからとこいつも調査記録を取りましたが…。
 そんなこんなで、早くも時間は午後4時になってしまいました。とにかく今回の石仏巡りも暑く、汗びっしょり。もう少し調査したい気持ちを抑えて今回はここまでとしてのんびり満開となっている桜を見ながら帰宅しました。因みに、日光はまだ桜は咲いていません。恐らく、来週ぐらいが見頃かと思っています。
 それでは、次週4月18日・19日は、日本石仏協会様ご一行の水先案内となりますので、個人的に石仏巡りはお休みです。また、その翌週4月25日は多摩石仏の会様との今市・鹿沼・日光境界周辺の石仏案内のため、これまた個人的な石仏巡りは休みになります。従って、次回の個人的な石仏巡りは月が変わっての五月連休になります。だんだん暑くなる季節、二週間も空けてしまうのに不安を感じてます。
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2009年4月4日は、栃木県今市市の石仏碑塔調査でした。

2009年04月05日 | Weblog
 流石に当地も春らしく、温かくなりましたので、今回は久しぶりに栃木県今市市(現日光市)へ行きました。そして、今回から今市市の碑塔調査は、各地域毎に丁寧に見ていって、今までのような思いつき巡りは止めようと思います。また、過去に調べた2000年までの碑塔調査は一旦振り出しに戻し、ゼロから調査し直しをしようと思っています。その後の著しい農村地区の開発に伴って、多くの碑塔が移動され、時には以前にあった碑塔が見つからないこともあり、改めての再調査も必要と考えてのことです。
 そんな訳で、今回は宇都宮市に隣接する今市市嘉多蔵から調査開始と致しました。山の中にあるものも、その地区毎に聞き込み調査をして探し出して午前中に終了。その後は嘉多蔵に隣接する沓掛地区へ入りましたが、20年ほど前は山だったところも今では立派な道路が通っていて、その変貌振りに驚きつつ調査を開始し、あちこちの農家を訪ねては情報を入手して過去に調べていた以外にも幾つか新たに収集出来ました。そして沓掛地区が終わり、時計を見てみるととうの昔にお昼時間が過ぎていまして、少しばかり熱中しすぎたと反省しつつ、その隣の小林地区へ入りました。この小林地区での一つの休憩場所である滝尾神社へ早速向かい、そこで思いっきり時間を取って昼時間としました。勿論この場所も過去に調査済みでしたが、今回は鳥居や手水鉢に灯篭・狛犬などの付属物も丁寧に記録しました。
 小林地区は、この周辺では碑塔の多いところなのでこれまでに何度も通いましたが、それら調査済みの碑塔も全て再調査することにしてまずは農業記念碑敷地に周辺から集められた碑塔群の調査開始。過去にここへは何度か来ていたので、改めての再調査に少しばかり熱が冷めてしまいましたが、それでも根性で同じものを再調査。当然、その碑塔群にあるもので、銘文の読めないものは、今回も読めずに独り苦笑いです。その後も小林地区の碑塔調査を夕方まで続けましたが、全てを調査するには至らず時間が来てしまいました。その中の幾つかの既訪問場所は、今回来てみて場所が分からなくなってこれまた独りで苦笑いという場面もありました。次回も、この小林地区から再開することにして、帰宅する頃には薄着してきた身に少しばかり寒さを感じる日光連山からの風が吹き出していましたので、やはり暖かくなったからといって油断は禁物です。次回から、ジャンパーを一枚車の中に置くことにしましょう。
 今回の別HPの方への画像紹介は、明日以降になります。数だけは、全ての碑塔を撮影してきましたので多く、その中から何点か選ぼうと思っています。
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