今回は、佐野市在住の高橋氏と一緒の調査?、実際は一日中竹藪の刈り払いで庚申塔の調査を前回に続いて一基もしませんでしたが、その結果ようやく庚申山の最終到達点手前まで進みました。一気に最終地点までの竹やぶ切り開きをやってしまおうかとも思ったのですが、私の相棒のもう一人である佐野市在住の山口氏が、年に一度の泊りがけ健康診断ということで参加できなかったので、その山口氏の参加できそうな次回まで繰り延べることにしました。その余った時間で、今日の最後の作業として今回調査のための最終前進基地作りに大汗をかきました。しかし、今回の前進基地は今までと違って奥行きが何倍も深いので、とにかく涼風が吹き込めば満足として、竹藪と共に緑の葉を広げて空を覆い涼風の侵入を阻害している繁茂した、太い樹木も伐採して風が吹き抜けるようにしました。快適快適!これで前回にこのブログで紹介した前進基地とはおさらばで、次回からはここへ移動して新設なったこの場所に荷物を置き、かつ汗だらけの体を休める絶好の休憩場所となります。
さて、下の写真は、今回の竹藪切り開き開始前のものです。この写真は参道?北側の風景なので竹が少ない状態です、地面に次々と倒れ伏している庚申塔が5基あるのがわかるでしょうか。今日は、この北側が私の仕事領域です。左端に見える竹藪の密生している南側が、高橋氏の担当場所です。しかも、この南側の竹やぶの中には埋もれた庚申塔を含めて沢山あり、1メートル進むのに私の五倍くらい作業時間が掛かります。※ここを切り開いたあとの写真を撮り忘れました。何しろ先を急ぎますので…(笑)。
次の写真は、そんな南側の竹藪の中に見える半ば埋もれた姿の庚申塔です。そして二枚目は、その竹を刈り払い後に掘り起こした全景写真です。これを一基づつ調査していたのでは少しも先へ進まないので、そのまま放置して先へ進むための竹藪刈り払いです。そして後日に、こられの庚申塔調査のための記録取りと写真撮影担当の私は、その数の多さにこのような竹藪刈りと何ら変わらぬ大汗をかいての作業に入るわけです。まあ、いずれにしてもこれで今年2月から続けてきた千躰庚申山の基礎作業も最終コーナーへと移りました。次回土曜日は、3人揃っての一応の作業完了を祝いたいと思っています。