流石に年末ともなると、仕事もしないのに毎日何かと俗界の用事が多くなり、石碑巡りに出かけられないでいます。そんな次第で、前回の続きを掲載しました。御笑覧下さい。読み下しは、このペイジの最後に掲載しましたが、それはあくまでも私の拙い読みです。それにしても今回の石碑の銘文文字の素晴らしさには暫くぶりに惚れ惚れしました。流石は巌谷一六先生の揮毫です。漢字とカタカナの見事なバランス!。!こういうのを、将に名筆と言うのでしょうね。
私自身、漢文の訓読みさえ満足に出来ないのですが、その私がこれは勉強になるとほくそ笑んで調査してきました。そこで、そんな私同様に漢文読み下しで悩んでいる方のための勉強教材として、下記にその全文を掲載しました。訓読みから読み下しの教材として、閑な方は楽しみながら挑戦してみてください。そのために、敢て私の読み下しは今回掲載しません。明日の予定で、その石碑の拓本採り(夕方になってしまい写真も未撮影)に行ってきます。その拓本が出来ましたら、併せて私の拙い読み下しも「例1」として掲載しようと思っています。もちろん、その読み下しは優劣を競うものではありません。文章ですので、百人十色の語彙解釈があって当然だと常々思っているからです。何しろ、私にしても素人の趣味程度ですので、添削などは一切致しませんので、遊びついでに「私なら、こうなる」という、読みが出来ましたら遠慮なく記事投稿してください。勿論、漢文に秀でた方からの書き込みも歓迎いたします。なお、銘文字体は「概」の文字以外は現代明朝文字で記しました。