今年2月に開始以来、8か月も経過しているというのに相変わらず栃木県佐野市閑馬地区の千躰庚申山へ入り続けています。尤も、8月後半から私目が持病の腰痛が再発して2週間は(実質3週間)、まったく動けずの状態でしたが、何とか今は「痛い痛い」の連発掛け声と共に老体をごまかしています。
そして昨日は、実に一か月ぶりに庚申山の山頂に立って、相変わらず再調査の作業に取り掛かっています。今回は、主に調査済みの気になる庚申塔の拓本採りやら銘文再確認の作業でした。そして下山して帰宅するには時間がまだあることから、鶉坂から南へ50メートル程の道路沿い高台に祀られている、元文五年銘の六臂青面金剛像の写真を撮ってきました。といっても、ものすごい藪の中に入り口さえどこか分からない状態の中に祀られているので、その下草刈りに結構な時間を要しました。右下には「遠原村中」とあり、左側に元文五年庚申年四月吉日」とあります。その像容で、特に面白いのが左手に持っている「蛇」の姿です。ほとんど、太りすぎたウナギの様な姿に思わずニヤリとしてしまいます。次回は、明後日の九月22日に同じメンバーで入山し、相変わらず遊び半分で再調査をしてくる予定です。