昨日、2月25日の石仏巡りは佐野市の高橋氏と一緒に、私としては初めての地となる足利市の西部方面へ出かけました。天候がすばらしく、まさに春本番の陽気となり一日を楽しく過ごすことが出来ました。そして、高橋氏が同道してくれたおかげで、持参した石仏調査原簿用紙が足りなくなるほどの、一日で53基もの石仏を調べることが出来ました。昨夜はその清書で遅くまでかかってしまい、余りにも多くの碑塔を調べられるのも善し悪しだと一人苦笑しました。
今日は一転して、一日中雨という天候。これ幸いと、午前中に画像処理も終わったので、本来なら「石仏巡り記」を掲載すれば良いのでしょうが、まだまだパソコン崩壊の後遺症が残っていて、HPをアップするのは明日以降になります。なにしろ、二月もあと数日で終わってしまいますので、取りあえずは「石仏月報」2月号を発行するための原稿整理があるのです。これも、ほとんど書き終えていたのですがその大部分はパソコン壊れと共に喪失してしまったので、再度作成しなければならない羽目になったからです。しかも、石仏月報2月号は、今年1~2月に出会った足利市の庚申塔特集として普段なら10頁のものが16頁の庚申塔を纏めていたので、余計に大変なことになっているのです。たった5部発行なのに、そこまで凝らなくても良いかなと思いつつも、それは自分自身の石仏巡り纏めでもあるので、仕方がないのです。
それと、今月に限って特別に纏めた「足利市の江戸前期までの庚申塔」冊子も、もう一度編集しなければならなくなりました。合計47基の庚申塔を画像と共にその内容をもう一度編集する作業、この同じことの繰り返しをしなければならない空しさをまず完成させなければなりません。この資料は、初めて纏められた栃木県足利市の江戸前期までの庚申塔資料だけに、今や遅しと待っている方々がいるからです。なお、この資料はまじめに庚申塔を調査していらっしゃる方に限り、郵送料だけでお送りしますのでご希望の方はメールにてその使用目的を明記のうえお申し出下さい。
いずれにしましても、高橋様ありがとうございました。いよいよ三月、来月もよろしくお願い申し上げます。懲りずに、またご同道ください。