石碑調査(栃木県限定)と拓本等について(瀧澤龍雄)

石碑の調査(栃木県内限定)を拓本を採りながら行っています。所在地などの問い合わせは不可です。投稿は、実名でお願いします。

昨年以上の速さで、今年も暑くなってきました。暫くぶりに、狛犬の写真掲載です

2019年05月27日 | Weblog

5月25日は、一か月ぶりに栃木県那珂川町の馬頭地区へ行きました。石碑4基を調査したが、拓本を採らせてもらえないのが3基と、暑すぎて拓本を採る気力も無くなった1基です。それでも、相変わらず銘文が全く読めない酷い汚れ用に、それを綺麗にするのに時間が掛かりました。やはりこの季節の暑さでは、老体には厳しいですね。そこで、その4基が終わった段階で、一休みついでに馬頭院へ行きました。嘗て、この馬頭院へは何度も来ているので結構詳しいので、早速に尚塚婆さんの線彫り像がその後どうなっているのかを確認に行きましたら、随分と年月を過ぎて来たにもかかわらず昔のままの姿で迎えてくれたのには一安心。ついでに、突然的に思い出した、近くにある面白い表情の狛犬を見に行きました。相変わらず、体中に石苔を付着していましたが、こちらも以前と変わりなく顔だけが直角に前を向いていました。この手の狛犬の顔は、栃木県内では皆無ではありませんが、そう多くはありません。また、いつものように狛犬は調査対象外のために建立年代はそれを探すのが大変なので、少しだけ体についていた苔を手で剥がして今回も写真だけで終了です。そしてその狛犬の写真の吽形だけを掲載しました。阿形もそれなりに面白い顔をしているのですが、痛みが酷いので省略です。そしていつも、この狛犬は自分の顔に似ていると苦笑しながら眺めていましたが、こうして年を取ってから見ると猶更に似ているような気がします(笑)。
いずれにせよ、これからの暑さでは石碑調査の成果はそう多くありませんので、今回の4基の石碑を大切に扱って、時間をかけて清書しようと思っている。

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4月30日に全景写真のみ掲載した、馬頭町の人・北條重春が会津軍に組して宇都宮で自刃した物語碑の拓本・銘文・読みを掲載

2019年05月23日 | Weblog

4月30日に全景写真のみ掲載した、馬頭町の人・北條重春が会津軍に組して宇都宮で自刃した物語碑の拓本・銘文・読みを掲載しました。

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天明鋳物師の調査研究書のご案内です。「天命・天明鋳物師の足跡」著者は高橋久敬氏

2019年05月13日 | Weblog

千年以上も続く、鋳物師。その代表する「天明鋳物師」を半世紀にかけて追い求めた稀有の調査報告書が、この度上梓されましたのでご案内いたします。著者は、日本を代表する天明鋳物師研究家の栃木県佐野市在住・高橋久敬氏です。

発行部数が、販売を目的としないために500部に満たない冊数ですが、この研究調査報告書は、もう二度と生まれない素晴らしい書籍です。内容は当然ながら蛇足的な文章は全くなく、淡々と著者の高橋氏の性格をそのまま文字にしたような、研究者が必要とすることだけが緻密に綴られています。だが一切の宣伝や告知をしていませんので、その存在を知らない方には手に入れようもなく、それでは余りにも惜しい研究書なので高橋氏の乗り気のないところを無理押ししまして、本当にこの天明鋳物師について研究している方や、これから本気になって研究する方だけに限って頒価して頂けることになりました。また、高橋氏の希望で、取り敢えずその頒価方法は小生が担うことにしました。
申し込み方法はこのブログに、その篤き希望目的を記し、本人様の連絡先メールアドレスを書き込んで下さい。勿論、当方でそれを確認しだい、その書き込みは直ちに削除しまして、メールアドレスが外部に流れることを最大限防ごうと思っています。何しろ他に頒布の良い方法が浮かびませんので宜しくお願い申し上げます。
頒価価格は、送料を含めまして2.500円です。また、無駄な頒布を予防するため、中表紙に申込者の氏名を記載させていただきます。古書店への転売などを少なくするためです。なお頒布数は、予定数(冊数未定)に達しましたらその時点で告知なく終了させていただきます。

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