石碑調査(栃木県限定)と拓本等について(瀧澤龍雄)

石碑の調査(栃木県内限定)を拓本を採りながら行っています。所在地などの問い合わせは不可です。投稿は、実名でお願いします。

11月も下旬になると、北風が強くなりましたが、相変わらず佐野市の庚申山通いです。今回は秋の風景を掲載しました

2020年11月27日 | Weblog

今年2月以来、原則毎週土曜日に通い続けている佐野市閑馬の千躰庚申山、まだまだ最終確認が終わらずにいます。この前の週、11月15日に秋の庚申山風景を撮ろうと思っていたのですが、ついつい忘れてしまい前週の土曜日になって撮影したのですが、やはり一週間遅れの光景では綺麗な紅葉は既に終わっていました(笑)。それでも悔しいので、朝の8時に着いたので他のメンバーが揃う前にと撮影しました。御笑覧下さい。
最初は、南側から撮影した庚申山表口入り口を含めた庚申山の全体写真です。

二枚目は、この表口からの庚申山入り口に建つ、当山の庚申親塔ともいうべき写真を前面にして、その奥へと続く庚申塔風景です。

3枚目は、その親塔の後ろから山頂へ向かって延々と続く庚申塔群の始まり風景です。ここから山頂までに並ぶ庚申塔の数は430基余。只今はそれらの記録に間違いがないか、或いはまだまだ地中に埋もれている庚申塔はもう無いかという確認作業中です。

4枚目は、この庚申山山頂に集まっている庚申塔群の一部です。さすがにこの季節なので、少し寒々しい風景です。

4枚目は、山頂から西へ下った鶉口参道途中にある庚申塔風景です。この写真の右側に見える参道が山頂へ続いている道で、当然ながらこの両側にも庚申塔が並んでいますが、凄いのはここからの参道を西へ向かう参道沿いに並ぶ庚申塔です。まさに呆れるほどの庚申塔が立ち並んでいます。

最後の5枚目は、山頂から西へ行く鶉口途中の庚申塔が立ち並ぶ風景です。右上に続くのが山頂へ続く参詣道です。ここにも嫌になるほどの庚申塔が参道両側に並んでいます。それらこの庚申山で今までに確認された庚申塔の総数は933基です。こんな小さな山の中に千基に近い庚申塔が立ち並ぶ光景など、日本全国どこを探しても無い、正に日本一の庚申塔群です。これをご覧の皆様の中で、庚申塔に興味がある方は是非一度お訪ねください。真面目に見ると、当然一日では足りなくなります。(笑)

 

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カメラを現地に忘れたために、土・日曜と二日続けて、佐野市の千体庚申山へ登りました。

2020年11月17日 | Weblog

先週11月14日土曜日も、相変わらずの三人組で佐野市閑馬の千躰庚申山の再確認に行き、それなりの成果を上げて喜びすぎたのか、帰宅時に、現地へカメラを忘れたことに自宅へ着いてから気づく。山口氏にお願いして、カメラ回収のためのご足労をかけてしまった。その山口氏から、無事にカメラ回収のご報告方々、私が明日の日曜日にそのカメラ引き取りに佐野市へ行くと言うと、それなら一層のこと、明日も庚申山の再調査を続けてやりましょうとう提案に、私的にも何の躊躇いもなく同意。そういうわけで、翌日の15日にまたしても庚申塔群の再発掘と再調査に出かけました。一日、調査日数を得した思いで、下に掲載した写真を撮ってきましたので掲載いたします。その2枚は、庚申山表口から登った途中の西側風景です。まだまだ、この表口の庚申塔は調査段階で庚申全塔をこの写真のように全てを並べきれずにいますが、このようにきれいに並んだ場所は、私たちにとって二度と地面を掘り起こしたり、疑問が生じて再調査確認の要がなくなった場所であることを表しています。その全山の庚申塔が、このように綺麗に並ぶのはまだまだ先になりそうです。いずれにせよ、今回も二日間で地面から新たな庚申塔を30数基掘り起こして新たに加えることが出来ました。この辺で、多分今回の気違いじみた調査もこれで益々終わりに近づいてきました。そんなわけで、次回はまた鶉坂へ戻って、もう一度の再調査やら拓本採りなどを行う予定です。全身を秋色に染めながら…

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佐野市閑馬の千躰庚申山の庚申塔が11月07日、ついに大台の904基になりました

2020年11月12日 | Weblog

今年の2月以来、毎週通い詰めている千躰庚申山の庚申塔調査もついに904基になりました。始めたころは、600基が確認できれば上出来と思っていたのですが、真夏の暑さにも懲りずに発掘調査を続けた結果800基を超し、そして最近の再々調査により次々と土中から見つけ出す庚申塔の数はすさまじいこともあり、11月07日に目標数値をはるかに超える904基の庚申塔を確認することが出来ました。しかも、前回に表口東側の登り口途中に8基程の新たな庚申塔を発掘しながら、詳細調査は次回の今週に持ち越す余裕さえありました。正直、もうこれ以上は発掘しなくても大満足な数字なのですが、発掘を担当している山口氏の嗅覚と執拗さに期待して土曜日が待ち遠しいところです。
ちなみに、掲載した最初の画像は、初回の調査で確認していたのですが、下部が深く埋没していたのと大きくて重たく私一人ではどうにも出来ずに放っていた庚申塔です。それを若さと気力と執念で掘り起こしてくれたものです。お陰様でそれまでは「庚申」としていたものが実際には「塔」の文字が入った「庚申塔」であることが確認できました。
2基目は、手拓担当の高橋氏が画仙紙に墨入れするまでのわずかの間に土中から欠損上部を発見して、今までは下部のみの確認だったものが1基の完成品として記録することが出来ました。また、土中から掘り出したままで終えたそれらの中には、またまた拓本が欲しいものが含まれていました。いずれにしても次回が楽しみです。

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先週も、庚申山の庚申塔最終調査でした。まもなく、900基に到達するか次回が楽しみです

2020年11月03日 | Weblog

前回の入山は2020年10月31日。そうです、今年も明日から11月に入りますが、今年2月から始めた千躰庚申山の庚申塔調査は、只今出発点の表口入り口周辺何度目かの最終調査段階です。何しろ、10月24日の調査段階でその調査できた庚申塔の総数は855基。そして前回もまた、土中からそれなりの数の庚申塔を発掘したので、限りなく900基に近づいてきました。しかし、その再調地は限られた範囲となってきたので、果たして900基に届くか微妙な所です。後はとにかく、相棒の山口氏の嗅覚的感覚で埋もれている庚申塔を探し出してもらうだけです。私的には、900基に2~3基届かなかったらどうしようと、今度の土曜日はヒヤヒヤものです。そんな探索地が下の写真場所から始まります。以前に一通りならぬ何度か調査しているので、再再度の調査でそう都合よく地中に埋もれている庚申塔に出会えるのだろうか、と。いずれにしても、今週末には最終的な数字が出てしまうので、今からドキドキものです。

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