たった一日で、腕と言わず顔までも日焼けを通り越して赤銅色になってしまいました。それにしても、昨日の午後からの暑さには参りました!。首にタオルを巻いての石仏巡りでしたが直ぐに汗でびしょ濡れ。水分補給が間に合わないほどでした。そんな中、朝方までの雨で湿気120%という山の中に入り込んでの庚申塚探しですから、ホント、この人は頭が狂っているとしか思えない有様です。それでも、前回には探し出すことの出来なかった庚申塚に辿り着いて調査でき、その後に森から出てきて風通しの良い場所で一休みした一時は、まさにこれぞ至福の時間でした。ついでに、今は個人宅の敷地内に取り込まれてしまった庚申塔2基をも調査でき、今回の庚申塔探しは大成功裏に終わりました。いつも、こうだと嬉しいのだが、それにはそれだけの苦労の連続を繰り返しているからだろう。
そんなこんなで、更に今回も「今市の庚申塔」に洩れている庚申塔を、2基新たに記録することが出来たのには、これも一人でバンバンザイでした。また、
最後の最後まで狛犬が鎮座しているのを知っていながら行かなかった、今市市内の報徳二宮神社へ早朝に行き、そいつを調査しました。これで、一応私なりの今市市狛犬調査は終了です。その数は総数で49対と片割れ1基の合計50です。この50という切れの良い数でもって今市市の狛犬調査に蓋をしたわけです。そしてその精査や報告は佐野市在住の山口氏にお任せすることにします。何しろ私にとっては、狛犬は門外漢という以上に主たる石造物調査から外れている項目なので、所在地と年号確認程度で精査はしていないからです。
それにしても、ここのところの今市市石仏調査の効率がガクッと落ちています。早くも、今市市の石造物調査も落ち穂拾い的な領域に入ったなら喜ばしいことなのですが、どうもこの暑さにあるような気がしてなりません。公民館や神社があると直ぐに逃げ込んでしまい、休憩ばかりしているから少しも調査数が増えてこないのです。
次回からは、早くも8月。8月初回は、少し今市市を離れて涼しいところでのんびりしたいと思っているところです。どこか、目新しい涼しい所はないでしょうかね~。まさか、毎年同じ渓流へいってこの歳で水遊びに興ずるだけでは能がないし…。
※ 掲載画像は今市市今市・市街地の如来寺(浄土宗の名刹)の墓地内に祀られている「御婆さま」の姿です。以外と、この御婆さまの存在はしられていませんので、掲載しました。