石碑調査(栃木県限定)と拓本等について(瀧澤龍雄)

石碑の調査(栃木県内限定)を拓本を採りながら行っています。所在地などの問い合わせは不可です。投稿は、実名でお願いします。

鴎村 森保定先生の銘文石碑最後の調査。岩崎家の墓碑を調査してきました

2022年10月11日 | Weblog

今回の調査は、10月01日に栃木市藤岡町の繁桂寺墓地へ行きましたが、いや~あ真夏並みの暑さの中を四角柱3面にある墓碑銘を真剣になって手書きしましたので大汗をかきました。それでも、これで鴎村森保定先生の銘文石碑もこれで最後かと思うと考え深きものがありました。いつものように野外に建立されている石碑なら、その前で一人乾杯をしたいところだが仕方なし。ついでに、同墓地内になる森保定先生の墓碑も写真に撮っておくことにした。
さて、今回の岩崎家墓碑銘は、森保定先生第一の門人として知られている岩崎清七翁(清七の実父)の墓碑銘で、それは翁が70歳になったときに作られたもので、実際には保定先生の死亡よりも一年遅い明治41年に建立されたものなので、当然ながら最初に書かれた銘文にはない重要な謚や卒年を書き加えたりしなければならないので、多くの個所が加筆されていますので、ここでは最初にその実際に刻まれている墓碑銘を掲載しました。そして最後に、明治21年に初稿として書かれた銘文(この内容が、遺稿集には収められている)を掲載しました。お暇な方は読み比べてみるのも一興かと。

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