この石碑は2011年に調査済みだったのですが、拓本はまだ。宇都宮藩戸田御三家の一人であり、私の好きな戸田香園の揮毫なので手拓お願いに行きましたら、当石碑の永井家に御連絡して下さり拓本許可を快諾戴きました。天候は申し分のない中で快適に手拓できました。同所には、同じ永井家に関する石碑が二基あり、そのどちらもお寺さんの御配慮で共に手拓出来ました。その読み下しが所望とのことで、その内に文章能力不足を嘆きながら書き上げようと思っています。
それにしても、1月は2回しか石碑調査に行けませんでした。2月になれば、もう少し天候も安定することを願って、その分をがんばろうと思っている現在です。
今年も、栃木県内各地へ神出鬼没といきたいのですが‥。年年歳歳、口ばかりで行動力は落ちるのみ。
それもまあ、ジジイになっても趣味として県内各地の石造物に興味を持っているだけでも良いかと、今年も気負わぬ趣味として楽しめたらと願っています。
それよりも何よりも、栃木県内で石造物調査に興味があり、特に石碑の拓本採りや漢文に興味のある若い方の出現をお待ちしています。手荒く？指導しますから、誰か本気になっての趣味に取り組みたい方がいませんかね。
今年の正月も、元旦早々8時からいつものように昨年に手拓した石碑の清書に正月気分も無く取り組んでいます。その前に調査した石碑の清書が終わっていないうちに、新たな石碑を調査してしまうから纏め資料が溜まってしまう悪循環に今年も陥り、日々格闘することになるのでしょうね。それにしても今日の元旦は、風もなく暖かく拓本を取るには絶好の条件。部屋に閉じこもっているのは「モッタイナイナ～」と、そんな馬鹿なことを考えながら、今年最初の石碑巡りはどこにしようか考えている自分に気づき、今更どうしようもない性分に苦笑しています。
