一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

英彦山 ……ぎらりと光るダイヤのような日……

2010年01月24日 | 山岳会時代の山行
H・D・ソローは『森の生活』の中で言っている。 《死ぬ時に、 実は本当には 生きていなかったと 知ることがないように》と。 ドキリとする言葉である。 現代人は、物質主義の中で生きている。 暮らしのほとんどを、 ただ暮らしに必要な物と、 心地よさを追い求めるためだけに費やし、 そのために、 働きづめに働き、 その結果、本当の豊かさとは程遠い生活を余儀なくされている。 最近、茨木のり子の詩集を読 . . . 本文を読む