ヤスさんから、
「10月30日(水)に休みが取れました」
との連絡が入った。
10月14日に悟空さんを招いての花ハイキングをして以来、
ヤスさんはほとんど休みが取れず、山へは行っていなかったとのこと。
山へ行きたくて、ウズウズしていたそうだ。
「できれば紅葉登山をお願いします」
とのことだったので、
美しい紅葉が期待できる、くじゅう・黒岳へ行くことにした。
男池から入り、風穴からの往復するオーソド . . . 本文を読む
この時期になると、
平戸にのみ咲くイトラッキョウに無性に逢いたくなる。
あの小さくて可憐な花が、愛おしくてたまらない。
平戸は遠いというイメージがあるが、
我が家から平戸大橋までは車で1時間ちょっとしかかからないし、
イトラッキョウの咲く佐志岳までは、2時間かからずに行くことができる。
今日は午後から用事があったが、
早朝より動き出せば、昼過ぎには帰って来ることができるだろう。
佐志岳登山口に、 . . . 本文を読む
佐賀県に住んでいて、
それほど不便を感じることはないが、
文化的な環境だけはやはり如何ともしがたく、
舞台、コンサートはもちろん、
映画も、佐賀で上映される作品は少なく、
それだけが不満だ。
いつもいつも福岡まで見に行くことはできないし、
見逃してしまう作品も多々ある。
今年(2013年)6月8日に公開された映画『箱入り息子の恋』も、
そんな作品のひとつであった。
主演の星野源にはそれほど関心がな . . . 本文を読む
「女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1」
というキャッチコピーが話題の、
越谷オサムの人気小説『陽だまりの彼女』の映画化である。
予告編を見たとき、
と思った。
で、小説も読まず、
映画評論家などのレビューも読まず、
ほとんど白紙の状態で見に行った。
それが結果的には良かった。
大いに楽しめたし、感動した。
新人営業マンの奥田浩介(松本潤)は、
仕事先で幼なじみの渡来真緒(上野樹里)と1 . . . 本文を読む
私は、かつて、「からつ勤労者山岳会」(以降「からつ労山」と表記)に所属していた。
6年ほど経験を積ませてもらったが、
次第に単独行が多くなり、
2011年の秋に退会。
以降、シリーズ「麓から登ろう」を続けながら、
「海抜0メートルから登る○○山」や「ゼロ to ゼロ」などを各地の山で行い、
ややマニアックな山行が多くなっていた。
今年になって、30年来の友人・ヤスさんと登ることが増え、
また、オー . . . 本文を読む
悟空さんとは、ネット上では、数年前からの知り合いであったのだが、
まだお会いしたことはなかった。
時折、私のブログにメッセージを頂いていて、
その文面から読み取れる感受性の豊かさにいつも感心していた。
昨年(2012年)の4月16日から18日の3日間、
屋久島で、「海抜0mから海抜0mへ・屋久島単独完全縦走」というのを行った。
その模様は、このブログにレポを書いているが、
レポの最後に、私は次のよ . . . 本文を読む
今年(2013年)7月~9月のTVドラマで、
最も視聴率が良かったのは『半沢直樹』であったが、
私が最も良いと思ったドラマは、
坂元裕二脚本、満島ひかり主演の『Woman』であった。
満島ひかりの演技も素晴らしかったが、
坂元裕二の脚本には舌を巻いた。
同じ坂元裕二の脚本で、
今年(2013年)1月~3月のTVドラマで、
最も面白かったのが、『最高の離婚』。
このドラマには、私の好きな真木よ . . . 本文を読む
ネイチャー佐賀主催の八幡岳自然観察会に初めて参加したのは、
2007年10月7日であった。
当時は、Hさん夫妻が担当されていていた。
この初参加以降、
年に2回(春と秋)開催されるこの観察会に、
私は都合のつく限り参加してきた。
「毎年、咲いている花は同じなんだし、1回行けば十分なんじゃないの?」
と言う人がいるかもしれない。
だが、それは違う。
観察会が行われる時期は毎年ほぼ同じだが、
その年そ . . . 本文を読む
リメイク作品は難しい。
これまでにも名作のリメイク作品が何度も現れたが、
そのほとんどは失敗に終わっている。
作品そのものはそれほど悪くなくても、
名作であるオリジナル作品と比較され、
失笑される。
リメイク作品の悲惨な運命だ。
だから、自分の名を汚したくない映画監督は、
リメイク作品には手を出さない。(笑)
李相日監督作品『許されざる者』は、
第65回アカデミー賞で作品賞など4部門に輝いた19 . . . 本文を読む