問題作である。
いろんな意味で問題作である。
評価は、真っ二つに分かれている。
そのことに関しては後から述べるとして、
まずは、この作品の概要から記すことにしよう。
監督は、日本映画界の鬼才・園 子温(その しおん)
1961年12月18日生まれの50歳。
ここ数年、
『愛のむきだし』(2008年)
『冷たい熱帯魚』(2011年)
『恋の罪』(2011年)
と話題作を連発。
これまでは強烈な個性 . . . 本文を読む
極めて低予算で制作されたインディペンデント映画であるにもかかわらず、
サンダンス映画祭(ドラマ部門)で、
グランプリを受賞し、
第83回アカデミー賞では、
作品賞、
脚色賞(デブラ・グラニク、アン・ロゼリーニ)、
主演女優賞(ジェニファー・ローレンス)、
助演男優賞(ジョン・ホークス)
にノミネートされた秀作である。
とても見たかった作品なのだが、
日本では昨年(2011年)の10月29日に公開さ . . . 本文を読む
一週間前くらいに平六さんからメールがあった。
まだ英彦山に登ったことのない平六さんを、
豊津の信ちゃん・俊ちゃんが、案内して下さるとのこと。
タクさんも一緒にいかがですか……
というものであった。
英彦山には、ちょうど二年前に登って、霧氷を楽しんでいる。
くじゅうや雲仙の霧氷は灌木に霧氷ができるけれど、
英彦山は喬木に霧氷ができる。
見上げる白い霧氷が青空に映えて、とても美しかったのを記憶している . . . 本文を読む
私がブログ「一日の王」を開設したのは、2007年10月だった。
(それ以前の記事もあるが、それは後から付け加えたもの)
ブログをスタートさせて間もない2007年11月8日に、私は、
映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』(2007年11月3日公開)のレビュー(←クリック)を書いている。
レビューというにはお恥ずかしいほどの拙い文章であったが、
それから7ヶ月後の2008年6月14日に、コメントが入 . . . 本文を読む
雨の日にまさか山に登ってはいないだろう……
と思ったあなた、
「甘い!」
今日も雨に濡れながらしっかり歩いてきました。(爆)
佐世保に生まれ、
佐世保で育った私であるが、
18歳で上京して以来、
ずっと、佐世保以外の場所で生活してきた。
だから、佐世保の山は、
小学、中学、高校時代に遠足などで登った一部の山(烏帽子岳や隠居岳など)を除けば、ほとんど登っていない。
佐世保近郊には高い山はないけれど . . . 本文を読む
2012年になって、もう17日が過ぎた。
50歳を過ぎてからは、
一日が、
まるで、
新幹線の車窓から見る風景のように、
素晴らしいスピードで後方へ飛び去っていく。(笑)
いやはや……
今年もアッと言う間に年末になるような気がする。(爆)
昨年(といってもまだ半月ちょっと前のことだが……)の大晦日、
あなたは何をしていただろうか?
12月29日前後に仕事納めをし、
大晦日はのんびり家で過ごしてい . . . 本文を読む
1月13日(金)、
仕事をしていると、ケータイのメール着信音が鳴った。
肉まんさんからであった。
《いーさんからお誘いがあり、15日(日)に海抜0mから別府の高崎山に登ります。車にあと2名乗れます。よかったら平六さんといかがですか?》
「海抜0m」という文字に過敏に反応する。
「麓から登山家」(笑)としての私の血が騒ぎ出す。
15日といったら2日後ではないか!
こうしてはいられない。(爆)
平 . . . 本文を読む
約20年前、友人とふたりで岸岳(320m)に登ったことがある。
その頃はまだ山に興味はなく、
たまたま近くに来たついでに、興味本位で登ったのだった。
今にも泣き出しそうな空の下、
薄暗い登山道は、正直、気味が悪かった。
「なんだか恐い所だね」
と囁き合い、
早々に退散したのだった。(笑)
後で聞いた話では、
地元で語り継がれている「岸岳末孫」(きしだけばっそん)なる言葉もあり、
心霊スポットとして . . . 本文を読む
2012年が始まった。
毎年のことながら、年末年始は仕事をしていて、
今日(1月3日)が、今年初めての休み。
そう、私にとって、「登り初め」の日だ。
登り初めは「くじゅう」でと、
平六さんと話し合って決めていた。
私はいつも自宅から近い佐賀県内の低山を主体に登っているので、
登り初めの日くらいは、ちょっと派手に「くじゅう」へ……(笑)
牧ノ戸登山口から歩き始め、
久住山に登った後、
中岳へ向 . . . 本文を読む