本当の映画好きは、ハリウッド超大作より、ミニシアター系の繊細な作品を愛する。
本当の文学好きは、ベストセラー小説より、あまり知られていない小さな物語を愛する。
そして、本当の山好きは、誰もが行く有名山よりも、裏山・里山のような低山を愛する。
……これは、私がこれまで映画を見、本を読み、山を歩いてきて辿り着いた、ひとつの真実。
フクジュソウだ、ミヤマキリシマだ、紅葉だ、霧氷だと、一年中、有名な山ば . . . 本文を読む
小西真奈美を初めて見たのは(とは言っても、もちろんTVでなんだけれども……)、
2002年(平成14年)の4月から6月までフジテレビ系で放送された、火曜9時枠の連続ドラマ『整形美人。』においてであった。
その前にも、NHKの『ちゅらさん』や、日本テレビの『新・星の金貨』などにも出演していたらしいが、私は知らなかった。(というかドラマそのものを見ていない)
『整形美人。』は米倉涼子が主演で、椎名桔平 . . . 本文を読む
国東半島の周辺には、低山ながらも険しい岩峰の連なりがいくつもある。
3年前の2007年12月に、からつ労山の月例山行で、鋸山の異名をもつ田原山に登った時、その近くにある中山仙境にもぜひ登りたいと思った。
佐賀勤労者山岳会が編んだ『SAGAの山あるき。』(佐賀新聞社)では、佐賀県内の57座の山を紹介した後に、なぜか県外の山を4座だけ採り上げている。
小岱山、九千部山、三俣山、そして中山仙境である。
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今日も、佐世保に行く前に、山を歩こう。
午前中の短い時間の登山なので、また天山にしようかとも思ったが、自宅からもっと近い鬼ノ鼻山には最近登っていなかったので、鬼ノ鼻山に行くことにする。
鬼ノ鼻山山頂から聖岳山頂までもそれほど時間がかからないので、往復縦走して里山の秋を存分に楽しもうと思う。
天ヶ瀬ダムから歩き出す。
この天ヶ瀬ダムから見る天山は、いつ見ても素敵だ。
ダムの周辺に、スミレの群生地 . . . 本文を読む
金曜日の夜から、長女が子供を連れて遊びに来ていた。
孫ももう2歳半になった。
よく喋るし、元気よく走り回る。
「ジイジ、ジイジ」
と私に一緒に遊ぶことをせがむ。
他人に「ジジイ」と言われれば腹が立つが、孫に「ジイジ」と言われると嬉しいのだから勝手なものだ。
48歳の配偶者も、「バアバ」と呼ばれて喜んでいる。
ということこで、ジイジは孫と遊ぶことになり、本日の登山はお休み。
今日は、孫と日がな一 . . . 本文を読む
今日は朝から雨が降っていた。
雨の日の登山を厭わない私だが、紅葉を見るにはやはり晴れた日の方が好い。
里山歩きとて、どんよりと暗い山より、明るく色彩に富んだ山の方が気持ちが好いに決まっている。
今日は登山を諦め、早朝より、山積している用事を片付けることにする。
〈今日のブログは、久しぶりにブックレビューでも書くことにするか……〉
と、ひとりごちながら家を出る。
帰宅したのは午後2時を回っていた。
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11月の第一日曜日登山の行き先を考えていた時、
アキさんから、
「紅葉狩りを期待!」
とのメールが……
くじゅうなど、標高の高い山域はもうすでに紅葉は終わっている。
里山などの低山は、まだこれから……といった感じ。
さて、どこにするか?
その時、ふと、「由布岳」のことが思い浮かんだ。
〈あの自然観察路を通って日向岳へ向かうコースは、今が絶好の紅葉狩りの時期ではないだろうか……〉
くじゅう山群などの . . . 本文を読む
今年はどの山域も紅葉がいまいち冴えない。
おまけに紅葉ピークの各週末が雨や風に苛まれ、紅葉を満喫した人は少ないのではないだろうか……
いろんな人のHPやブログを見ても、満足した様子が見られない。
不満の色が窺える。
まあ、そんな年もあるということだ。
秋の山の楽しみは、紅葉だけではない。
高い空、
澄んだ空気、
柔らかな日差し、
心地よい風……
晩秋に向かうこれからは、紅葉にこだわるまい。
(と言 . . . 本文を読む