一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

暑さに対する耐性を得るための里山歩き ……色々な夏の山野草にも出逢えたよ……

2024年07月30日 | 近くの里山
気温35℃を超える猛暑日が続いている。 高齢者は温度に対する感覚が弱くなるため、 室内でも熱中症にかかりやすいといわれている。 通常、脳が暑いと判断すると、体は自律的に皮膚の血流量や汗の量を増やして、 体内の熱を周囲に逃がそうとする。 しかし、老化が進むと、これらの増加の開始が遅れ、 体温上昇に伴う増加の割合も小さくなる。 そのため、高齢者は若者に比べて体の熱を周囲に逃がす熱放散能力が低く、 . . . 本文を読む

ひがしよか納涼ふれあい寄席「桂二葉独演会」 ……上方落語のプリンセス……

2024年07月28日 | 特別企画「逢いたい人に逢いに行く」
「逢いたい人に逢いに行く」という特別企画の第41回目は、 女性落語家の桂二葉。 ひがしよか納涼ふれあい寄席は、今年でちょうど10回目。 昨年の第9回は、女性落語家の蝶花楼桃花で、 「蝶花楼桃花 独演会」 ……女流落語の歴史を変える“寄席のプリンセス”…… とのタイトルでレビューを書いたのだが、(コチラを参照) レビューを書くために女性落語家について調べているときに、 上方の女性落語家・桂二 . . . 本文を読む

一人読書会➀『オリンポスの果実』(田中英光) ……ラスト一行が切なすぎる……

2024年07月27日 | 一人読書会
還暦は「暦が還る」という意味がある。 昔の日本では、 古代中国の陰陽五行思想に由来した「十干十二支」と呼ばれる暦を使用していて、 十干十二支には、 十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)と、 十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)を組み合わせた60通りの分類があった。 すべての組み合わせが一巡するのに60年を要し、61年目に最初の組み合わせに戻る。 本卦還りとも呼ばれ . . . 本文を読む

日曜日の朝の楽しみ『小さな旅』 ……岩崎宏美が歌うテーマ曲に魅了される……

2024年07月25日 | 人生の一日
私には(何も用事がない)日曜日の朝はルーティーンがあって、 6:30~7:00『遠くへ行きたい』(読売テレビ・日本テレビ系)FBS福岡放送 7:00~7:30『ボクらの時代』(フジテレビ系)STSサガテレビ 7:45~8:00『さわやか自然百景』(NHK) 8:00~8:25『小さな旅』(NHK) という順にTVを観ている。(朝食を摂りながら、珈琲を飲みながら) (『遠くへ行きたい』に関し . . . 本文を読む

マツムシソウ、シギンカラマツが咲き始めた天山 ……朝駆けするも、霧の中……

2024年07月22日 | 天山・彦岳
7月22日(月) もうそろそろ梅雨明けするのではないかと思い、 (実際、気象庁は7月22日に、「九州北部地方が梅雨明けしたとみられる」と発表した) 天山に朝駆けすることにした。 自宅を出るときには星が見えていたので、 〈久しぶりに御来光が拝めるぞ!〉 と期待したのだが、 天川集落を過ぎた辺りから霧の中に突入し、数メートル先も見えないほどであった。 運転に注意しながら、天川登山口駐車場に到着 . . . 本文を読む

エッセイスト・山本ふみこさんの「あさってより先は、見ない」という考えに共感。

2024年07月20日 | 人生の一日
先日(7月12日)、常盤貴子さんが司会をしている、 「いろどりハピネス わたしらしく心地よい暮らし」(NHK・Eテレ)という番組を観た。 〈自分らしく心地よく暮らしたい!〉 そんな思いを抱く人は多いのではないだろうか…… その一歩をどうやって踏み出せばいいのか? それを実現させた女性を紹介し、 彩りある豊かな人生へのヒントを届ける番組で、 今回は、「この先の暮らし」をどう楽しみたいか考え、 . . . 本文を読む

八幡岳 ……咲き始めたオオキツネノカミソリやヒナノウスツボを楽しむ……

2024年07月18日 | 八幡岳・女山(船山)・眉山
7月17日(水) もうそろそろ八幡岳のオオキツネノカミソリが咲き始めている頃だと思い、 八幡岳に行ってみることにした。 いつものように八幡岳の中腹にある大平展望所から“蕨野の棚田”を眺める。 (1ヶ月半前の)田植えしたばかりで水が目立っていた棚田は、(6月2日撮影) いつの間にか緑一色の棚田となっていた。(7月17日撮影) “池高原”に到着。 いつもの場所パチリ。 八幡岳の山頂 . . . 本文を読む

『長い読書』(島田潤一郎) ……本を読み続けることでなにを得られるのか……

2024年07月16日 | 読書・音楽・美術・その他芸術
※PCでご覧の方で、文字が小さく感じられる方は、左サイドバーの「文字サイズ変更」の「大」をクリックしてお読み下さい。 図書館の新着コーナーで見かけ、 タイトルに魅かれて手に取った、 島田潤一郎著『長い読書』(みすず書房/2024年4月16日刊)。 裏表紙にはこう記してあった。 「本を読みなさい。 ぼくのまわりに、そんなことをいう人はいなかった。」 小説を読みはじめた子ども時代、音楽 . . . 本文を読む

近くの里山 ……オオバノトンボソウ、カキラン、タマゴタケ、ミソハギ等々……

2024年07月12日 | 近くの里山
梅雨のこの時期は読書をして過ごすことが多いのだが、 雨が止んでいると、やはり山歩きをしたくなる。 今日も“近くの里山”へ出かけた。 タマゴタケがたくさん顔を出していた。 鮮美な色調を有することから、日本では有毒キノコのように誤解されがちだが、 実は無毒であり優秀な食用キノコとして人気がある。 (毒キノコのベニテングタケやタマゴタケモドキと間違えないように……) タマゴタケはキノ . . . 本文を読む

天山 ……ハンカイソウ、カワラナデシコ、マイサギソウ、カキラン、ノギラン……

2024年07月10日 | 天山・彦岳
7月9日(火) 梅雨の晴れ間に、天山へ。 もうそろそろハンカイソウが咲く頃だと思い、 “ハンカイソウの小径”のある上宮ルートで登ることにした。 出発。 上宮の池の前を通過。 鯉が寄ってきたが、 エサになるものを持っていなかった。 「ゴメン!」 ゆっくり登って行く。 アキノタムラソウが咲いている。 ここを登った先に、 ハンカイソウが咲いていた。 “ハンカイソウ . . . 本文を読む