一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

映画『先生! 、、、好きになってもいいですか?』 ……広瀬すずに逢いたくて……

2017年10月31日 | 映画
一昨年、 『海街diary』(2015年6月13日公開)で、 広瀬すずの素晴らしい演技に出逢って感動し、 〈彼女の出演作はすべて見よう〉 と決意した。 以降、 『ちはやふる -上の句-』(2016年3月19日公開) 『ちはやふる -下の句-』(2016年4月29日公開) 『四月は君の嘘』(2016年9月10日公開) 『怒り』(2016年9月17日公開) 『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米 . . . 本文を読む

映画『彼女がその名を知らない鳥たち』 ……蒼井優の繊細な表現力に魅了される……

2017年10月30日 | 映画
蒼井優の主演作は意外に少なく、 『花とアリス』(2004年)主演・有栖川徹子 役 『ニライカナイからの手紙』(2005年)主演・安里風希 役 『百万円と苦虫女』(2008年)主演・佐藤鈴子 役 『洋菓子店コアンドル』(2011年)主演・臼場なつめ 役 『アズミ・ハルコは行方不明』(2016年)主演・安曇春子 役 など、十指にも満たない。 だが、主演ではないものの、 主演作と思われるほど存在感の . . . 本文を読む

映画『ミックス。』 ……新垣結衣、広末涼子、蒼井優など、魅力的な女優が勢揃い……

2017年10月29日 | 映画
卓球の男女混合(ミックス)ダブルスを通じて、 小さな“奇跡”を起こす、恋と人生の再生物語『ミックス。』 この手の映画は、ほとんどが漫画を原作としているので、 〈今度は誰の漫画を映画化したのだろう……〉 と思っていたら、 なんと、古沢良太によるオリジナル脚本なのであった。 古沢良太といえば、 映画『キサラギ』(2007年) 映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ(2005年、2007年、 . . . 本文を読む

天山 ……ムラサキセンブリやリンドウなど、秋の花の“最後の宴”を楽しむ……

2017年10月26日 | 天山・彦岳
10月25日(水) 天山の秋の花も終盤を迎えている。 今日あたりが“最後の宴”ではないかと考えて、 秋の花の見納めのために天山へ向かった。 上宮登山口より登り始める。 池の前を通過。 ゆっくり登って行く。 登山道沿いの草がきれいに刈り取られている。 あめ山への道も……と期待して、 あめ山分岐を左折したが、 この道は草刈りはなされていなかった。(笑) でも、こういう道も . . . 本文を読む

映画『あゝ、荒野』(後篇)…肉体と肉体をぶつけ合い心を通じ合わせてゆく傑作…

2017年10月25日 | 映画
映画『あゝ、荒野』の原作は、 かつての激動の時代に、演劇、映画、文学とマルチに活躍した寺山修司(1935~1983)。 彼が遺した唯一の長編小説『あゝ、荒野』は、 1960年代の新宿を舞台に、 少年院に入り、早すぎた人生の挫折を味わった新次と、 吃音と赤面対人恐怖症に悩む“バリカン”こと建二が、 それぞれの思いを胸に、 裏通りのさびれたボクシング・ジムで運命の出会いを果たし、 もがきながらもボ . . . 本文を読む

映画『ナラタージュ』 ……壊れるくらい人を好きになったことがありますか?……

2017年10月22日 | 映画
この映画『ナラタージュ』は、 『恋と嘘』を見た同じ日に、同じ映画館で見た。 『恋と嘘』には、森川葵、 『ナラタージュ』には、有村架純と坂口健太郎が出演しており、 自動的に、この三人が出ていたTVドラマ、 『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』つながりになった。 (そういえば、10月8日(日)の「ボクらの時代」で、有村架純と坂口健太郎と森川葵の三人が出演していて、この回はとても興味深 . . . 本文を読む

映画『恋と嘘』 ……憑依系女優と呼ばれている森川葵に逢いたくて……

2017年10月20日 | 映画
森川葵という女優を初めて強く感知したのは、 フジテレビ系のTVドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(2016年1月18日~3月21日)においてであった。 それぞれに辛い過去を背負っているにも関わらず、 明るく前向きに生きようとする主人公の音(有村架純)と練(高良健吾)の二人を中心としながら、 彼らを取り巻く四人の男女(西島隆弘、高畑充希、森川葵、坂口健太郎)の想いが、 . . . 本文を読む

映画『パターソン』 ……一見代わり映えしない毎日が、これほど愛おしいとは……

2017年10月16日 | 映画
私は“詩”が好きだ。 読むのも好きだし、書くのも好きだ。 でも、誰かに、 「詩が好きなんだ」とか、 「詩を書いているんだ」とか言うことはほとんどない。 匿名性の強いブログなどでは公言できても、 直に対面した人には(何かのきっかけがない限りは)自分から言うことはない。 なぜなら、“詩”には、小説などと違って、 客観性よりも主観性が、より重要視されるような気がするからだ。 読んでいる“詩”や、 書 . . . 本文を読む

映画『あゝ、荒野』(前篇) ……菅田将暉と木下あかりの演技が秀逸な傑作……

2017年10月13日 | 映画
映画『あゝ、荒野』の原作者は、 かつての激動の時代に、演劇、映画、文学とマルチに活躍した寺山修司(1935~1983)。 彼が遺した唯一の長編小説『あゝ、荒野』は、 1960年代の新宿を舞台に、 少年院に入り、早すぎた人生の挫折を味わった新次と、 吃音と赤面対人恐怖症に悩む“バリカン”こと建二が、 それぞれの思いを胸に、 裏通りのさびれたボクシング・ジムで運命の出会いを果たし、 もがきながらも . . . 本文を読む

作礼山 ……ナメラダイモンジソウやキッコウハグマに逢いたくて……

2017年10月11日 | 作礼山
今年も、天山や、八幡岳で、秋の花を楽しんだ。 次は、作礼山だ。 作礼山も、天山や八幡岳に負けないほどの花が咲く。 天山ほど有名ではない作礼山は、 平日ということもあってか、登山者は誰もいなかった。 ゆっくり歩いて行く。 まずは東峰へ。 天山を眺めるが、それほど視界は良くない。 西峰への道も美しい。 西峰(作礼山山頂)に到着。 ここから眺める唐津湾も、ぼんやりとしか . . . 本文を読む