世はGWに突入したけれど、
忙しい私は、長期の休暇は望むべくもなく、
今日は半日だけの山歩き。
半日だけでも歩けるだけで有り難い。
近場の登吾留山にはヤマシャクヤクが咲いている頃だ。
山ヤの皆さんは遠出をしている筈だから、静かな山が楽しめるに違いない。
登山口に着いてみると、車は1台のみ。
「ラッキー」
天気も申し分なし。
準備をし、軽くストレッチ。
ゆっくり歩き出す。
スミレの大群落に出逢う。 . . . 本文を読む
アウトドア関係の雑誌では、私は現在、
『山と溪谷』
『PEAKS』
『BE-PAL』
『フィールド・ライフ』(年4回)
を定期購読している。
これらの雑誌によく登場するのが、鈴木みきさんだ。
モデルとして、
ねんど人形作家として、
イラストレーターとして、
ライターとして、
その活躍はめざましいものがある。
鈴木みき。
1972年生まれ。
24歳のとき、カナダ旅行をキッカケに山にハマり、
登 . . . 本文を読む
昨年の8月15日に、
リーフさん、ビスターリさん、平六さん、タクの4名で、平尾台へ行った。
キキョウやノヒメユリ、ヒオウギなど多くの花に出逢うことができた。
この時、リーフさんから、
「春も素晴らしいんです。たくさんの花が咲きますよ」
と教えて頂いた。
できるものなら来年の春にもまた行きたいものだと思っていたら、
嬉しいことにまたお声をかけて頂いた。
こうして同じメンバーでの2度目の平尾台行きが実 . . . 本文を読む
シリーズ第3弾は、八幡岳。
八幡岳は山頂まで車道が延びているので、歩いて登ろうという人は少ない。
登山者であっても、池高原の駐車場に車を駐めて山頂を目指す人がほとんどだ。
麓から登ろうという人は、ごく稀だ。
私の場合、3年前に「眉山・八幡岳・船山(女山)」の三山縦走をしているので、川内峠からは当然登っている。
蕨野にある物産直売所の駐車場からも3度ほど登っている。
今年も2月13日に長崎組・福岡組 . . . 本文を読む
高校を卒業してから上京し、大学時代を含めて、東京に9年間いた。
神保町には足繁く通い、少なからぬ思い出が残っている。
その神保町を舞台にした映画『森崎書店の日々』をやっと見ることができた。
昨年(2010年)10月に公開された作品であるが、
九州ではなかなか見ることができなかった。
今年になって、
福岡のソラリアシネマで2月5日から、
長崎の長崎セントラル劇場で3月26日から、
佐賀のシアター・シ . . . 本文を読む
「美」は、時と共に流れ去る。
「世」が無常であれば、「美」もまた無常である。
一所に留まることはできない。
人そのものの「美」も、
人が創造する「美」も、
時が奪い去ってしまい、
やがて消える。
それが「美」の宿命といえるだろう。
残酷…‥であるが故に、尊い。
ここに、
時と共に消え去ろうとする「美」を記録に残そうとする男がいる。
その名は、周防正行。
『Shall we ダンス?』や『それでも . . . 本文を読む
今日は他にすることがあったのだが、
あまりに天気が良かったので、
つい、ふらふらと山へ出かけてしまった。(笑)
行き先はオキナグサの咲く登吾留山。
今年は、春の花は、開花が遅れ気味だが、
4月も中旬となり、どの花も咲き揃ってきた。
オキナグサも咲いているに違いない。
里は菜の花が眩いほどに咲き誇っている。
こういう里の風景も大好きだ。
登山道も気持ちが好い。
森の匂いがする。
新 . . . 本文を読む
早くもシリーズ「麓から登ろう!」第2弾。(笑)
今回は、天山(1046m)。
佐賀県を代表する山である。
天山には、麓から何度か登っている。
いずれも岸川ルートだった。
さて、今回は、どこから登るか?
天山山頂直下まで車道が延びていなかった頃は、
鉄道の小城駅から歩き出して、
山頂を目指していたらしい。
ならば私も、
昔の人に倣って、小城駅から歩いてみたい。
岸川ルートは、麓から歩くと3時間~3時 . . . 本文を読む
星野道夫の『旅をする木』(文春文庫)を読んでいるときだった。
昔、電車から夕暮れの町をぼんやり眺めているとき、開けはなたれた家の窓から、夕食の時間なのか、ふっと家族の団欒が目に入ることがあった。そんなとき、窓の明かりが過ぎ去ってゆくまで見つめたものだった。そして胸が締めつけられるような思いがこみ上げてくるのである。あれはいったい何だったのだろう。見知らぬ人々が、ぼくの知らない人生を送っている不思 . . . 本文を読む
「佐賀県の山は、どの山もどうして山頂近くまで車道が通じているのですか?」と、
他県からやってきた登山者によく訊かれる。
なんと答えたらよいものかと苦慮していると、
「ようするに、県のお金が有り余っているんじゃないの?」
と皮肉られる始末。
いやはや、困ったことではある。
山頂まで、あるいは山頂直下まで車道が延びている佐賀県の山は、
背振山、天山、八幡岳、作礼山、九千部山、基山、鬼ノ鼻山、聖岳、犬 . . . 本文を読む