一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

桜山(佐賀県武雄市) ……真っ赤な紅葉の山で、私は爪の先まで赤く染まった……

2024年12月11日 | その他・佐賀県の山
武雄市に行く用事があったので、 ついでに桜山に登ってきた。 先日(11月25日)桜山に来たときには、 ある程度(紅葉を)楽しむことができたけれど、 紅葉の真っ盛りには程遠かった。(コチラを参照) はたして今日は…… 武雄温泉の楼門の脇から山へ入って行く。 まだツワブキの花が咲いていた。 おっ、木々の葉が程よく染まっているようだ。 先日は比べものにならないほどの色づきだ。 嬉し . . . 本文を読む

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦 ……対戦8組目「銀座」対決……

2024年12月10日 | 私自身のための「一日の王」紅白歌合戦
私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦の、 対戦8組目は、「銀座」対決。(これまでの対戦はコチラから) 紅組は、和泉雅子・山内賢「二人の銀座」。 白組は、黒沢明とロス・プリモス「たそがれの銀座」。 「二人の銀座」は、 ザ・ベンチャーズが作曲し発売したシングル曲(1966年7月発売)であるが、 元々のタイトルは「GINZA LIGHTS」(銀座の灯り)で、 ベンチャーズが、銀 . . . 本文を読む

朝駆け「天山」 ……荘厳なる御来光や、自然が創り出す雪や氷の芸術を楽しむ……

2024年12月09日 | 天山・彦岳
12月9日(月) 今日は午後から用事があったこともあって、天山へ朝駆けした。 朝起きて、空を見ると、曇っていて星が見えなかったので、 〈御来光は無理だろう……〉 と思って、ゆっくり家を出たら、 天川登山口へ着くと、東の空が明るくなり始めていて、 〈もしかしたら御来光が拝めるかもしれない……〉 と思い、すぐに準備をして、駆け上がった。(笑) 途中、登山道脇などに雪なども見えたが、 〈写真は . . . 本文を読む

映画『雨の中の慾情』……あいみょん激推しの(台湾ロケの)片山慎三監督作品……

2024年12月08日 | 映画
本作を見たいと思った理由は、唯ひとつ。 片山慎三監督作品であるから。 片山慎三監督の長編映画デビュー作『岬の兄妹』(2019年3月1日公開)は、 公開時、佐賀での上映館はなく、福岡まで見に行った。 それまで片山慎三監督のことはまったく知らなかったのだけれど、 「ポン・ジュノ監督の助監督として研鑽を積んだ」という一点で、信頼できると思った。 その辺りのことを『岬の兄妹』のレビューで書いている . . . 本文を読む

鬼ノ鼻山~聖岳 …サザンカやシマカンギクの花、そして紅葉も楽しめた縦走路…

2024年12月07日 | 鬼ノ鼻山・聖岳
12月7日(土) 鬼ノ鼻山と聖岳を結ぶ縦走路に、そろそろサザンカの花が咲く頃だと思い、 行ってみることにした。 天ケ瀬ダムより天山を眺める。 いいね~ いつものように“憩いの森”からとりつく。 遊歩道をゆっくり登って行く。 ここは満開のときにはサザンカの赤い花のトンネルになるのだが、 まだ咲き始めたばかりのようだ。 振り返ってみる。 トンネルを抜けると、紅葉が見 . . . 本文を読む

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦 …対戦7組目「恋の〇〇」対決…

2024年12月06日 | 私自身のための「一日の王」紅白歌合戦
私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦の、 対戦7組目は、「恋の〇〇」対決。(これまでの対戦はコチラから) 紅組は、伊東ゆかり「恋のしずく」。 白組は、安全地帯「恋の予感」。 現在の私が懐かしく思い出し、聴きたいのは、 私が小学校高学年から中学時代の1960年代後半(昭和40年代前半)の曲が多く、 いしだあゆみ、中村晃子、黛ジュン、小川知子、森山良子、伊東ゆかり、由紀さおり、 . . . 本文を読む

一人読書会⑦『ロリータ』(ナボコフ) ……「世界文学の最高傑作」のひとつ……

2024年12月05日 | 一人読書会
一人読書会の第7回は、 ウラジーミル・ナボコフの『ロリータ』。(今回のテキストは新潮文庫の若島正訳) 『ロリータ』(Lolita) は、 ロシア生まれのアメリカ合衆国の作家、ウラジーミル・ナボコフの小説で、 1940年に渡米したナボコフは、 教職のかたわら、この作品を1948年から書き始め、1953年には完成させている。 しかし、性的に倒錯した主題を扱っていること、難解な内容であること . . . 本文を読む

天山燃ゆ ……紅葉の森の中を通る“私の山歩道”で、極上の煌葉を堪能する……

2024年12月04日 | 天山・彦岳
今日も、天山。 山頂は目指さず、 幾つかある“私の山歩道”の中でも、 極上の紅葉を見ることができるコースを歩いてみる。 いきなり、素晴らしい紅葉が目に飛び込んできた。 黄葉、 そして紅葉。 黄葉と紅葉の混合。 紅葉の森を、 彷徨い歩く。 目が痛くなるほどの強烈な色彩。 クラクラする。 こちらは黄金色の葉が主体の森。 素晴らしい。 様々な色の組み合わ . . . 本文を読む

まだ秋が終わらない天山 ……アケボノソウ、リンドウ、ヤマラッキョウの花……

2024年12月03日 | 天山・彦岳
12月3日(火) 今日は朝から霧が出ていた。 昔から言われている有名な諺に「朝霧は晴れ」というものがある。 朝のうち霧が出ていると、昼間は晴れてくるという経験則だ。 〈今日は晴天になるに違いない……〉 そう思い、いそいそと天山に向かったのだった。(笑) いつも天川登山口から登っているので、 今日は上宮登山口から登ろうと思う。 前回、上宮登山口から登ったのは10月25日なので、そう久しぶりで . . . 本文を読む

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦 ……対戦6組目「高原」対決……

2024年12月02日 | 私自身のための「一日の王」紅白歌合戦
私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦の、 対戦6組目は、「高原」対決。(これまでの対戦はコチラから) 紅組は、芹洋子「坊がつる讃歌」。 白組は、舟木一夫「高原のお嬢さん」。 堀辰雄の小説や、立原道造の詩を読んでいた十代の頃から、 私には「高原」への憧れがあった。 山歩きをするようになったのも、「高原」への憧れが強く作用していたように思われる。 くじゅうへ行くようになって、 . . . 本文を読む