今日は、夏山の訓練も兼ねて、
天山~彦岳の往復縦走をすることにした。
ザックはどれにしようと悩んでいると、
「たまには俺も連れてってくれよ~」
とカスケードくんが言う。
で、久しぶりにカスケードくんを背負って歩くことにした。
上宮登山口~天山~七曲峠~彦岳~七曲峠~天山~上宮登山口
と歩く予定。
上宮登山口駐車場から佐賀平野を眺める。
平野が水に浸かっているように見えるが、全部が水田。
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1979年(昭和54年)、
『マッドマックス』を初めて見たときの驚きは忘れられない。
車自体が一つのキャラクターであるかのように独特の存在感を持っている映画を見るのは、
初めての経験であったからだ。
特殊警察所属のマックスが、
凶悪犯罪を繰り返す暴走族に妻子を殺され、
復讐の鬼と化す……
低予算で制作されたB級アクション映画にもかかわらず、
「撮影中にスタントマンが死んだ」
なんて噂が先行していた . . . 本文を読む
シリーズ「麓から登ろう!」なんていう地味な企画、(笑)
はたして読んでくれる人がいるのだろうか……なんて思っていたが、
回を重ねる毎に読者も増えてきて、
メッセージもたくさん戴くようになり、
案外、人気のシリーズになりつつある。(自画自賛)
シリーズ「麓から登ろう!」を始めたのは2011年からであるが、
実は、そのずっと前から、麓から登ることはやっていた。
たとえば、今や伝説となった(ほんまかい . . . 本文を読む
今日は、ヤスさんとの山歩きの日。
本来は、九千部岳でヤマボウシを楽しむ筈だったのだが、
ネット仲間の情報によると、
今年はヤマボウシも裏年のようで、
しかも今日の天気もイマイチで、ガスっている可能性が高い……
ということで、行先変更。
「オオヤマレンゲを見たい」
というヤスさんのリクエストにより、
くじゅうの「猟師山・合頭山」へ行くことにした。
私が前回「猟師山・合頭山」を訪れたのは、
調べてみる . . . 本文を読む
私の尊敬する川本三郎氏は、
映画評論家であり、
文芸評論家であり、
エッセイストであり、
翻訳家でもあるのだが、
なんと、漫画にも造詣が深くて、
多くの媒体に評論を寄稿されている。
2012年に刊行された『時には漫画の話を』(小学館)は、
そんな漫画評論40数編をまとめた本なのであるが、
この著書では、
現代の「若草物語」――吉田秋生『海街diary~蝉時雨のやむ頃』
と題した評論を、冒頭 . . . 本文を読む
本来なら土曜日はいつも仕事をしているのだが、
今日(6月13日)は、ある事情で、休みとなり、
(午後からは用事があったので)午前中に山へ行くことにした。
短時間しか歩けないが、
夏山に備えて、負荷のかかる山歩きをしたいと思った。
そこで思いついたのが、黒髪山系。
竜門から青螺山へ登り、見返峠へ下りてくる周回ルートを歩くことにした。
○○○○ランは終盤を迎えているが、
○○○○ランより少し遅れて咲く . . . 本文を読む
原田眞人監督作品である。
私はどうも原田眞人監督作品と相性が良くない。(笑)
これまでいくつかの作品を見てきたが、
傑作と思える作品には出合っていない。
映画『わが母の記』のレビューを書いたときも、
私は次のように記している。
そう、作品そのものについては、
杞憂が現実となってしまったのだ。
俳優陣の個々の演技はまことにもって素晴らしいのだが、
ひとつの作品として見た場合、
感動の薄い、まとまり . . . 本文を読む
唐津線の相知駅から作礼山に登ったのは、
2011年05月15日のことだった。
もう4年前のことになる。
その相知駅から、
いつの日か、八幡岳にも登ってみたいと思っていた。
今日は、午後から、孫たちが遊びに来ることになっている。
午前中に登れる山を考えていたら、
八幡岳が頭に浮かんだ。
今はイチヤクソウが咲き始めている頃だ。
八幡岳は山頂まで車道が通じている山だが、
麓から登ればかなりの時間を要す . . . 本文を読む
ヤングマガジン(講談社)にて、
連載直後から熱狂的な人気を誇り、
全38巻で完結した和久井健の伝説的コミック『新宿スワン』が原作で、
新宿の歌舞伎町を舞台に、
女性たちに水商売を斡旋するスカウトマンたちの熾烈な抗争と、
頂点へと成り上がろうとする熱き男たちのロマンを描いた物語である。
この手の映画はそれほど好きではないのだが、
監督が、『冷たい熱帯魚』『ヒミズ』の園子温で、
主演が、『そこのみに . . . 本文を読む